第44回 歴博映画の会「宮本馨太郎のアチック映画作品-台湾高雄・パイワン族の記録-」
開催要項
日程
2025年1月18日(土) 13:30~15:30
場所
国立歴史民俗博物館 講堂
定員
240名(定員は予告なく変更する場合があります)
参加費
無料(事前申込不要・当日先着受付)
主催
国立歴史民俗博物館
協力
国立歴史民俗博物館友の会
上映作品
『台湾高雄州潮州郡下 パイワン族の採訪記録』(1937年、撮影:宮本馨太郎、アチックミューゼアム作品、約47分、サイレント) *『甦る民俗映像』2016年、岩波書店、所収
内容
この映像資料は、日本統治下の台湾で、1937(昭和12)年3月26日~4月6日にかけて、宮本馨太郎、小川徹、鹿野忠雄が、パイワン族の住む台湾南部山岳地帯を訪ねて調査し、作成した記録です。撮影者は宮本馨太郎で、映像には字幕と略地図が加えられています。撮影対象を特定のテーマに限定するのではなく、生活環境、生業、服装、民具の制作、舞踊、祈祷等、生活風景全般にカメラを向け、編集しています。本映像および当時の調査に関連して残された文献等の内容から、本映像資料の歴史的意義について考えます。
解説
内田順子(副館長、研究部民俗研究系 教授)