研究者紹介
齋藤 努
SAITO Tsutomu
教授
研究部情報資料研究系
理学博士(東京大学)(1988年取得)
専門分野:文化財科学
主要研究課題:歴史資料の自然科学的手法による分析(材質,技法,産地)
所属学会:日本文化財科学会,文化財保存修復学会
学歴:東京大学理学部化学科(1983年卒業)
東京大学大学院理学系研究科化学専攻博士課程(1988年修了)
職歴
1988年 | 東京大学 教養学部 非常勤講師 |
1988年 | 国立歴史民俗博物館 情報資料研究部 助手 |
1999年 | 国立歴史民俗博物館 情報資料研究部 助教授 |
2002年 | 総合研究大学院大学 文化科学研究科日本歴史研究専攻 助教授 併任 |
2004年 | 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立歴史民俗博物館 研究部 助教授 |
2007年 | 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立歴史民俗博物館 研究部 准教授 |
2007年 | 総合研究大学院大学 文化科学研究科日本歴史研究専攻 准教授 併任 |
2009年 | 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立歴史民俗博物館 研究部 教授 |
2009年 | 総合研究大学院大学 文化科学研究科日本歴史研究専攻 教授 併任 |
2010–2011年 | 総合研究大学院大学 文化科学研究科日本歴史研究専攻長 併任 |
2013–2015年、2018–2019年 | 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立歴史民俗博物館 広報連携センター長 併任 |
主要な業績
単著 | 『金属が語る日本史─銭貨・日本刀・鉄炮─』歴史文化ライブラリー355,吉川弘文館(単著),205頁,2012年11月 |
論文 | 齋藤努,高橋照彦,西川裕一「古代銭貨に関する理化学的研究 ─「皇朝十二銭」の鉛同位体比分析および金属組成分析─」IMES Discussion Paper No.2002-J-30, 2002年9月(査読なし) |
論文 | 齋藤努,土生田純之,亀田修一,福尾正彦,鄭仁盛,高田寛太,風間栄一,藤尾慎一郎,柳昌煥,趙榮濟「鉛同位体比分析による古代朝鮮半島・日本出土青銅器などの原料産地と流通に関する研究 ─韓国嶺南地域出土・東京大学所蔵楽浪土城出土・宮内庁所蔵の資料などを中心に─」『考古学と自然科学』59,pp.57-81, 2009年6月(査読あり) |
論文 | 「刀匠の継承する伝統技術の自然科学的研究」『国立歴史民俗博物館研究報告』第177集,pp.127-178, 2012年11月(査読あり) |
論文 | 齋藤努,坂本稔,高塚秀治「大鍛冶の炉内反応に関する検証と実験的再現」『国立歴史民俗博物館研究報告』第177集,pp.179-229, 2012年11月(査読あり) |
論文 | 単著「江戸期小判などの色揚げに関する自然科学的研究」『国立歴史民俗博物館研究報告』第183集(開館三〇周年記念論文集Ⅱ),pp.1-51, 2014年3月(査読あり) |
研究調査活動
※論文と研究業績についてはこちらをご覧ください
科研費
- 新学術領域研究(研究領域提案型)「負ミュオンビームを用いた新たな非破壊元素分析法」(課題番号:18H05460)(2018-2022年度), 研究分担者
- 基盤研究(A)「中世東アジア海域の地域社会と琉球帝国─集落・信仰・技術─」(課題番号:22H00025)(2022-2026年度),研究分担者