総合展示室および企画展示室で特別展示される主な資料です。貴重な原品は長期間の展示に耐えられないため、期間限定で展示されます。この機会をお見逃しなく!
(予告なく変更されることがあります。)

このページの目次
第2展示室 第3展示室 第4展示室

第2展示室

「王朝文化」-王朝貴族の服装
2020年11月9日から冬服に衣替えしました。

王朝文化 終了予定日:2021年5月16日(日)

 
名称・説明 時代 数量
西宮記 巻第一 本館蔵
平安時代中期に、醍醐天皇皇子の源高明(914~982)によって作られた私撰の儀式書。書名は平安京右京(西京)にあった邸宅にちなんで、高明を「西宮左大臣」と呼んだことによる。村上天皇の頃の恒例・臨時の儀式、政務の進め方などが勘物(事例などの書き込み)とともに記されている。全23冊。
江戸時代 1冊
江家次第 第一冊 本館蔵
平安時代後期に大江匡房(1041~1111)が後二条関白藤原師通の命によって編さんした私撰の儀式書。別名『江次第』。天永2年(1111)頃の成立。全21巻(巻16・21を欠く)。恒 例の朝議、臨時の神事・仏事、政務の進め方などが記されている。
江戸時代 1帖
正治元年経房卿堂供養記 本館蔵
正治元年(1199)12月24日、権大納言吉田経房(1143~1200)が浄蓮華院を造立し、堂供養を行った時の日記。本書は鎌倉時代後期の写本であり、墨点(仮名・返り点)もこの時期に付された。
14世紀 1冊
源氏物語 御法 本館蔵
伏見宮邦高親王・近衛政家・一条冬良ら、公家や僧侶が54帖を各帖ごとに分担して書写したもの。冬良が統轄者で、各帖に冬良自身の奥書がある。本文は『源氏物語』の中でも河内本系に属する。
長享2(1488)年 1冊

印刷文化 終了予定日:2021年5月5日(水・祝)

名称・説明 時代 数量
【国宝】宋版史記 巻二七 本館蔵
史記集解・索隠・正義の三注合刻本で、全130巻完存した現在最古本。「建安黄善夫刊・于家塾之敬室」の刊記があり、建安(現在福建省)で刊行。直江兼続・上杉藩校興譲館伝来。
12世紀 1冊
【重要文化財】 宋版備急千金要方(びきゅうせんきんようほう) (金沢文庫本) 巻第一五上 本館蔵
唐代に成立した医書。本書の開版は南宋の孝宗〈1163~1190〉頃のことと推定される。 13世紀初期のものと考えられる。金沢文庫の黒印が押されている。
南宋・12世紀後期刊 1冊
新刊五百家嘉慶註音弁唐柳先生文集 五山版 巻第五 本館蔵
刊記に見える兪良甫は、明国福建仁徳里台諫坊の住人であったが、わが国に渡来し、京都に住んで、五山版の刊行に携わった。彼の他にも明の刻工が来朝しているが、その活躍を示すものである。
歳次丁卯仲秋福建兪良甫刊記
嘉慶元年(1387)刊
1冊
版本法華疏記(ほっけしょき) 叡山本 巻第一〇 本館蔵
本書は、法印権大僧都承詮が願主となり、弘安5(1282)年~永仁4(1296)年頃にかけて、開版したもの。叡山版は、南都版や高野版に比して遺品が少なく貴重。版下筆者に宋人了一の名が見える。
鎌倉時代
弘安5(1282)年~
永仁4(1296)年頃刊記
1冊
版本群書治要 古活字版(銅活字)駿河版 第四八冊
徳川家康は、伏見(京都市)で木活字を彫らせ、駿府(静岡市)に退いた後は銅活字を鋳造させて出版を行った。いわゆる伏見版、駿河版である。朝鮮印刷術に習った銅活字印刷では、文字の輪郭が鮮やか。この銅活字は現存している。
元和2(1616)年刊 1冊
版本大学衍義 朝鮮活字版 巻第四 本館蔵
本書は、朝鮮で宣徳9年(1434・甲寅年)に鋳造された銅活字「甲寅字」によって印刷されている。その文字・印刷は美しく、朝鮮における銅活字印刷技術の水準の高さをよく示している。
16世紀 1冊
版本孟子(古活字版) 巻第二 本館蔵
刊記に「関東上総住今関正運刊」とあり、本書の開版は上総国の人によって行われた。古活字版の刊行には広く各地の人が関係していた様子がうかがいしられる。
17世紀初期 1冊
版本源氏物語 古活字版 末摘花 本館蔵
源氏物語の最古の版本として著名。標題は光悦風の書で、いわゆる嵯峨本の一つとされている。刊記はないが、慶長年間(1596~1614年)頃に木活字をもって印刷されたものである。
17世紀初期 1冊
版本太平記(古活字版) 巻第五・六 本館蔵
太平記は古活字版の国文学書の中でも最も早く開版され、重版も多い。本書も刊記には「慶長十五年(1610)」とあるが、開版時の刊記を継承した元和~寛永ころの重版と推定される。
17世紀前期 1冊

大名と一揆 終了予定日:2021年5月5日(水・祝)

名称・説明 時代 数量
【重要文化財】色々威腹巻大袖付 本館蔵 16世紀 1領
近衛油小路地寄進及沽却状 第一巻 本館蔵

平安時代~南北朝時代の近衛油小路屋地の売却・寄進に関わる古文書6通のうち。

上の文書は、明阿弥陀仏(みょうあみだぶつ)が塩小路河原口(しおのこうじかわらぐち)の道場(どうじょう)(金光寺(こんこうじ))に屋地を寄進したもの。下の文書は、藤原氏女(ふじわらのうじのにょう)が藤内左衛門(とうないさえもん)に屋地を売却したもの。双方の文書とも寄進・売却の主体は女性と見られるが、藤原氏女は花押(かおう)を据えたのに対し、明阿弥陀仏は拇印(ぼいん)と爪印(つめいん)を用いた点が注目される。爪印は、右手の親指・人差し指・中指と、左手の二本の指と思われる。

明阿弥陀仏屋地寄進状(みょうあみだぶつやちきしんじょう)
写真 釈文(読み)
武元・氏女屋地売券(たけもとうじのにょうやちばいけん)
写真1 写真2 釈文(読み)

平安~室町時代 1幅
田代文書(たしろもんじょ) 本館蔵

伊豆国(いずのくに)田代郷(たしろごう)を本拠とした武士である田代氏が受給した、鎌倉~室町時代の武家文書九通を一巻としたもの。
楠木正成(くすのきまさしげ)の子正儀(まさのり)が、田代二郎に対し、和泉国(いずみのくに)箕形郷(みがたごう)(現大阪府和泉市)の地頭職(じとうしき)を与えたもの。

正儀は前年の正月に南朝(なんちょう)から北朝(ほくちょう)に降り、室町幕府より和泉国守護(しゅご)に任命されていた。

楠木正儀書下(くすのきまさのりかきくだし)
写真 釈文(読み)

鎌倉~室町時代 1幅

大航海時代のなかの日本 終了予定日:2021年5月5日(水・祝)

名称・説明 時代 数量
錆地五枚胴具足 本館蔵 文禄3(1594)年 1領

大航海時代のなかの日本 終了予定日:2021年6月6日(日)

名称・説明 時代 数量
花樹鳥蒔絵螺鈿洋櫃 本館蔵

空間を充填するように密に文様を描く例は、伝統的な蒔絵装飾には認められず、インドやイスラムの装飾様式の影響を受けたものと推測される。

16~17世紀 1点
扇面蒔絵螺鈿洋櫃(台付) 本館蔵

付属の台は、「ジャパニング」と呼ばれる模造漆技術によってヨーロッパで製作されたもの。

17世紀 1点
花鳥蒔絵螺鈿洋櫃 本館蔵 16~17世紀 1点
草花蒔絵螺鈿箪笥 本館蔵

大小八個の抽斗をおさめる箪笥。南蛮漆器の主要品目は洋櫃と箪笥であった。多くの箪笥は、前面に倒れる形式の蓋を有する書箪笥(escritorio)であったが、本資料は前蓋を持たない点がやや珍しい。

16~17世紀 1点

第3展示室

国際社会の中の近世日本 終了予定日:2021年5月5日(水・祝)

名称・説明 時代 数量
ジツトク 蟒袍 本館蔵 19世紀~20世紀 1点

国際社会の中の近世日本 終了予定日:2021年5月16日(日)

名称・説明 時代 数量
マキリ 本館蔵

男女ともに常に携帯する利器。調理の際の包丁や彫刻刀などとして用いられるほか、生活すべての場で使われている。古くはアイヌ自製の鋼であったが、日本との交易が盛んになると日本製の刃物にかわった。拵えには美しい彫刻を施すが、これは男の手仕事である。

  1点
ニンカリ(耳環) 本館蔵

アイヌの耳環は耳たぶに穴を開けて装着するピアスタイプのものを用いている。銀製のものや、錫、鉛などの金属を主として、下辺部にガラス玉や金属、絹片などの装飾をつける。金属部分は日本製のものが多い。

 

1点
トゥキ(杯・脚)・イクパスイ 本館蔵

アイヌの祭具のうち、酒に関わるものは漆器が多い。特に漆椀(トゥキ)を天目台に載せて用いる方式はアイヌ独特のものである。儀礼のときはトゥキに酒を注ぎ、その口縁に横たえた酒へら(イクパスイ)を手に取り、その先端を酒に浸して、神に酒を捧げる。

 

1点
耳たらい 本館蔵

日本製の漆器。アイヌ語でシントコといい、酒つくりや儀礼用の酒器として利用する。イオマンテ(熊送り)などの宗教儀礼のときはこれにイナウキケ(削りかけ)を巻きつけて、荘重に飾った祭具とする。

 

1点

国際社会の中の近世日本 終了予定日:2021年6月6日(日)

名称・説明 時代 数量
フランソワⅠ世肖像図蒔絵プラケット 本館蔵 18世紀~19世紀 1点

国際社会の中の近世日本 終了予定日:2021年7月18日(日)

名称・説明 時代 数量
三線(知念大工型) 本館蔵

琉球で三線が演奏されるようになったのは16世紀のことと考えられている。私的な場だけでなく、冊封使の歓待や江戸参府のときの芸能として公式の場で演奏された。演奏するのは士族の男性。琉球にはいないインドニシキヘビの皮が胴に張られる。

現代 1点
御免朝鮮人大行列記 本館蔵

通信使来日のたびに製作されたガイドブックの一つ。沿道で見物する人びとは、これを参考にして江戸城に登城する行列の構成や旗印などを楽しんだ。この本は、翌年に来日予定の通信使を見込んで、江戸で印刷・販売されたもので、挿絵は前回の行列図をほぼ踏襲している。

宝暦13(1763)年 1点

都市の時代 終了予定日:2021年5月5日(水・祝)

名称・説明 時代 数量
紅綸子地扇面藤葵牡丹模様絞縫小袖 本館蔵 19世紀 1領
鼠平絹地梅花小紋小袖 本館蔵 江戸時代~明治時代
1領
紫縮緬地藤撫子楓模様縫小袖 本館蔵 19世紀 1領
櫛巻き 本館蔵 18世紀 1点
笄髷 本館蔵 18世紀 1点
町家先笄 本館蔵 江戸時代 1点
桃割れ 本館蔵 明治時代~昭和時代 1点
元禄島田髷 本館蔵 17世紀~18世紀 1点
春信風島田髷 本館蔵 18世紀 1点
高島田 本館蔵 大正時代 1点

ひとともののながれ 終了予定日:2021年5月16日(日)

名称・説明 時代 数量
新板東海道分間絵図 本館蔵 安永4(1775)年 1冊

ひとともののながれ 終了予定日:2021年7月18日(日)

名称・説明 時代 数量
虎勢道中記 参 本館蔵 江戸時代 1冊

村から見える近代 終了予定日:2021年5月16日(日)

名称・説明 時代 数量
画本虫撰 伍 本館蔵
天明8(1788)年 1冊
虫譜図説(ちゅうふずせつ) 巻之一 本館蔵
飯室庄左衛門(楽圃) 著
『栗氏千虫譜』とならぶ虫図譜の大著。飯室は幕臣の本草家。各地採集観察の虫の図と先行図譜による図とがまじる。本書も多くの写本を生み、展示本は近代の写しである
19世紀~20世紀 1冊
聆涛閣集古帖(れいとうかくしゅうこちょう)(大和国出土馬具拓本) 馬具 本館蔵 18~19世紀 1冊

村から見える近代 終了予定日:2021年6月20日(日)

名称・説明 時代 数量
彦蔵自伝挿絵原画(ひこぞうじでんさしえげんが) 金比羅道中 本館蔵 19世紀 1点

絵図・地図にみる近世 終了予定日:2021年5月9日(日)

名称・説明 時代 数量
万国総界図(ばんこくそうかいず) 本館蔵
初版は1688(貞享5)年。本図はその再版図。万国総図を基にしているが、中国や日本の書籍にも掲載されたマテオ=リッチの両半球図の影響も受けている。図の下部には、「なんばん船」「おらんだ船」の絵の代わりに、日本から海外までの里程表がある。石川流宣の作。
宝永5(1708)年 1点

絵図・地図にみる近世 終了予定日:未定

名称・説明 時代 数量
量地伝習録 (写本) 本館蔵

伊能忠敬(いのうただたか)の弟子の渡邊慎(わたなべしん)が、遺命をうけて測量法や製図法などを文政7年(1824)に記した書。忠敬が改良した小方儀(しょうほうぎ)(小方位盤(しょうほういばん))の図もある。展示品は、天保2年(1831)に三之分目(さんのわけめ)村(現香取市)で渡邊から借り受けて写した写本。

天保2(1831)年写 1点
小方儀および「覚」 本館蔵

伊能忠敬が方位計測に用いたものと同型の真鍮製小方儀。これを杖先に差し込んで使用した。方位の目盛は反時計回りの逆針。これと一緒に伝来した領収書(『覚』)によれば、大隈屋源助から二両で買ったことがわかる。大隈屋は江戸浅草で測量器などを販売した。

19世紀中頃 2点
算法地方大成 本館蔵

長谷川寛校閲・秋田義一編の農政全般の解説書。第五巻は真鍮製測量器の製作法や使用法の解説。測器師として本書にかかわった大野規行は、父規貞とともに伊能忠敬の測量器も作り、『量地伝習録』では測器師として推薦されている。

天保8(1837)年 1点
大野規周の引札 本館蔵

江戸浅草の大野規周は、祖父規貞・父規行と三代続く測器師。この引札は、その天文測量器・地方測量器の広告用ちらし。この頃には測量器を扱う専門店も現れ、真鍮製の精巧な測量器に対する需要も高まっていた。

嘉永2(1849)年 1点
象限儀 本館蔵

象限儀は上下の角度を測る器具。目標物を見通す線に象限儀の一辺をあわせ、振り子針の指し示す角度を読み取る。展示品は真鍮製の小型象限儀で携帯に便利。背面に「法眼規周」の刻印があり、大野規周の作であることがわかる。

19世紀 1点
経緯儀 本館蔵

大方儀は、水平の方位だけでなく上下の角度も計測することができる。山の高さや谷の深さなどを測るのに使用する。真鍮製で、大野規周の引札にみえる大方儀とほぼ同型のもの。

19世紀 1点

第4展示室

「民俗」へのまなざし 終了予定日:2021年7月11日(日)

 
名称・説明 時代 数量
クエアシカイペネプタアン(版画) 本館蔵 2009年 1点