総合展示室および企画展示室で特別展示される主な資料です。貴重な原品は長期間の展示に耐えられないため、期間限定で展示されます。この機会をお見逃しなく!
(予告なく変更されることがあります。)

※新型コロナウイルス感染防止のため3月31日(火)まで臨時休館しておりますのでご了承ください。

このページの目次
第2展示室 第3展示室 第4展示室

第2展示室

「王朝文化」-王朝貴族の服装
2019年12月17日から冬服に衣替えしました。

印刷文化 終了予定日:2020年4月5日(日)

名称・説明 時代 数量
【国宝】宋版史記(そうはんしき)(黄善夫刊本) 第二〇巻 本館蔵
史記集解・索隠・正義の三注合刻本で、全130巻完存した現在最古本。「建安黄善夫刊・于家塾之敬室」の刊記があり、建安(現在福建省)で刊行。直江兼続・上杉藩校興譲館伝来。
南宋慶元年間
(1195~1201)刊か
1冊
【重要文化財】 宋版備急千金要方(びきゅうせんきんようほう) (金沢文庫本) 巻第六 本館蔵
唐代に成立した医書。本書の開版は南宋の孝宗〈1163~1190〉頃のことと推定される。 13世紀初期のものと考えられる。金沢文庫の黒印が押されている。
南宋・12世紀後期刊 1冊
新刊五百家嘉慶註音弁唐柳先生文集 五山版 巻第四〇 本館蔵
刊記に見える兪良甫は、明国福建仁徳里台諫坊の住人であったが、わが国に渡来し、京都に住んで、五山版の刊行に携わった。彼の他にも明の刻工が来朝しているが、その活躍を示すものである。
歳次丁卯仲秋福建兪良甫刊記
嘉慶元年(1387)刊
1冊
版本法華疏記(ほっけしょき) 叡山本 巻第四本 本館蔵
本書は、法印権大僧都承詮が願主となり、弘安5(1282)年~永仁4(1296)年頃にかけて、開版したもの。叡山版は、南都版や高野版に比して遺品が少なく貴重。版下筆者に宋人了一の名が見える。
鎌倉時代
弘安5(1282)年~
永仁4(1296)年頃刊記
1冊
版本群書治要 古活字版(銅活字)駿河版 第三八冊
徳川家康は、伏見(京都市)で木活字を彫らせ、駿府(静岡市)に退いた後は銅活字を鋳造させて出版を行った。いわゆる伏見版、駿河版である。朝鮮印刷術に習った銅活字印刷では、文字の輪郭が鮮やか。この銅活字は現存している。
元和2(1616)年刊 1冊
版本大学衍義 朝鮮活字版 第四 本館蔵
本書は、朝鮮で宣徳9年(1434・甲寅年)に鋳造された銅活字「甲寅字」によって印刷されている。その文字・印刷は美しく、朝鮮における銅活字印刷技術の水準の高さをよく示している。
16世紀 1冊
版本孟子 巻第五 本館蔵
刊記に「関東上総住今関正運刊」とあり、本書の開版は上総国の人によって行われた。古活字版の刊行には広く各地の人が関係していた様子がうかがいしられる。
17世紀 1冊
版本源氏物語 古活字版 東屋 本館蔵
源氏物語の最古の版本として著名。標題は光悦風の書で、いわゆる嵯峨本の一つとされている。刊記はないが、慶長年間(1596~1614年)頃に木活字をもって印刷されたものである。
17世紀初期 1冊
版本太平記 巻第三七・三八 本館蔵
太平記は古活字版の国文学書の中でも最も早く開版され、重版も多い。本書も刊記には「慶長十五年(1610)」とあるが、開版時の刊記を継承した元和~寛永ころの重版と推定される。
17世紀前期 1冊

大名と一揆 終了予定日:2020年4月5日(日)

名称・説明 時代 数量
紺糸威肩紅白紅腹巻(いとこんおどしかたくれないしろくれないはらまき) 本館蔵 室町時代 1領

大名と一揆 終了予定日:2020年5月6日(水)

名称・説明 時代 数量
醍醐山上慈心院文書(だいごさんじょうじしんいんもんじょ) 本館蔵

京都の醍醐寺慈心院が所有した、鎌倉時代~江戸時代の古文書114通7巻のうち。

右の文書は、覚阿弥陀仏(かくあみだぶつ)が越智辻(おちのつじ)にあった屋敷を教観(きょうかん)に売却したもの。違乱が生じた際に買主に弁償をする義務を負った覚阿弥陀仏の子どもたちも連署している。庶民の署判らしく、いずれも略押(りゃくおう)や筆軸印(ふでじくいん)となっている。左の文書は、紀氏女(きのうじにょう)が田地を尊瀧坊阿闍梨(そんろうぼうあじゃり)に売却したもの。連署している道□は夫と見られる。徳政令が発布されたとしても、この売買には影響しないことが記されている。

覚阿弥陀仏屋敷売券(かくあみだぶつやしきばいけん)
写真 釈文(読み)
紀氏女田地売券(きのうじのにょうでんちばいけん)
写真 釈文(読み)

鎌倉時代~江戸時代 1幅
北条氏照書状(ほうじょううじてるしょじょう) 本館蔵

北条氏照は、小田原を本拠とした戦国大名北条氏康(ほうじょううじやす)の子で、武蔵国滝山城・八王子城(共に現八王子市)などの支城主。古河(こが)城(現茨城県古河市)の城代を勤めていた一色氏久(いっしきうじひさ)からの書状に対して、出馬の礼を述べ、下総国(しもうさのくに)栗橋城(現茨城県五霞町(ごかまち))と思われる近くの城へ「当番」として移ったので、何かあれば承るとしている。

写真 釈文(読み)

永禄6(1563)年 1幅

大航海時代のなかの日本 終了予定日:2020年4月5日(日)

名称・説明 時代 数量
日本イエズス会士年報 本館蔵
日本殉教報告 本館蔵

パシオ「1598年、日本イエズス会年報」。1601年、ベネチア刊。パシオはイタリア人のイエズス会宣教師で、天正13年(1585)来日。1611年巡検使に任命された。
ガルシア「日本殉教報告」。1625年、マドリード刊。ガルシアはスペインのフランシスコ会宣教師で、文禄2年(1593)来日。日本最初の殉教者として聖人に列せられた。

1601年
1625年
1点

大航海時代のなかの日本 終了予定日:2020年5月6日(水)

名称・説明 時代 数量
白絲威五枚胴具足(しろいとおどしごまいどうぐそく) 本館蔵 17世紀 1領

第3展示室

国際社会の中の近世日本 終了予定日:2020年4月5日(日)

名称・説明 時代 数量
アットゥシ(樹皮衣) 本館蔵

オヒョウなどの樹皮繊維でつくられた織物および服飾のこと。アイヌの人びとの自家用のほか、和人との交易品としても生産された。和人社会では、漁場労働や海上運輸の作業着として好まれた。また、歌舞伎衣裳として錦絵に描かれ、広く珍重されていた様子がうかがえる。

19世紀~20世紀 1点
フリードリッヒⅡ世肖像図蒔絵プラケット 本館蔵
肖像図蒔絵プラケット
王侯など著名人の肖像を蒔絵で表したプラケットは、壁に掛けて装飾とするもので、1780年から1800年前後にかけての比較的短い期間に、オランダ人の注文を受けて輸出された。銅板に漆を焼き付け、精巧な蒔絵や螺鈿の漆工技術で西洋の銅版画の図柄を写しとっている。
18世紀 1点

国際社会の中の近世日本 終了予定日:2020年4月19(日)

名称・説明 時代 数量
三線(さんしん)(平伸知念型) 本館蔵

琉球で三線が演奏されるようになったのは16世紀のことと考えられている。私的な場だけでなく、冊封使の歓待や江戸参府のときの芸能として公式の場で演奏された。演奏するのは士族の男性。琉球にはいないインドニシキヘビの皮が胴に張られる。

現代 1点

都市の時代 終了予定日:2020年4月5日(日)

名称・説明 時代 数量
染分(そめわけ)(藍白鬱金(あいしろうこん))練緯地千鳥浜松藻貝模様友禅染振袖(ねりぬきじちどりはままつもかいもようゆうぜんぞめふりそで) 本館蔵 19世紀 1領
濃緑平絹地雨龍小紋振袖(こきみどりへいけんじあまりゅうこもんふりそで) 本館蔵 江戸時代~明治時代
1領
紫縮緬地桜松御所車模様染縫小袖(むらさきちりめんじさくらまつごしょぐるまもようそめぬいこそで) 本館蔵 19世紀 1領

ひとともののながれ 終了予定日:2020年5月17日(日)

名称・説明 時代 数量
虎勢道中記 弐 本館蔵 19世紀 1冊

村から見える近代 終了予定日:2020年4月19日(日)

名称・説明 時代 数量
紅毛雑話 貮 本館蔵 寛政8(1796)年 1冊
虫譜図説(ちゅうふずせつ) 巻之八 本館蔵

飯室庄左衛門(楽圃) 著
『栗氏千虫譜』とならぶ虫図譜の大著。飯室は幕臣の本草家。各地採集観察の虫の図と先行図譜による図とがまじる。本書も多くの写本を生み、展示本は近代の写しである

19世紀~20世紀 1冊
玉襷(たまたすき) 本館蔵

平田篤胤 著
『毎朝神拝詞記』を本文とし、神々の伝や神拝の心得などの詳細な注釈をほどこした書。1832(天保3)年から徐々に刊行されたが、政治的な配慮で、巻二のみ1861(文久元)年7月に刊行された。

19世紀 37点
彦蔵自伝挿絵原画(ひこぞうじでんさしえげんが) あらしの中の栄力丸(えいりきまる) 本館蔵 19世紀 1点

絵図・地図にみる近世 終了予定日:2020年5月10日(日)

名称・説明 時代 数量
万国総界図(ばんこくそうかいず) 本館蔵

初版は1688(貞享5)年。本図はその再版図。万国総図を基にしているが、中国や日本の書籍にも掲載されたマテオ= リッチの両半球図の影響も受けている。図の下部には、「なんばん船」「おらんだ船」の絵の代わりに、日本から海外までの里程表がある。石川流宣の作。

宝永5年(1708年) 1点

絵図・地図にみる近世 終了予定日:未定

名称・説明 時代 数量
量地伝習録 (写本) 本館蔵

伊能忠敬(いのうただたか)の弟子の渡邊慎(わたなべしん)が、遺命をうけて測量法や製図法などを文政7年(1824)に記した書。忠敬が改良した小方儀(しょうほうぎ)(小方位盤(しょうほういばん))の図もある。展示品は、天保2年(1831)に三之分目(さんのわけめ)村(現香取市)で渡邊から借り受けて写した写本。

天保2(1831)年写 1点
小方儀および「覚」 本館蔵

伊能忠敬が方位計測に用いたものと同型の真鍮製小方儀。これを杖先に差し込んで使用した。方位の目盛は反時計回りの逆針。これと一緒に伝来した領収書(『覚』)によれば、大隈屋源助から二両で買ったことがわかる。大隈屋は江戸浅草で測量器などを販売した。

19世紀中頃 2点
算法地方大成 本館蔵

長谷川寛校閲・秋田義一編の農政全般の解説書。第五巻は真鍮製測量器の製作法や使用法の解説。測器師として本書にかかわった大野規行は、父規貞とともに伊能忠敬の測量器も作り、『量地伝習録』では測器師として推薦されている。

天保8(1837)年 1点
大野規周の引札 本館蔵

江戸浅草の大野規周は、祖父規貞・父規行と三代続く測器師。この引札は、その天文測量器・地方測量器の広告用ちらし。この頃には測量器を扱う専門店も現れ、真鍮製の精巧な測量器に対する需要も高まっていた。

嘉永2(1849)年 1点
象限儀 本館蔵

象限儀は上下の角度を測る器具。目標物を見通す線に象限儀の一辺をあわせ、振り子針の指し示す角度を読み取る。展示品は真鍮製の小型象限儀で携帯に便利。背面に「法眼規周」の刻印があり、大野規周の作であることがわかる。

19世紀 1点
経緯儀 本館蔵

大方儀は、水平の方位だけでなく上下の角度も計測することができる。山の高さや谷の深さなどを測るのに使用する。真鍮製で、大野規周の引札にみえる大方儀とほぼ同型のもの。

19世紀 1点

第4展示室

「民俗」へのまなざし 終了予定日:2020年2月27日(木)

 
名称・説明 時代 数量
未来(染色工芸品) 本館蔵 平成21(2009)年 1点