総合展示室および企画展示室で特別展示される主な資料です。貴重な原品は長期間の展示に耐えられないため、期間限定で展示されます。この機会をお見逃しなく!
(予告なく変更されることがあります。)

このページの目次
第2展示室 第3展示室 第4展示室

第2展示室

「王朝文化」-王朝貴族の服装
2019年6月4日から夏服に衣替えしました。

王朝文化 終了予定日:2019年9月16日(月)

名称・説明 時代 数量
太元法(だいげんのほう) 本館蔵
真言宗の学僧覚禅が著わした『覚禅鈔』の中の一巻で、太元帥法(国家安穏を祈る修法)の仕方について記した書。本書は覚禅の生存中もしくはそれにごく近い鎌倉時代初期頃の写本。朱の乎己止点は東大寺三論宗点である。
12~13世紀 1巻
童女装束抄(どうじょしょうぞくしょう)(高倉家旧蔵装束記録類) 本館蔵

童女ら女性の装束について、その着用方法を記した書。末尾に「建長五年十一月十日授進了 前備前守橘朝臣(花押)」の奥書があり、建長5年(1253)をややさかのぼる頃の書写かと推定される。本文は片仮名交り文で、鎌倉時代中期頃の片仮名資料でもある。

1253年(建長5年) 1巻
【重要文化財】顕広王記(あきひろおうき) 本館蔵
神祇伯顕広王(1180年没)の59~73歳のうち7年分の日記の原本。代々祭祀を司る長官神祇伯に任命された花山源氏の貴族は、源姓を脱して王を名乗った。子の仲資王の日記、孫の業資王の日記などの原本も本館蔵。
応保3(1163)年 1帖
【重要文化財】伏見天皇宸翰後撰和歌集(ふしみてんのうしんかんごせんわかしゅう) 本館蔵
10世紀中頃に成立した勅撰和歌集『後撰和歌集』の古写本の一つ。紫染の紙の繊維を漉き込んで雲を表現した打曇紙を用いる。能書家としても知られる伏見天皇(1265~1317)宸翰(直筆)の代表的遺品である。
永仁2(1294)年 1巻

印刷文化 終了予定日:2019年9月1日(日)

名称・説明 時代 数量
【国宝】宋版史記(そうはんしき)(黄善夫刊本) 第一三巻 本館蔵
史記集解・索隠・正義の三注合刻本で、全130巻完存した現在最古本。「建安黄善夫刊・于家塾之敬室」の刊記があり、建安(現在福建省)で刊行。直江兼続・上杉藩校興譲館伝来。
南宋慶元年間
(1195~1201)刊か
1冊
【重要文化財】 宋版備急千金要方(びきゅうせんきんようほう) (金沢文庫本) 巻第三〇 本館蔵
唐代に成立した医書。本書の開版は南宋の孝宗〈1163~1190〉頃のことと推定される。 13世紀初期のものと考えられる。金沢文庫の黒印が押されている。
南宋・12世紀後期刊 1冊
新刊五百家嘉慶註音弁唐柳先生文集 五山版 巻第三三 本館蔵
刊記に見える兪良甫は、明国福建仁徳里台諫坊の住人であったが、わが国に渡来し、京都に住んで、五山版の刊行に携わった。彼の他にも明の刻工が来朝しているが、その活躍を示すものである。
歳次丁卯仲秋福建兪良甫刊記
嘉慶元年(1387)刊
1冊
版本法華疏記(ほっけしょき) 叡山本 巻第一〇 本館蔵
本書は、法印権大僧都承詮が願主となり、弘安5(1282)年~永仁4(1296)年頃にかけて、開版したもの。叡山版は、南都版や高野版に比して遺品が少なく貴重。版下筆者に宋人了一の名が見える。
鎌倉時代
弘安5(1282)年~
永仁4(1296)年頃刊記
1冊
版本群書治要 古活字版(銅活字)駿河版 第三一冊
徳川家康は、伏見(京都市)で木活字を彫らせ、駿府(静岡市)に退いた後は銅活字を鋳造させて出版を行った。いわゆる伏見版、駿河版である。朝鮮印刷術に習った銅活字印刷では、文字の輪郭が鮮やか。この銅活字は現存している。
元和2(1616)年刊 1冊
版本大学衍義 朝鮮活字版 第七 本館蔵
本書は、朝鮮で宣徳9年(1434・甲寅年)に鋳造された銅活字「甲寅字」によって印刷されている。その文字・印刷は美しく、朝鮮における銅活字印刷技術の水準の高さをよく示している。
16世紀 1冊
版本貞観政要 巻第六 本館蔵
関ヶ原合戦直前の慶長5年2月、西笑承兌が徳川家康の命により刊行した旨の刊記がある。ここには家康が、秀吉の遺命により秀頼をよく輔佐していることを讃えているのが注目される。
慶長5(1600)年刊 1冊
版本源氏物語 古活字版 紅梅 本館蔵
源氏物語の最古の版本として著名。標題は光悦風の書で、いわゆる嵯峨本の一つとされている。刊記はないが、慶長年間(1596~1614年)頃に木活字をもって印刷されたものである。
17世紀初期 1冊
版本太平記 巻第二三・二四 本館蔵
太平記は古活字版の国文学書の中でも最も早く開版され、重版も多い。本書も刊記には「慶長十五年(1610)」とあるが、開版時の刊記を継承した元和~寛永ころの重版と推定される。
17世紀前期 1冊

大名と一揆 終了予定日:2019年9月1日(日)

名称・説明 時代 数量
藍韋威腹巻(あいかわおどしはらまき) 本館蔵 室町時代 1領
雑々古文書(ぞうぞうこもんじょ) 巻2巻下 (田中譲氏旧蔵典籍古文書) 本館蔵

京都の収集家田中教忠が集めた土地売券類の巻物。

右の文書は、大藤塵存(おおふじじんそん)ヵが山上密教坊(やまがみみっきょうぼう)に畠地を売却した際の売券(ばいけん)。左の文書は、現地の荘官である公文(くもん)の妙心(みょうしん)と下司(げし)の若太郎(わかたろう)がその売買を保証する旨を記した請文(うけぶみ)。右の文書に見える「地下(じげ)之公文・下司両人」の「連判」が、左の文書に該当することがわかる。

大藤塵存畠地売券(おおふじじんそん はたちばいけん)
写真 釈文(読み)
公文妙心・下司若太郎連署請文(くもんみょうしん げしわかたろうれんしょうけぶみ)
写真 釈文(読み)

14世紀~16世紀

1巻
【重要文化財】越前島津家文書(えちぜんしまずけもんじょ) 第一巻 本館蔵

越前島津家は薩摩(さつま)島津氏の同族で、鎌倉初期に越前守護代(しゅごだい)となったことが家名の由来だが、実際は播磨国(はりまのくに)の武士であった。江戸時代、その中世文書群は薩摩島津氏の分家である重富(しげとみ)島津家に伝えられた。

室町幕府の管領(かんれい)だった細川頼之(よりゆき)が、将軍足利義満(よしみつ)の命令を受けて発給した文書。播磨国(はりまのくに)布施郷(ふせごう)(兵庫県たつの市)の公文職(くもんしき)について、貞和(じょうわ)二年に亡父忠兼(ただかね)が将軍足利尊氏(たかうじ)から賜った下文(くだしぶみ)を根拠に、島津範忠(のりただ)が安堵を申請したことを受けて、同職を範忠に交付するように同国守護の赤松義則(よしのり)に通知したもの。

室町幕府管領奉書(竪紙)
写真 釈文(読み)

13世紀~15世紀 1巻

大航海時代のなかの日本 終了予定日:2019年9月1日(日)

名称・説明 時代 数量
花樹鳥蒔絵螺鈿洋櫃(かじゅちょうまきえらでんようひつ) 本館蔵

空間を充填するように密に文様を描く例は、伝統的な蒔絵装飾には認められず、インドやイスラムの装飾様式の影響を受けたものと推測される。

16世紀~17世紀 1点
扇面蒔絵螺鈿洋櫃(せんめんまきえらでんようひつ) 本館蔵

付属の台は、「ジャパニング」と呼ばれる模造漆技術によってヨーロッパで製作されたもの。

17世紀 1点
花鳥蒔絵螺鈿洋櫃(かちょうまきえらでんようひつ) 本館蔵 16世紀~17世紀 1点
草花蒔絵螺鈿箪笥(そうかまきえらでんたんす) 本館蔵

大小八個の抽斗をおさめる箪笥。南蛮漆器の主要品目は洋櫃と箪笥であった。多くの箪笥は、前面に倒れる形式の蓋を有する書箪笥(escritorio)であったが、本資料は前蓋を持たない点がやや珍しい。

16世紀~17世紀 1点

大航海時代のなかの日本 終了予定日:2019年10月6日(日)

名称・説明 時代 数量
横矧二枚胴具足(よこはぎにまいどうぐそく)(本多家資料) 本館蔵 17世紀 1領

第3展示室

国際社会の中の近世日本 終了予定日:2019年9月1日(日)

名称・説明 時代 数量
アットゥシ(樹皮衣)羽織 本館蔵

オヒョウなどの樹皮繊維でつくられた織物および服飾のこと。アイヌの人びとの自家用のほか、和人との交易品としても生産された。和人社会では、漁場労働や海上運輸の作業着として好まれた。また、歌舞伎衣裳として錦絵に描かれ、広く珍重されていた様子がうかがえる。

19世紀~20世紀 1点

国際社会の中の近世日本 終了予定日:2019年9月16日(月)

名称・説明 時代 数量
マキリ(小刀) 本館蔵   2点
ニンカリ(耳環) 本館蔵

アイヌの耳環は耳たぶに穴を開けて装着するピアスタイプのものを用いている。銀製のものや、錫、鉛などの金属を主として、下辺部にガラス玉や金属、絹片などの装飾をつける。金属部分は日本製のものが多い。

 

1点
トゥキ・イクパスイ 本館蔵

アイヌの祭具のうち、酒に関わるものは漆器が多い。特に漆椀(トゥキ)を天目台に載せて用いる方式はアイヌ独特のものである。儀礼のときはトゥキに酒を注ぎ、その口縁に横たえた酒へら(イクパスイ)を手に取り、その先端を酒に浸して、神に酒を捧げる。

 

1点
片口(かたくち) 本館蔵

男女ともに常に携帯する利器。調理の際の包丁や彫刻刀などとして用いられるほか、生活すべての場で使われている。古くはアイヌ自製の鋼であったが、日本との交易が盛んになると日本製の刃物にかわった。拵えには美しい彫刻を施すが、これは男の手仕事である。

 

1点

国際社会の中の近世日本 終了予定日:2019年10月6日(日)

名称・説明 時代 数量
シャルルⅦ世肖像図蒔絵プラケット 本館蔵

肖像図蒔絵プラケット
王侯など著名人の肖像を蒔絵で表したプラケットは、壁に掛けて装飾とするもので、1780年から1800年前後にかけての比較的短い期間に、オランダ人の注文を受けて輸出された。銅板に漆を焼き付け、精巧な蒔絵や螺鈿の漆工技術で西洋の銅版画の図柄を写しとっている。

18世紀~19世紀 1点

国際社会の中の近世日本 終了予定日:2019年11月17日(日)

名称・説明 時代 数量
御免朝鮮人大行列記(ごめんちょうせんじんだいぎょうれつき) 本館蔵

通信使来日のたびに製作されたガイドブックの一つ。沿道で見物する人びとは、これを参考にして江戸城に登城する行列の構成や旗印などを楽しんだ。この本は、翌年に来日予定の通信使を見込んで、江戸で印刷・販売されたもので、挿絵は前回の行列図をほぼ踏襲している。

宝暦13(1763)年 1点

国際社会の中の近世日本 終了予定日:2019年12月15日(日)

名称・説明 時代 数量
三線(さんしん)(久場春殿型(くばしゅんでんがた)) 本館蔵

琉球で三線が演奏されるようになったのは16世紀のことと考えられている。私的な場だけでなく、冊封使の歓待や江戸参府のときの芸能として公式の場で演奏された。演奏するのは士族の男性。琉球にはいないインドニシキヘビの皮が胴に張られる。

現代 1点

都市の時代 終了予定日:2019年9月1日(日)

名称・説明 時代 数量
紫絽地水辺東屋撫子模様染縫小袖(むらさきろじみずべあずまやなでしこもようそめぬいこそで) 本館蔵 19~20世紀 1領
白麻地山吹流水模様染縫帷子(しろあさじやまぶきりゅうすいもようそめぬいかたびら) 本館蔵 19世紀
1領
憲房色縮緬地銀杏小紋小袖(けんぼういろちりめんじいちょうこもんこそで) 本館蔵 19世紀 1領

都市の時代 終了予定日:2019年9月1日(日)

名称・説明 時代 数量
網代(あじろ)の松皮菱(まつかわびし)、柳樹(りゅうじゅ)のよろけ縞(じま) 本館蔵 江戸時代 1点
縞(しま)、立涌(たてわく) 本館蔵 江戸時代 1点
亀甲繋(きっこうつなぎ)、熨斗(のし) 本館蔵 江戸時代 1点

ひとともののながれ 終了予定日:2019年9月16日(月)

名称・説明 時代 数量
江戸長崎海陸道中図 本館蔵 19世紀 1点
虎勢道中記 参 本館蔵 (毎月捲替) 19世紀 1冊

村から見える近代 終了予定日:2019年9月16日(月)

名称・説明 時代 数量
聆濤閣集古帖(れいとうかくしゅうこちょう) 墓誌(ぼし) 本館蔵 18~19世紀 1冊
紅毛雑話(こうもうざつわ) 伍 本館蔵 1796年 1冊
虫譜図説(ちゅうふずせつ) 巻之五 本館蔵

飯室庄左衛門(楽圃) 著
『栗氏千虫譜』とならぶ虫図譜の大著。飯室は幕臣の本草家。各地採集観察の虫の図と先行図譜による図とがまじる。本書も多くの写本を生み、展示本は近代の写しである

安政3(1856)年 1冊

村から見える近代 終了予定日:2019年10月27日(日)

名称・説明 時代 数量
彦蔵自伝挿絵原画(ひこぞうじでんさしえげんが) 下関海峡(しものせきかいきょう) 本館蔵 19世紀 1点
平田篤胤自筆等身面部図(B) 本館蔵

篤胤の自画像。寸法を測ったうえで、等身大に描いている。月代を剃らず総髪にしていたことがわかる。当時、篤胤は65歳。亡くなる3年前である。

天保11(1840)年 1点
稿本 千島の白波 本館蔵

平田篤胤 編著
1806(文化3)年・1807年のロシアによる蝦夷地侵入や1808年のイギリス艦フェートン号の長崎侵入などの情報を詳細に収集、編纂したもの。資料集めには幕府の祐筆屋代弘賢が、関東地図の収集には近藤重蔵・最上徳内が協力した。

文化10(1813)年 1点
ロシア文字練習帳 本館蔵

篤胤のロシアに対する危機感は強く、自ら語学学習も含めてロシア研究を徹底的に行っている。このロシア文字の練習も篤胤自筆のもの。数字についてはロシア語の発音もつけられている。音韻に関する関心も深い

1804~1818年
(文化年間)
1点

絵図・地図にみる近世 終了予定日:2019年9月8日(日)

名称・説明 時代 数量
日本図(にほんず)(家光系枕屏風日本図(いえみつけいまくらびょうぶにほんず)) 本館蔵

17世紀前半の江戸幕府撰日本図の系統をひく図。もとは屏風用の図であるために、図のバランスに配慮して東北地方を南北に縮めている。本図のほかに屏風仕立ての日本図など数点が現存する。17世紀末~18世紀に流布した石川流宣の日本図(『本朝図鑑綱目』など)に影響を与えた。

17世紀 1点
寛文元年刊日本図(かんぶんがんねんかんにほんず) 本館蔵

これまでの幕府撰日本図系の図が手描きであったのに対して、本図は最初に刊行された日本図。九州や東北地方の形態や国ごとに記載された石高は、17世紀前半の幕府撰日本図と共通する。東北地方が北方に延びていることをはじめとして、国境や地誌的記載もより現実的になっている

1661年 1点
本朝図鑑綱目(ほんちょうずかんこうもく) 本館蔵

17世紀中ごろの幕府撰日本図系の図(家光系枕屏風日本図)をもとに、浮世絵師石川流宣が作った。初版は1687(貞享4)年。本図を詳細かつ大型にした1691(元禄4)年初版の『日本海山潮陸図』とともに18世紀後半まで重版され、広く社会に普及した。諸藩の大名と石高、主要街道の宿駅と距離、名所などの国内情報を豊富に載せる。

1689年 1点
六十六国二島惣図(ろくじゅうろっこくにとうそうず)(日本分域指掌図) 本館蔵

本図は、幕府撰の正保日本図を国ごとに分割して地図帳にした『日本分域指掌図』の冒頭に置かれた日本全図。1696(元禄9)年の作者関祖衡の序文と、1698(元禄11)年の清原希賢の序文がある。

1698年ごろ 1点
新刊人国記(しんかんじんこくき) 本館蔵

本書に掲載されている図は、作者の関祖衡が自らの『日本分域指掌図』(右の資料)に掲載した各国の図を、さらに簡略にして山地や海・川の波など絵画的な表現を加えたもの。『日本分域指掌図』は未刊であったが、本書は刊行されたため、幕府撰正保日本図系の図を広めるのに貢献した。

1701年 1点

絵図・地図にみる近世 終了予定日:未定

名称・説明 時代 数量
量地伝習録 (写本) 本館蔵

伊能忠敬(いのうただたか)の弟子の渡邊慎(わたなべしん)が、遺命をうけて測量法や製図法などを文政7年(1824)に記した書。忠敬が改良した小方儀(しょうほうぎ)(小方位盤(しょうほういばん))の図もある。展示品は、天保2年(1831)に三之分目(さんのわけめ)村(現香取市)で渡邊から借り受けて写した写本。

天保2(1831)年写 1点
小方儀および「覚」 本館蔵

伊能忠敬が方位計測に用いたものと同型の真鍮製小方儀。これを杖先に差し込んで使用した。方位の目盛は反時計回りの逆針。これと一緒に伝来した領収書(『覚』)によれば、大隈屋源助から二両で買ったことがわかる。大隈屋は江戸浅草で測量器などを販売した。

19世紀中頃 2点
算法地方大成 本館蔵

長谷川寛校閲・秋田義一編の農政全般の解説書。第五巻は真鍮製測量器の製作法や使用法の解説。測器師として本書にかかわった大野規行は、父規貞とともに伊能忠敬の測量器も作り、『量地伝習録』では測器師として推薦されている。

天保8(1837)年 1点
大野規周の引札 本館蔵

江戸浅草の大野規周は、祖父規貞・父規行と三代続く測器師。この引札は、その天文測量器・地方測量器の広告用ちらし。この頃には測量器を扱う専門店も現れ、真鍮製の精巧な測量器に対する需要も高まっていた。

嘉永2年(1849)年 1点
象限儀 本館蔵

象限儀は上下の角度を測る器具。目標物を見通す線に象限儀の一辺をあわせ、振り子針の指し示す角度を読み取る。展示品は真鍮製の小型象限儀で携帯に便利。背面に「法眼規周」の刻印があり、大野規周の作であることがわかる。

19世紀 1点
経緯儀 本館蔵

大方儀は、水平の方位だけでなく上下の角度も計測することができる。山の高さや谷の深さなどを測るのに使用する。真鍮製で、大野規周の引札にみえる大方儀とほぼ同型のもの。

19世紀 1点

第4展示室

「民俗」へのまなざし 終了予定日:2019年9月8日(日)

 
名称・説明 時代 数量
太陽 sirpeker cupkamuy (The Sun) 芳野省吾作 本館蔵 2010年 1点
月 kunne cupkamuy (The Moon) 芳野省吾作 本館蔵 2010年 1点

くらしと技

「くらしと技」-尾形家住宅
2019年7月17日(火)から尾形家住宅で盆飾りを展示しています。
(終了予定日:2019年9月8日(日))