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第189回観察会 第188回観察会 第187回観察会 第186回観察会 第185回観察会 第184回観察会 第183回観察会 第182回観察会 第181回観察会 第180回観察会 第179回観察会 第178回観察会

第189回 観察会 2014年12月20日(土)

「サザンカの魅力」

天候が雨ではありましたが、東屋に用意した席が埋まるほどのお客様にお越し頂き、恵泉女学園大学名誉教授・日本ツバキ協会会長の箱田直紀先生による解説が始まりました。昔ながらのサザンカの季節、花形の変化と冬咲きサザンカ、サザンカの花の香りなどの解説があり、参加者は熱心に耳を傾けておられました。

次回1月24日(土)の観察会は、当館民俗研究系川村清志准教授による「気仙沼尾形家の年中行事と植物」です。

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第188回 観察会 2014年11月22日(土)

「菊細工のはなし」

雲ひとつない快晴で穏やかな陽気の中、くらしの植物苑は「伝統の古典菊」を観賞する人々で賑わっておりました。本日の講師平野恵先生(台東区立中央図書館)の解説では、菊細工の内容と出品した植木屋の名前を掲載した番付「菊細工番付」や浮世絵の紹介とその特徴をスライドを使い見ていきました。参加したお客様は、熱心に聞き入っていらっしゃいました。

次回は12月20日(土)恵泉女学園大学名誉教授の箱田直紀先生による「サザンカの魅力」です。

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第187回 観察会 2014年10月25日(土)

「いろいろなどんぐりとその利用」

中央博物館分館 海の博物館 の原正利先生が、東屋でどんぐりの形態などを簡単にお話の後、くらしの植物苑内と佐倉城址公園内を移動し、実際にどんぐりを採取しながら解説をして下さいました。参加者は実を手に取り思い思いに会話が弾んでおり、少し童心に帰り、楽しみながらの散策になったようです。

次回は11月22日(土)平野恵先生(台東区立中央図書館)による「菊細工のはなし」です。

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第186回 観察会 2014年9月27日(土)

「木の年代をはかる」

秋晴れの爽やかな天気のなか、第186回くらしの植物苑観察会「木の年代をはかる」が行われました。当館情報資料研究系の坂本稔教授が木の年代をはかる方法として「年輪年代法」と「炭素14年代法」について解説されました。当館企画展「弥生ってなに?!」で使用したパネルや、実際の木片も使った説明に、参加した方々は最後まで熱心に耳を傾けておられました。

次回10月25日(土)の観察会は千葉県立中央博物館分館、海の博物館分館長の原正利先生による「いろいろなどんぐりとその利用」です。

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第185回 観察会 2014年8月23日(土)

「朝顔の彩(いろどり)」

曇り空の蒸し暑い天気でしたが、植物苑観察会の他に古典菊の販売もあり、開苑前からたくさんのお客様が並んでおられました。九州大学大学院の仁田坂英二先生の解説では、変化朝顔の形の変化から離れ、アサガオの花の色と模様に注目して、花のバリエーションが増えてきた歴史的経緯や、花色の変化や花の模様が生じる仕組みについてのお話がありました。解説後アサガオの鉢を実際に観察ながら、色や模様についての解説もありました。毎年立ち見の方がでるほど人気のある観察会ですので、質疑応答も活発で、またお客様同士のアサガオを通じた交流も深まる賑やかな会となりました。

次回9月27日(土)の観察会は当館研究部情報資料研究系の坂本稔教授による「木の年代をはかる」です。

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第184回 観察会 2014年7月26日(土)

<本館企画展示「弥生ってなに?!」関連> 「コメと水」

梅雨明けも発表された最初の土曜日、第184回植物苑観察会「コメと水」が開催されました。今回の観察会は本館企画展示「弥生って何?!」の関連イベントでもあり、企画展にも携わっていらっしゃいます、当館考古研究系 西谷大先生が、縄文的農耕の技術を継承しつつ、水と戦いながらも安定的で持続的な水田を目指し多様性を生み出してきた人々の知恵などを解説されました。

この日は35度を超える猛暑の中、予定よりも、早めに切り上げての観察会でしたがその後も熱心に質問をされていらっしゃる参加者の方々もいらっしゃいました。

次回823()の観察会は九州大学大学院の仁田坂英二先生による「朝顔の彩(いろどり)」です。(通常と時間が異なりますのでご注意ください。)

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第183回 観察会 2014年6月28日(土)

「梅雨を彩る華花」

梅雨らしい曇天の中、第183回暮らしの植物苑観察会が開催されました。東京大学大学院教授辻誠一郎先生が、梅雨を彩る植物として毒溜(ドクダミ)、半夏生(ハンゲショウ)を中心に、この時期の植物について解説されました。心配していた雨も降ることはなく、参加者の方々は苑内を散策しながら様々な植物の観察を楽しんでおられました。

次回7月26日(土)の観察会は当館研究部考古研究系の西谷大教授による「コメと水」です。

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第182回 観察会 2014年5月24日(土)

「里山の植物利用-食べもの-」

天候に恵まれすがすがしい陽気のなかでの観察会でした。千葉県立中央博物館主任上席研究員の島立理子先生が、房総丘陵を例に、里山に住む人々が、植物をどのように育て、利用(食べている)してきたかを画像資料を使い解説されました。苑内散策も行われ、参加した方々は先生の解説に熱心に耳を傾けておられました。

次回628()の観察会は東京大学大学院教授辻誠一郎先生による「梅雨を彩る華花」です。

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第181回 観察会 2014年4月26日(土)

「趣味で桜草」

第181回植物苑観察会「趣味で桜草」が開催されました。初夏の日差しを感じさせる爽やかな陽気の中での観察会でした。野田さくらそう会茂田井宏先生による講義の前半では、桜草の栽培方法の解説、品種の解説の中では宮崎三千男氏の大輪桜草などが写真資料とともに紹介されました。後半は実際に展示されている桜草を観察しながらそれぞれの品種について詳しい解説がありました。質疑応答では参加者の皆さんが積極的に質問し、桜草の知識を深めていらっしゃいました。

次回5月24日(土)の観察会は、千葉県立中央博物館の島立理子先生による「里山の植物利用-食べもの-」です。

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第180回 観察会 2014年3月22日(土)

「花々をめぐる日本と韓国-サクラとムグンファ-」

第180回植物苑観察会「花々をめぐる日本と韓国-サクラとムグンファ-」が開催されました。今回は当館研究部考古研究系の高田 貫太准教授です。桜の開花予報も出始め、あちらこちらでお花見が見られ始めました。日本と韓国で、桜や槿を愛でる時のお花見の形態の違いから歴史的経緯などによっての微妙な心情の違いなど解説されました。お互いの国を理解し、真の交流が深まるのではないかという先生のお話に皆さん熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

次回4月26日(土)の観察会は野田さくらそう会の茂田井 宏氏による「趣味で桜草」です。

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第179回 観察会 2014年2月22日(土)

「くらしを守るもりやはやし」

第179回植物苑観察会「くらしを守るもりやはやし」が開催されました。当館研究部歴史研究系の青山宏夫教授が、富山県砺波平野の散村に作られた屋敷林の形態や機能、近代以降における変化について、豊富な写真を使って解説されました。参加した方々は最後まで熱心に耳を傾けておられました。外には雪が残り空気が大変冷たい日でしたが、東屋に差し込む日の光から春が近いことを感じました。

次回3月22日(土)の観察会は、高田貫太教授による第180回観察会「花々をめぐる日本と韓国-サクラとムグンファ-」を行います。

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第178回 観察会 2014年1月25日(土)

「歴史に見る千葉の里山・桜草の植え替え」

第178回くらしの植物苑観察会「歴史に見る千葉の里山・桜草の植え替え」が行われました。観察会の前半は、当館考古研究系の西谷大教授が、歴史とともに変化する里山の姿について、房総丘陵の事例をとりあげながら解説されました。先生の講演を聴いた後、博物館事業課展示係山村聡主任の説明のもと、観察会の来場者の皆様と一緒に桜草の植え替えを行いました。参加者の方々は慎重に根をほぐし、桜草の植え替えを楽しんでおられました。

次回2月22日(土)の観察会は、当館研究部歴史研究系の青山宏夫教授による「くらしを守るもりやはやし」です。

※この回は辻誠一郎先生による「春を迎えるくらしの植物苑:新春の花々と木々を楽しむ」の予定でしたが、都合により上記のタイトル・講師に変更となりました。

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