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第165回観察会 第164回観察会 第163回観察会 第162回観察会 第161回観察会 第160回観察会 第159回観察会 第158回観察会 第157回観察会 第156回観察会 第155回観察会 第154回観察会

第165回 観察会 2012年12月15日(土)

「サザンカの品種とその文化史」

第165回くらしの植物苑観察会「サザンカの品種とその文化史」が行われました。恵泉女学園大学名誉教授・(社)日本ツバキ協会会長の箱田 直紀先生の解説では、写真が豊富な資料が使われ、サザンカが園芸植物として発達してきた経過と多彩なサザンカの全体像を大変興味深く見ることができました。小雨の降る寒いなかでの観察会でしたが、参加の皆さんは先生の解説に熱心に耳を傾けていました。

次回の観察会は、1月26日(土)当館考古研究系の林部 均先生による「都のなかの安らぎ空間」です。

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第164回 観察会 2012年11月24日(土)

「菊花のかたち」

第164回くらしの植物苑観察会「菊花のかたち」が行われました。東洋大学非常勤講師の平野 恵先生が江戸時代に刊行された栽培書を紹介しながら、花弁の形や咲き方に注目した菊の鑑賞について講演されました。また、江戸時代の武家がどのように菊を育て、鑑賞したかを解説されました。観察会終了後には壇上から見下ろして嵯峨菊の鑑賞を楽しまれるお客様の姿もありました。

次回の観察会は、12月15日(土)恵泉女学園大学名誉教授の箱田 直紀先生による「サザンカの品種とその文化史」です。

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第163回 観察会 2012年10月27日(土)

「洛中洛外図屏風にみえる植物」

第163回くらしの植物苑観察会「洛中洛外図にみえる植物」が行われました。当館研究部歴史研究系の小島道裕教授が、パワーポイントを使用しながら、まずは洛中洛外図屏風の構成の説明から入り、その中に描かれていた植物から、その時代の人々の生活や、現代にも通ずる名所との関わりを探りました。

次回は11月24(土)東洋大学の平野 恵先生による「菊花のかたち」です。

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第162回 観察会 2012年9月22日(土)

「『日本竹譜』とその著者片山直人」

第162回くらしの植物苑観察会「『日本竹譜』とその著者片山直人」が行われました。当館歴史研究系の樋口雄彦教授から『日本竹譜』の著者である片山直人(1840~96)という人物について、また彼の人脈から、幕府から明治政府へとつながった博物学の系譜についての解説がありました。

次回の観察会は、10月27日(土)当館歴史研究系の小島道裕教授による「洛中洛外図にみえる植物」です。

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第161回 観察会 2012年8月25日(土)

「朝顔の仲間たち」

第161回くらしの植物苑観察会が行われました。九州大学大学院の仁田坂英二先生が「朝顔の仲間たち」と題し、アサガオの種類や品種、近縁の作物であるサツマイモについて講演されました。休憩後、展示中の変化朝顔の観察を行いました。暑さの厳しい日ではありましたが、蝉の声が響く植物苑内は、興味深く朝顔をご覧になる参加者でにぎわいました。

次回の観察会は、9月22日(土)当館歴史研究系の樋口雄彦教授による「『日本竹譜』とその著者片山直人」です。

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第160回 観察会 2012年7月28日(土)

「縄文時代の栽培植物と農耕」

第160回くらしの植物苑観察会「縄文時代の栽培植物と農耕」が行われました。当館考古研究系の山田康弘准教授が縄文時代の人たちの植物との関わりを中心に“縄文人は花を愛でたのか?”という興味深いテーマで講演を行いました。猛暑日ではありましたが、参加者の方は銘々に暑さ対策をしつつ、熱心に耳を傾けていました。

次回8月25日の観察会は九州大学大学院の仁田坂英二先生による、「朝顔の仲間たち」です。(※開催時間が通常と異なりますのでご注意ください。)

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第159回 観察会 2012年6月23日(土)

「くらしの中に息づく植物」

第159回くらしの植物苑観察会「くらしの中に息づく植物」が行われました。千葉県立中央博物館の天野誠先生より、江戸時代から戦後まもなくにかけて利用されてきた植物について、その用途と使い方の解説がありました。また、苑内を散策しながら、植物が現代のくらしの中でも、重要な役割を果たしていることを実感することができました。

次回の観察会は7月28日(土)当館研究部考古学研究系の山田康弘准教授による「縄文時代の栽培植物と農耕」です。

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第158回 観察会 2012年5月26日(土)

「錦絵にみる植物」

第158回くらしの植物苑観察会「錦絵にみる植物」が行われました。当館副館長の大久保純一教授が、錦絵に描かれた植物を通し、版画による植物の質感再現技術の進歩を軸に講演をしました。新緑の木々が垣間見られる東屋内を時折ここちの良い風が吹き抜ける中、多くの参加者と共に花鳥画を鑑賞し、江戸時代の人々の暮らしに思いをはせるひとときでした。

次回観察会は6月23日(土)千葉県立中央博物館の天野誠先生による「くらしの中に息づく植物」です。

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第157回 観察会 2012年4月28日(土)

「佐倉城址の植物観察-春編-」

4月28日土曜日に第157回くらしの植物苑観察会が行われました。「佐倉城址の植物観察-春編‐」と題し、植物苑内-姥が池-梅園付近を散策しました。講師は千葉県立中央博物館(および当館客員教授)の原正利先生です。
汗ばむ程の絶好の散策日和の中、大変多くの方が来苑され皆さん熱心に先生のお話に耳を傾けていらっしゃいました。

次回観察会は5月26日(土)当館副館長大久保純一教授による「錦絵に見る植物」です。

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第156回 観察会 2012年3月24日(土)

「ヤクスギの秘密」

第156回くらしの植物苑観察会「ヤクスギの秘密」が行われました。民俗研究系の柴崎茂光准教授が、ヤクスギについて、その特徴、利用、工芸品の魅力に焦点をしぼって講演をしました。質疑応答では、参加者も一体となって話がなされ、盛り上がりました。

次回は4月28日(土)千葉県立中央博物館の原正利先生による「佐倉城址の春の植物―春編―」です。

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第155回 観察会 2012年2月25日(土)

「みかんの戦後-甘さと安全性のあゆみ-」

第155回くらしの植物苑観察会「みかんの戦後―甘さと安全性のあゆみー」が行われました。当館研究部歴史研究系の原山浩介准教授が、温州ミカンと海外産のオレンジの実物を見ながら農薬使用のバランスやオレンジ輸入化によるみかん農家への影響などについてパワーポイントを使用しながら解説しました。

次回は3月24日(土)当館研究部民俗研究系柴崎茂光准教授による「ヤクスギの秘密」です。

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第154回 観察会 2012年1月28日(土)

「祝いと厄除けの植物たち」

第154回くらしの植物苑観察会「祝いと厄除けの植物たち」が行われました。 東京大学大学院の辻誠一郎先生が、年中行事(特に正月や節句)に関わる植物のお話をしてから、苑内を散策し解説をして下さいました。寒中ですが日差しに恵まれ、参加した方は最後まで熱心に耳を傾けていました。

次回は2月25日(土)当館研究部歴史研究系原山浩介准教授による「みかんの戦後―甘さと安全性のあゆみ―」です。

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