期間限定の展示資料:第3展示室
国際社会のなかの近世日本
終了予定日:2026年6月21日(日)
三線(平伸知念型) 本館蔵
琉球で三線が演奏されるようになったのは16世紀のことと考えられている。私的な場だけでなく、冊封使の歓待や江戸参府のときの芸能として公式の場で演奏された。演奏するのは士族の男性。琉球にはいないインドニシキヘビの皮が胴に張られる。
時代:現代|数量:1点
終了予定日:2026年7月5日(日)
アツシ 本館蔵
オヒョウなどの樹皮繊維でつくられた織物および服飾のこと。アイヌの人びとの自家用のほか、和人との交易品としても生産された。和人社会では、漁場労働や海上運輸の作業着として好まれた。また、歌舞伎衣裳として錦絵に描かれ、広く珍重されていた様子がうかがえる。
時代:19~20世紀|数量:1点
終了予定日:2026年7月12日(日)
朝鮮通信使奉呈品目録 複製 原品:本館蔵
1682(天和2)年の通信使が、馳走役に当たった石見藩主のむすこ亀井松之助(後の茲親)に贈った朝鮮人参、色紙、筆、墨、白苧布などを記載したもの。通信使とかれらに接した日本の人びとが、頻繁に贈答交換をしていたことを表すものとして興味深い史料。
時代:天和2(1682)年|数量:1点
御免国々御馳走方并曲馬図 本館蔵
通信使来日のたびに製作されたガイドブックの一つ。馳走役(道中案内・世話)の大名の書き上げ、通信使を護衛する対馬藩主の行列、見物人に人気絶大の朝鮮曲馬芸などが描かれる。巻末に1607(慶長12)年以降の通信使略年譜、日朝関係史の概略などがある。
時代:宝暦13(1763)年|数量:1点
終了予定日:2026年8月2日(日)
紋章付山水人物蒔絵皿 本館蔵
連合オランダ東インド会社創設に関わったヒンローベン家(中央部の家紋からわかる)のために注文製作された大皿。口縁部に、東海道を江戸へ旅する外国人一行が描かれる。行列の規模からオランダの商館長だと考えられる。
時代:17~18世紀|数量:1点
ニンカリ(耳環) 本館蔵
アイヌの耳環は耳たぶに穴を開けて装着するピアスタイプのものを用いている。銀製のものや、錫、鉛などの金属を主として、下辺部にガラス玉や金属、絹片などの装飾をつける。金属部分は日本製のものが多い。
数量:1点
トゥキ(杯・脚)・イクパスイ 本館蔵
アイヌの祭具のうち、酒に関わるものは漆器が多い。特に漆椀(トゥキ)を天目台に載せて用いる方式はアイヌ独特のものである。儀礼のときはトゥキに酒を注ぎ、その口縁に横たえた酒へら(イクパスイ)を手に取り、その先端を酒に浸して、神に酒を捧げる。
数量:1点
耳たらい 本館蔵
数量:1点
終了予定日:2026年11月15日(日)
マキリ(小刀) 本館蔵
男女ともに常に携帯する利器。調理の際の包丁や彫刻刀などとして用いられるほか、生活すべての場で使われている。古くはアイヌ自製の鋼であったが、日本との交易が盛んになると日本製の刃物にかわった。拵えには美しい彫刻を施すが、これは男の手仕事である。
数量:1点
都市の時代
終了予定日:2026年7月5日(日)
紫紗地浜松草花模様染縫小袖 本館蔵
公家女性の礼服には二種類の特徴的なデザインがある。ひとつは、草花の折枝と有職風の幾何文ないし紋章をゆったりと散らすもの。もうひとつは、草花の立木を中心として構成した風景模様である。いずれも技術的には刺繡が多用される。
数量:1領
紫絽地鷹狩模様染縫小袖 本館蔵
武家女性の礼服には二種類の特徴的なデザインがある。ひとつは、束にした有職風の幾何文ないし器物で埋めつくすもの、もうひとつは、風景の中に象徴的なモティーフを散りばめて文芸を暗示するものである。いずれも技術的には刺繡や型を用いた鹿の子絞りが多用される。
数量:1領
縹麻地菊梅小紋帷子 本館蔵
中層以上の町方女性の間では、紋付の黒無地または裾にのみ模様をほどこす裾模様が礼服であった。また、型染めで細かな文様を染め出した小紋を晴着として着用し、とくに紋付のものは礼服としても用いられた。
数量:1領
猿に烏蒔絵螺鈿印籠 本館蔵
数量:1点
扇面散蒔絵印籠 本館蔵
数量:1点
美人若衆蒔絵印籠 本館蔵
数量:1点
月に雁蒔絵印籠 本館蔵
数量:1点
松飾獅子舞蒔絵螺鈿印籠 本館蔵
数量:1点
竹に騎馬人物蒔絵螺鈿印籠 本館蔵
数量:1点
楼閣人物堆黒印籠 本館蔵
数量:1点
許由巣父螺鈿印籠 本館蔵
数量:1点
鴛鴦蒔絵胴乱形印籠 本館蔵
数量:1点
江戸名所百人美女 複製 駿河町/ふる川 原品:本館蔵
三代歌川豊国 画
江戸の名所風景のコマ絵を添えて、さまざまな階層の女性を描いた三代歌川豊国晩年の作。コマ絵は門人の二代歌川国久が担当している。女性たちの服飾や髪形からは、階層による差異や類型化されたイメージをみることができる。
時代: 安政4(1857)年~ 安政5(1858)年|数量:1点
ひとともののながれ
終了予定日:2026年7月12日(日)
虎勢道中記 弐 本館蔵
時代:江戸時代|数量:1冊
終了予定日:2026年9月23日(水・祝)
東遊画巻 本館蔵
時代:江戸時代|数量:1巻
村からみえる『近代』
終了予定日:2026年7月12日(日)
蟲鑑 本館蔵
「蟲鑑」にみえる顕微鏡用法の図解。同書には、顕微鏡図のほか、顕微鏡で見た寄生虫等の観察例も図示されている。
時代:文化6(1809)年|数量:1点
虫譜図説 巻之八 本館蔵
飯室庄左衛門(楽圃) 著
『栗氏千虫譜』とならぶ虫図譜の大著。飯室は幕臣の本草家。各地採集観察の虫の図と先行図譜による図とがまじる。本書も多くの写本を生み、展示本は近代の写しである。
時代:安政3(1856)年|数量:1冊
玉襷(全10巻) 本館蔵
平田篤胤 著
『毎朝神拝詞記』を本文とし、神々の伝や神拝の心得などの詳細な注釈をほどこした書。1832(天保3)年から徐々に刊行されたが、政治的な配慮で、巻二のみ1861(文久元)年7月に刊行された。
時代: 天保3(1832)年より刊|数量:1点
彦蔵自伝挿絵原画 母の葬式(彩色) 本館蔵
時代:19世紀|数量:1点
聆涛閣集古帖 乗輿1 本館蔵
時代:18~19世紀|数量:1冊
終了予定日:2026年9月23日(水・祝)
栗氏千虫譜 第五冊 複製 原品:国立国会図書館
細密な観察と写生によって約600種の虫類が描かれ、一部の図には顕微鏡も利用された。以後の図譜によく転写された。喜多川歌麿の虫図との比較も興味深い。
時代:文化8(1811)年|数量:1冊
絵図・地図にみる近世
終了予定日:2026年7月12日(日)
坤輿全図・坤輿全図説 本館蔵
坤輿萬国全図を、伊勢の稲垣子戩が縮小して忠実に翻刻した世界図と冊子。冊子には坤輿万国全図に記載された多くの注記が収められている。蘭学系世界図が刊行されていた19世紀初頭においても、200年前の坤輿万国全図が権威をもっていたことがわかる。
時代:享和2(1802)年|数量:1巻
改正地球萬国全図 本館蔵
水戸藩の長久保赤水が坤輿萬国全図などをもとに作製した世界図。右上に桂川甫周のものとされる題辞があり、マテオ=リッチの中国名である利瑪竇をさす「利氏」とみえる。その左の枠には本図の内題「地球万国山海輿地全図説」がある。以後、これを模倣した世界図が多数作製される。
時代:18世紀|数量:1枚
万国輿地山海図説 本館蔵
長久保赤水の世界図を模倣して作られた世界図。地図の輪郭や大陸の形態はやや崩れているが、色刷りで小型であるために見やすく取り扱いも容易であった。右下には、北半球側がみえる地球儀が描かれる。この頃、知識人のあいだでは地球儀も普及しつつあった。
時代:19世紀|数量:1枚
世界万国日本ヨリ海上里数王城人物図 本館蔵
長久保赤水の世界図にならって、長円形の世界図であるが、大陸の形態は大きく崩れている。周囲には「阿蘭陀本国人」などとならんで、「女人国」・「一眼国」・「小人国」・「長人国」など、古くから語り伝えられてきた架空の国々の人物が描かれている。幕末の通俗化した世界図の一つ。
時代:19世紀|数量:1枚
坤輿万国全図 複製 原品:宮城県図書館蔵
坤輿万国全図は、中国人向けに作られた世界図であるため、漢字で刊行された。その結果、日本人にも理解できるものとなった。展示品は六幅の掛け軸であるが、右から第一幅右端、第二幅左端、第三幅右端、第四幅左端、第五幅右端、第六幅左端が汚れており、かつては屏風であったことがわかる。
時代:1602年|数量:1隻
終了予定日:未定
量地伝習録 (写本) 本館蔵
伊能忠敬(いのうただたか)の弟子の渡邊慎(わたなべしん)が、遺命をうけて測量法や製図法などを文政7年(1824)に記した書。忠敬が改良した小方儀(しょうほうぎ)(小方位盤(しょうほういばん))の図もある。展示品は、天保2年(1831)に三之分目(さんのわけめ)村(現香取市)で渡邊から借り受けて写した写本。
時代:天保2(1831)年写|数量:1点
小方儀および「覚」 本館蔵
伊能忠敬が方位計測に用いたものと同型の真鍮製小方儀。これを杖先に差し込んで使用した。方位の目盛は反時計回りの逆針。これと一緒に伝来した領収書(『覚』)によれば、大隈屋源助から二両で買ったことがわかる。大隈屋は江戸浅草で測量器などを販売した。
時代:19世紀中頃|数量:2点
算法地方大成 本館蔵
長谷川寛校閲・秋田義一編の農政全般の解説書。第五巻は真鍮製測量器の製作法や使用法の解説。測器師として本書にかかわった大野規行は、父規貞とともに伊能忠敬の測量器も作り、『量地伝習録』では測器師として推薦されている。
時代:天保8(1837)年|数量:1点
大野規周の引札 本館蔵
江戸浅草の大野規周は、祖父規貞・父規行と三代続く測器師。この引札は、その天文測量器・地方測量器の広告用ちらし。この頃には測量器を扱う専門店も現れ、真鍮製の精巧な測量器に対する需要も高まっていた。
時代:嘉永2(1849)年|数量:1点
象限儀 本館蔵
象限儀は上下の角度を測る器具。目標物を見通す線に象限儀の一辺をあわせ、振り子針の指し示す角度を読み取る。展示品は真鍮製の小型象限儀で携帯に便利。背面に「法眼規周」の刻印があり、大野規周の作であることがわかる。
時代:19世紀|数量:1点
大方儀 本館蔵
大方儀は、水平の方位だけでなく上下の角度も計測することができる。山の高さや谷の深さなどを測るのに使用する。真鍮製で、大野規周の引札にみえる大方儀とほぼ同型のもの。
時代:19世紀|数量:1点