期間限定の展示資料:第2展示室
東国と西国
終了予定日:2027年1月11日(月・祝)
尾張国富田庄絵図 複製 原品:円覚寺蔵
富田庄は円覚寺が地頭職を持った荘園で、現名古屋市中川区富田付近に当たる。本図は富田庄の領域と隣接地域を示したもので、右上の萱津宿をはじめ、村落・寺社・堤など当時の景観を知る好資料である。
時代:14世紀|数量:1幅
越後国奥山庄波月条近傍絵図 複製 原品:中条町役場蔵
奥山庄の地頭三浦和田氏の所領相続に関する相論の過程で描かれた絵図。論点の波月条が朱線で囲まれている他、地頭の屋敷や市場(七日市・高野市)、鋳物師の家などが描かれていることも興味深い。
時代:建治3(1277)年ころ|数量:1幅
陸奥国骨寺村絵図(その一) 複製 原品:中尊寺
骨寺村(現一関市本寺)は中尊寺に近い農村で、同寺の経蔵別当が直接支配を行っていた。絵図からは耕地と居宅がセットになった「在家」が盆地内に散在する様子がよくうかがえ、骨寺堂などの記載も見られる。
時代:鎌倉時代末か|数量:1幅
和泉国日根野村近隣絵図 複製 原品:宮内庁書陵部蔵(九条家文書)
日根庄は摂関家のひとつ九条家の荘園。この絵図は14世紀ころの「荒野」の開発に際して、日根野村付近の様子を描いたもの。図の上部に「日根」と記録され、左寄りの中央から下部にかけては「荒野」が描かれている。
時代:14世紀初|数量:1幅
民衆の生活と文化
終了予定日:2027年1月11日(月・祝)
年中行事絵巻 複製 巻第十二 原品:京都芸術大学蔵
原本は後白河法皇が作らせた60余巻の絵巻。近世の模写で一部が伝存する。展示しているのは、「祇園御霊会」や「稲荷御霊会」などの祭礼の様子を描いた部分。「御霊会」は、病気をはやらせる貴族や天皇の怨霊をなぐさめて病魔を退散させようとした祭礼で、都の祭りはこれから始まった。
時代:12世紀|数量:1巻
大名と一揆
終了予定日:2026年11月1日(日)
【重要文化財】色々威腹巻大袖付(盛上黒漆小札) 本館蔵
時代:16世紀|数量:1領
終了予定日:2026年11月8日(日)
借銭状類古文書 本館蔵
京都の収集家田中教忠が集めた借銭状類(しゃくせんじょうるい)の文書。
右の文書は、質入れした土地を放棄する証文。二十貫文を借りるために京都の五条坊門(ごじょうのぼうもん)にある土地を質に入れたが、返済ができなかったため、借主がその土地を放棄すると述べたもの。
左の文書は銭の借用状。十貫文を借り、来月中にその利息とともに佐伯庄(さえきのしょう)の年貢で支払うことを約束している。佐伯庄は醍醐寺領である丹波国(たんばのくに)佐伯庄(京都府亀岡市近辺)を指す。
●とら質地流状(しっちながしじょう)
写真|釈文
●某銭借用状(なにがしぜにしゃくようじょう)
写真|釈文
数量:1巻
豊後若林家文書 本館蔵
豊後国(ぶんごのくに)海部郡(あまべぐん)佐賀郷(さがごう)一尺屋(いっしゃくや)に住していた若林家に伝来した文書。若林家は室町時代以降豊後国守護大友氏に従い、大友水軍の一翼を担った。
右の文書は大友親重(ちかしげ)から若林弾正忠(だんじょうのじょう)に宛てた軍勢催促状(ぐんぜいさいそくじょう)。長らく辛抱が続き心苦しいが、心を一つにして奮闘しないと難局を乗り切れないため参陣してほしいという内容で、姫岳合戦(ひめたけかっせん)前の緊迫した様子が読み取れる。
左の文書は、豊後国朽網(くたみ)郷内にある朽網宮内少輔(くないしょうゆう)の跡地を、大友親重が若林弾正忠に与えることを記したもの。親重の従伯父(じゅうはくふ)である大友持直(もちなお)が幕府に追討された姫岳合戦で、親重は持直に与(くみ)しており、本文書からは恩賞を与えることが味方を確保する重要な手段であったことがうかがえる。
●大友親重軍勢催促状写(おおともちかしげぐんぜいさいそくじょううつし)
写真2|釈文
●大友親重知行預ヶ状(おおともちかしげちぎょうあずじょう)
写真2|釈文
数量:1点
大航海時代のなかの日本
終了予定日:2026年11月1日(日)
日本イエズス会士年報(パシオ) / 日本殉教報告(ガルシア) 本館蔵
パシオ「1598年、日本イエズス会年報」。1601年、ベネチア刊。パシオはイタリア人のイエズス会宣教師で、天正13年(1585)来日。1611年巡検使に任命された。
ガルシア「日本殉教報告」。1625年、マドリード刊。ガルシアはスペインのフランシスコ会宣教師で、文禄2年(1593)来日。日本最初の殉教者として聖人に列せられた。
時代:17世紀|数量:1冊
南蛮屏風 復元模写 原品:本館蔵
時代:17世紀|数量:1隻
終了予定日:2026年12月26日(土)
横矧二枚胴具足 本館蔵
甲冑はその時代の主要武器のありようを反映している。弓矢が盛んだと大鎧。刀や薙刀だと腹巻・胴丸の類である。さらに鉄砲や鑓の歩兵集団戦が主体になると、鑓先や玉を外すために鉄板仕立の新様式の当世甲冑が流行した。
時代:16世紀|数量:1領