教員が各自の研究成果をもとに行う催しです。13時から15時まで歴博講堂において開催されます。来館者は誰でも聴講することができます。参加無料で事前の申込みも不要です。(定員260名)
※第414回は2019年3月23日(土)10時~12時の開催となります


このページの目次
第410回「太上天皇の『詔勅』」第411回「日本の中世文書を考える」第412回「市民参加で読む地震史料」第413回「平田篤胤が遺したもの -幕末政治と思想のゆくえ-」第414回「第1展示室『先史・古代』オープン」

第410回「太上天皇の『詔勅』」

開催要項

日程 2018年10月13日(土)
講師 仁藤 敦史(本館歴史研究系)

開催趣旨

2016年8月8日「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」がテレビなどで公開されました。戦後七十年が経過したにもかかわらず、日本国憲法に規定された象徴天皇制の内実が必ずしも十分には定まっていなかったことを国民に強く印象づけました。万世一系、男系男子、終身在位や元首的立場にこだわってきた近代天皇制と、生前譲位、太上天皇さらには女帝も許容した古代以来の天皇制度との差異がこれにより明らかとなりました。

世界史的に類のない前君主の地位を制度的に認めた二重王権としての譲位制および太上天皇制も、天皇の絶対的権威を弱めるものとして近代には採用されませんでした。

筆者は、かつて太上天皇についての考察をおこなった際に、以下のように論じたことがあります。「太上天皇の存在は、永遠不変の原理と考えられがちな天皇制を相対化する素材として大きな意味を有し、天皇制を時代に即して変容していく制度として位置づける可能性が太上天皇の研究には秘められている」。この提言は、図らずも「おことば」以降においては、より現実的な意味を持つようになったと考えます。

この太上天皇制を考える場合、一つの焦点となるのは、太上天皇が「二人目の天皇」として天皇と同質の詔勅を発出する主体として本来的に構想されていたかどうかという問題です。この点について、古代古文書論の重要な問題としても位置づけ考察します。

第411回「日本の中世文書を考える」

開催要項

日程 2018年11月10日(土)
講師 小島 道裕(本館歴史研究系)

第412回「市民参加で読む地震史料」

開催要項

日程 2019年1月12日(土)
講師 橋本 雄太(本館研究部)

第413回「平田篤胤が遺したもの -幕末政治と思想のゆくえ-」

開催要項

日程 2019年2月9日(土)
講師 天野 真志(本館研究部)

第414回「第1展示室『先史・古代』オープン」

開催要項

日程 2019年3月23日(土) ※時間は通常と異なり 10:00~12:00 となります
講師 藤尾 慎一郎(本館考古研究系)

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