教員が各自の研究成果をもとに行う催しです。13時から15時まで歴博講堂において開催されます。


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第452回「歴博の少し不思議な資料の話~「歴博色尽くし」展に寄せて~」

第452回「歴博の少し不思議な資料の話~「歴博色尽くし」展に寄せて~」

開催要項

日程 2024年4月13日(土)
講師 鈴木 卓治(本館情報資料研究系教授)
定員 240名
参加費 無料

※令和6年度の歴博講演会は、事前申込み制を取りやめます。参加をご希望の方は、当日、直接会場までお越しください。なお、入場開始は12:30ごろを予定しております。

講演趣旨

現在開催中の企画展示「歴博色尽くし」に出展した、歴博が所蔵する“ちょっと不思議な”資料のお話をさせていただきます。この企画展では「あなたがた(資料)はなぜ、歴博へ?(歴博の館蔵資料になったのですか?)」と思わず問いかけたくなるような資料を選んで展示しました。それらの資料の出展までの経緯を含めてご披露したいと思います。

コーナー1で展示している2棟の彩色建築模型は、色尽くし展を開催するきっかけとなった資料であると同時に、その由来や来歴に不明な点の多い資料でした。今回の出展を通じていくらかの謎解きができましたので、ご紹介します。

コーナー2の染織資料とコーナー4の漆資料は、展示内容を組み立てるにあたって、もっともダイナミックに構成が変わっていったところです。どのように変わっていったのか,ご紹介したいと思います。キーワードは「色見本」。

コラム展示として、明治初年の色彩教育をとりあげましたが、それが外部の先生や学会とのすてきなコラボレーションに発展し、最終的に現在の形にまとまった過程をご紹介します。このコラボレーションは、関連イベントとしてたいけんれきはくを中心に実施している色彩文化体験コーナー「いろどりみどり」に発展しました。それについてご紹介します。

 

お問い合わせ先

国立歴史民俗博物館 広報サービス室 広報・普及係
TEL: 043-486-0123(代)
Email: sfukyu@ml.rekihaku.ac.jp
受付時間:平日9:00~17:00

 


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