第460回 講演会「『帝国日本』研究と新展示」
開催要項
日程
2025年4月12日(土)
時間
13:00~15:00 (開場:12:30)
場所
歴博講堂
講師
樋浦 郷子(本館研究部准教授)
定員
240名(先着順)
講演趣旨
2026年3月17日、第5展示室(近代)がリニューアルオープンします。今年度開催する歴博講演会の3回、歴博フォーラムの2回は、リニューアル関連イベントとして実施する予定です。今回の講演会は、それら関連イベントの今年度初回となります。
リニューアル前の第5展示室では、植民地や日本が帝国として拡大していく過程が、限定的にしか展示されませんでした。新展示では、ポストコロニアリズム(脱植民地化)など、新しい学術界の動向をふまえて、いったいどういう「近代」を来館者のみなさまへお見せするのか、まだ議論は続いています。
私の専門は教育史で、歴博に着任する前からこんにちまで、日本が領有していた植民地の教育制度やその実態について主に研究しています。歴博に着任してから学芸員資格を取得し、大小の展示を経験しました。植民地化された国や地域について研究する者として、また展示する側として考えていることをお話しし、みなさまと共有したいと思います。
お問い合わせ
国立歴史民俗博物館 広報課 広報・普及係
TEL: 043-486-0123(代)
Email: sfukyu@ml.rekihaku.ac.jp
受付時間:平日9:00~17:00