第453回 講演会「弥生・古墳時代の土器と人の移動」

歴博講演会

開催要項

日程

2024年8月10日(土)

時間

13:00~15:00

場所

歴博講堂

講師

山下 優介(本館考古研究系テニュアトラック助教)

定員

240名

参加費

無料

※令和6年度の歴博講演会は、事前申込み制を取りやめます。参加をご希望の方は、当日、直接会場までお越しください。なお、入場開始は12:30ごろを予定しております。

講演趣旨

考古学は遺跡や遺構、遺物を通じて人類の過去を研究する学問ですが、過去の人々の生活や社会を考えるうえで重要な資料の一つが、遺跡から豊富に出土する土器です。弥生時代や古墳時代の遺跡から出土した土器は、その遺跡が営まれた時期を明らかにするだけでなく、人やモノの移動を伴った当時の交流のありさまを如実に物語ります。

今回の講演では、前半で、弥生時代や古墳時代の土器を対象にした研究例を挙げながら、当時の日本列島でどのような人の動きが復元されてきたかを紹介します。後半は、講演者が取り組んできた、近江地域(現在の滋賀県)に系譜をもつ「近江系土器」に関する研究をもとに、弥生時代から古墳時代への移行期に顕在化する土器の移動をテーマにお話しします。土器の移動現象だけでなく、土器の背後にみえてくる人々の行動や、さらには土器の移動を引き起こした要因について、近年の研究動向をふまえながら考えてみます。

総合展示第1室(先史・古代)に控えめにたたずむ弥生土器や土師器のなかにも、当時の人々のダイナミックな行動を知る手がかりがあります。その面白さに触れてもらえればと思います。

お問い合わせ
国立歴史民俗博物館 広報課 広報・普及係
TEL: 043-486-0123(代)
Email: sfukyu@ml.rekihaku.ac.jp
受付時間:平日9:00~17:00