第115回歴博フォーラム「いにしえの「玉手箱」、近世好古図録をひらく」

歴博フォーラム

開催要項

日時

2023年4月1日(土) 13時00分~16時30分

場所

歴博講堂

定員

240名

参加費

無料

主催

国立歴史民俗博物館

開催趣旨

企画展示「いにしえが、好きっ!―近世好古図録の文化誌―」(2023年3月7日~5月7日)の開催と連動して、企画展示の紹介を交えながら、研究成果の発信を目的として開催いたします。

本企画展示の主人公である『聆涛閣集古帖(れいとうかくしゅうこちょう)』には、考古、文書、美術工芸、図像など、さまざまなジャンルの歴史資料が登場します。さながら「いにしえの玉手箱」です。ここに描かれた古器物が、どのようにコレクションされ、それらはいまどのように伝わっているのか。共同研究の成果ならびに企画展示の準備の過程で明らかになった研究実践の成果を披露します

第115回歴博フォーラム レジュメ集はこちら(PDF)

プログラム

(内容は変更される場合があります)

13:00~13:10

開会挨拶 
西谷 大(国立歴史民俗博物館・館長)

13:10~13:25

趣旨説明
三上 喜孝(国立歴史民俗博物館研究部・教授)

13:25~13:50

「弥生時代石剣の集古帖への記載」
吉田 広(愛媛大学ミュージアム・教授)

13:50~14:15

「集古帖の瓦帖が語る藤貞幹の古瓦譜編集過程」
村野 正景(京都文化博物館・学芸員)

14:15~14:40

「近世好古図録に描かれた寺社宝物」
清水 健(東京国立博物館学芸研究部調査研究課工芸室・主任研究員)

14:40~14:55

休憩

14:55~15:20

「網代輿を「作る」視点で考える」
落合 里麻(東北生活文化大学・講師)

15:20~15:45

「『集古十種』編纂をめぐる吉田道可と松平定信の交流」
加藤 明恵(神戸大学大学院人文学研究科・助教)

15:45~16:10

「『聆涛閣集古帖』と本山コレクション」
山下 大輔(関西大学博物館・学芸員)

16:10~16:25

質疑応答

16:25~16:30

閉会挨拶
三上 喜孝(国立歴史民俗博物館研究部・教授)