第435回「歴史資料を読み解く―遺跡・古文書・風俗画―」
開催要項
日程
| 2022年3月12日(土) |
講師
| 小島 道裕(当館歴史研究系) |
講演趣旨
歴史を考えることは、資料に込められた情報を読み解いていくことでもあります。歴博に着任以来、手がけてきた主な歴史資料を取り上げて、どのようなことが分かったのかを改めて御報告したいと思います。
遺跡の関係では、戦国・織豊期の城下町を主に扱い、その地域との関係を考えました。楽市令の問題から、制札、そして古文書そのものへと関心が広がり、印判状の押印方法など、様式についての国際比較を試みるに至りました。一方、洛中洛外図屏風などの風俗画についても、制作の目的を推定することで、描かれた内容が歴史研究の素材としてどう使えるかを考えました。
歴史資料を観察して意味を見出す喜びを共にできれば幸いです。