みんなで翻刻ー市民参加で歴史資料を「翻刻」するー

みんなで翻刻

みんなで翻刻(https://app.honkoku.org/)は、歴史資料に書かれた「くずし字」を、インターネットを通じて市民のみなさんと一緒に読み解いていく参加型プロジェクトです。国立歴史民俗博物館、東京大学、京都大学 が共同で運営しています。
日本国内には、江戸時代以前に書かれた古文書などの多数の歴史資料が伝来しています。しかしながら、そこに書かれている「くずし字」は、現代の文字とは形が大きく異なるため、専門的な知識がないと解読は困難です。

「みんなで翻刻」では、だれでもWebブラウザから参加でき、利用者同士で協力しながら歴史資料をテキスト化(翻刻)していきます。初心者向けの学習機能やAIによる文字認識支援も備えており、初めての方でも少しずつくずし字を学びながら参加できます。
こうして作成された翻刻データは、歴史研究だけでなく、災害史研究や地域史研究、デジタルアーカイブの整備など、さまざまな分野で活用されています。

現在までに、多くの参加者によって数千万字規模の翻刻が進められており、日本各地の図書館・博物館・文書館とも連携しながら、歴史資料の活用と継承を進めています。

研究部 橋本 雄太

資料の翻刻画面

資料の翻刻画面。参加者は画面右に表示される資料画像を画面左のエディターに入力する。

「くずし字」認識AI機能

みんなで翻刻内蔵の「くずし字」認識AI機能。

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