共同利用型共同研究

館蔵資料型共同研究

歴博所蔵地震関連資料の調査研究

研究期間:2019年度

研究代表者 加納 靖之(東京大学地震研究所)
館内担当教員 橋本 雄太(本館研究部)

研究目的

国立歴史民俗博物館の館蔵資料には、地震に関係すると思われる資料が多数存在する。たとえば、館蔵資料データベースのフリーワード検索で「地震」をキーワードにして検索すると、279件が見つかる。これらの資料の熟覧・撮影・翻刻により、過去に発生した地震に関する情報を抽出し、過去に発生した地震の理解の一助とする。
歴史時代に発生した地震について調べる歴史地震研究という分野がある。歴史地震研究は明治以来の歴史をもち、多くの地震関連資料が収集・翻刻され、データとして活用されてきた。しかしながら、地震資料は時間的空間的には不十分であり、現在も資料収集が続けられている。新たな地震関連資料の発見から、過去の地震に関する新たな見方が提出される可能性がある。

館蔵資料のうち地震に関連する可能性があるものを抽出し、個別に翻刻し、整理する。その際、いつ、どの地域で記録されたものかに注意し、また被害の程度のわかる記述を抜粋する。また、可能であればその被害等をもたらした地震(発生年月日および震源地)を推定する。これらを資料名等の書誌情報とともに目録化する。