人間文化研究機構 基幹研究プロジェクト 「人新世に至る、モノを通した自然と人間の相互作用に関する研究」
第4回 人・モノ・自然シンポジウム「同位体が拓く自然史・人間史」

シンポジウム

開催概要

日時

2025年12月13日(土) 13:00〜16:00

会場

国立歴史民俗博物館 ガイダンスルーム(オンラインで中継します)

対象

研究者向け(一般の方も登録できます)

参加

以下のフォームから、事前登録をお願いします。
https://forms.office.com/r/qVb6zNFeXB
※登録は先着順です。会場の定員は50名です。
※席に余裕がある場合に限り、当日の会場登録を受け付けます。

主催

人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館
歴博ユニット「同位体による年代・古気候・交流史研究」

内容

本プロジェクトは「同位体」を用いて、自然と人間の関わりについて時間軸と空間軸を横断する研究を行い、物質文化から見た現代の地球環境問題につながる人間の資源利用形態の変容の解明を目的としています。

歴博ユニットは炭素14年代法や酸素同位体比年輪年代法などによる時間軸の構築を行い、高い精度での年代測定、古気候の復元、交流史研究を推進しています。

このシンポジウムでは、自然科学と人文科学、双方の分野から最前線の研究を紹介し、同位体による歴史研究の可能性を探っていきます。

プログラム

13:00

坂本稔(国立歴史民俗博物館)
人新世プロジェクト・歴博ユニットの紹介

13:05

三宅 芙沙(名古屋大学)
樹木と氷床の同位体を用いて探る過去の太陽活動(招待講演)

13:30

平峰 玲緒奈(国立歴史民俗博物館)
同位体分析による鬼界アカホヤ噴火の噴火年代決定の試み

13:55

篠崎 鉄哉(東京大学)
地球化学で読み解く津波履歴:陸上に残された海からの記録

14:20

休憩

14:30

山下 優介(国立歴史民俗博物館)
酸素同位体比年輪年代法が明らかにする弥生時代の集落変化

14:55

土山 祐之(国立歴史民俗博物館)
同位体はいかに「歴史」を変えるのか~文献史学からの挑戦~

15:20

休憩

15:30

質疑・総合討論

16:00

終了予定

問い合わせ先

メールアドレス
nendai.labo[at]rekihaku.ac.jp (坂本)([at]を@に変えてください)