第10回文理融合シンポジウム「量子ビームで歴史を探る ―加速器が紡ぐ文理融合の地平―」
高エネルギー加速器研究機構(KEK) 物質構造科学研究所は、加速器から発生する負ミュオン、放射光、中性子などを使って、原子レベルから高分子、生体分子レベルにいたる幅広いスケールの物質構造と機能を総合的に研究しています。本館は、日本原子力研究開発機構とKEKとの共同プロジェクトで運営されている大強度陽子加速器施設(J-PARC)において、歴史資料分析に特化した機構間連携・異分野間連携研究プロジェクトなどによる共同研究を通じて研究交流を進めており、本シンポジウムの第1回(2019年開催)より共催として参加しています。
本シンポジウムが、人文科学研究者と自然科学研究者との間で、より一層深い議論が交わされる契機となるほか、一般の方々のこの研究分野に対する理解の一助になれば幸いです。
開催概要
日程
2025年10月10日(金)・11日(土)
場所
国立科学博物館 上野本館
主催
高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所
共催
国立科学博物館、人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館、総合研究大学院大学
協賛
J-PARCセンター、大阪大学 核物理研究センター(RCNP)、日本中間子科学会、 大阪大学フォアフロント研究センター・先端ミューオン科学による文理協力型学術創出プロジェクト、 特定放射光施設ユーザー協同体(SpRUC) 文化財研究会、学際領域展開ハブ形成プログラム「人文科学と材料科学が紡ぐ新知創造学際領域の形成」
プログラム・参加申し込み:下記のURLをご参照ください。
https://www2.kek.jp/imss/msl/2025/07/10.html