国立歴史民俗博物館は、大学共同利用機関として日本の歴史と文化を実証的に解明することを目標とし、その資源として、歴史・考古・民俗および関連する領域の資料を系統的かつ幅広く収集しています。そうした収集資料の中には、実物資料だけではなく、レプリカや模写、史料にもとづく復元模型など、多様な種類が含まれます。資料は約27万点(2021年5月1日現在)に及び、館内の研究や展示だけではなく、共同研究やデータベース、図録等の情報発信などを通じて、学界の共有財産として広く活用されています。