歴史系総合誌「歴博」は歴史・考古・民俗の最新研究成果をわかりやすく紹介しています。22万点を超える国立歴史民俗博物館所蔵資料を毎号カラー写真で解説します。

国立歴史民俗博物館編集、A4判変形、32頁、奇数月発行(1996年5月より)
定価 579円(本体537円+税)、年間購読料 4,700円(送料込み)
詳しいお問い合わせは (財)歴史民俗博物館振興会 までどうぞ。

第199号 2016年11月20日


目次

[特集] 彩色の近代化

     
  • 特集解説 彩色材料の素材からわかること /島津 美子
  • <特集1> 近代化による色材の移り変わり /島津 美子
  • [コラム] 錦絵の紫 /大和 あすか
  • <特集2> 日本画における合成顔料の受容 /荒井 経
  • <特集3> 近代化の波に翻弄された仏師たち /岡田 靖
  • <特集4> 彩色の近代化 近世の油彩画 /武田 恵理
  • [コラム] 近代油彩画の地塗り材料 /中右 恵理子

歴史の証人 写真による収蔵品紹介

江戸の泰平の世から見る太平記の世界 /江村 知子

歴博けんきゅう便56

歴博が目指す新たな研究「総合資料学」とはどのようなものか /後藤 真

歴博けんきゅう便57

一枚摺の史料的可能性を求めて―公募型共同研究「近世の一枚摺文化の受容と都市社会の研究」 /神田 由築

博物館展示のいま51 群馬県立歴史博物館

いにしえの鼓動を感じる博物館 /小池 浩平

展示批評

企画展示「よみがえれ!シーボルトの日本博物館」シーボルトの玉手箱 /鈴木 廣之

歴博フォーラム紹介

「金鈴塚古墳のかがやき」 /上野 祥史

特集展示のご案内

歴博かわら版