歴史系総合誌「歴博」は歴史・考古・民俗の最新研究成果をわかりやすく紹介しています。22万点を超える国立歴史民俗博物館所蔵資料を毎号カラー写真で解説します。

国立歴史民俗博物館編集、A4判変形、32頁、奇数月発行(1996年5月より)
定価 579円(本体537円+税)、年間購読料 4,700円(送料込み)
詳しいお問い合わせは (財)歴史民俗博物館振興会 までどうぞ。

第190号 2015年5月30日

題字解説


目次

[特集] 光でみる歴史資料

     
  • 見えない光で歴史資料を読み解く /島津 美子
  • 赤外線観察による出土文字資料の解読 /三上 喜孝
  • 紫外線を用いた絵画の調査 ー紫外線蛍光反応から見える油彩画ー /鈴鴨 富士子
  • X線写真でみた歴史資料 /永嶋 正春
  • X線で古代ガラスの起源を探る /中井 泉
  • [コラム] 可視光と色・赤外線・紫外線・X線 /鈴木 卓治
  • [コラム] 一万メートルと一〇キロメートル ー倍数を表すSI接頭辞ー /島津 美子

歴史の証人 写真による収蔵品紹介

書画会に関する資料群/大久保 純一

歴博けんきゅう便 第53回

開発型共同研究紹介 近世の彩色材料 ー色を作り出す素材と技法を探るー /島津 美子

研究者紹介77

女性史のおもしろさと難しさ ー“襤褸のタペストリー”ー /横山 百合子

博物館展示のいま42 東京藝術大学大学美術館

充実のコレクションと活力ある展示 /芹生 春菜

書評

久留島浩・須田努・趙景達 編 「薩摩・朝鮮陶工村の四百年」 /藪田 貫

れきはく井戸端会議〔展示室Q&A〕

歴博かわら版