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開催概要広報用素材の提供について問い合わせ先

謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より、当館の運営等につきましては、格別のご配慮を賜り、厚くお礼申し上げます。

このたび当館では、2019年7月23日(火)~ 11月4日(月)の期間、総合展示 第4展示室 特集展示室において、特集展示「よみがえる地域文化-岐路に立つ共同体(コミュニティ)のいま-」を開催します。

本展は、災害をきっかけに意識されるようになった地域の歴史や文化、瓦礫のなかから発見されたモノを丁寧に見つめることで明らかになった暮らしの積み重ね、災害や過疎に負けないで続けられる祭りなどを取りあげ、日本列島各地の暮らしの深さと強さ、そしてしなやかさについて改めて考え、現代における地域コミュニティの文化的可能性を探ります。

つきましては、この展示開催を貴媒体にてぜひ多くの方々にご紹介くださいますようお願い申し上げます。

謹白

開催概要

第4展示室 特集展示
『よみがえる地域文化
-岐路に立つ共同体(コミュニティ)のいま-』

開催期間2019年7月23日(火)~2019年11月4日(月)

開催期間 2019年7月23日(火)~2019年11月4日(月)
会場 国立歴史民俗博物館 第4展示室 副室
料金 一般600(350)円/高校生・大学生250(200)円
高校生以下無料
(  )内は20名以上の団体

※障がい者手帳等保持者は手帳提示により、介護者と共に入館無料
※高校生及び大学生の方は、学生証等要提示
※料金が変更になる場合があります。

開館時間

~9月    9:30 ~ 17:00(最終入館は16:30まで)
10月~  9:30 ~ 16:30(最終入館は16:00まで)

休館日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日休館)※ただし8月13日は開館
主催 大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館

みどころ

・災害を乗り越え、あるいは災害を契機に再発見された列島各地の貴重な文化財・生活用具の数々。
・写真・映像を通して災害や地域社会の変貌を再認識するとともに、新しい脈動を見出す。

趣旨

東日本大震災以降、日本列島はいつ災害に襲われてもおかしくないという認識が社会の隅々にまで浸透しつつあるように思われます。さらに地域社会の過疎化や高齢化にともなって、地域のなかで保持継承されてきたさまざまな資料が亡滅したり、著しい変容の危機にさらされたりしています。

しかしその一方で、地域文化の持続や復興に取り組もうとする営みもさまざまなかたちで行われています。今回の展示では、宮城県の気仙沼、福島県の只見、岩手県の岩泉、愛媛県の吉田(宇和島市)などにおける災害とそこからの復興のなかで、改めて確認されたさまざまな資料に光を当ててみます。

被災地における祭りの継続にまつわる努力や工夫、瓦礫の中から見いだされた資料からうかがえる地域のなかの交流関係、かろうじて亡滅から免れた資料の分析による新たな地域史の可能性、さらには生活の危機に対応する文化の伝統などを写真・映像などを交えて紹介し、それらを通じて現代における地域コミュニティの文化的可能性について考えてみたいと思います。

※なお、この特集展示は人間文化研究機構広領域連携型基幹研究「日本列島における地域社会変貌・災害からの地域文化の再構築」による成果発信の一環です。

【展示代表】

小池 淳一 こいけ じゅんいち(国立歴史民俗博物館 民俗研究系 教授)

専門は民俗学。

主な研究テーマは、民俗における文字文化の研究、陰陽道の展開過程の研究、地域史における民俗の研究など。弘前大学、愛知県立大学を経て2003年から国立歴史民俗博物館研究部に所属。現在は国立歴史民俗博物館 研究部民俗研究系教授、および総合研究大学院大学文化科学研究科教授。

人間文化研究機構の共同研究「日本列島における地域社会変貌・災害からの地域文化の再構築」の共同代表を国立国語研究所の木部暢子教授とともに務めている。

主な展示資料

気仙沼市小々汐地区における
文化財レスキュー作業(2011年5月)
宮城県気仙沼市:尾形家屋根(一部)、御札、薬箱、祭礼映像
福島県只見町:『神皇正統記 只見本』、『簠簋傳』
岩手県岩泉町:樹皮を利用した民具
愛媛県宇和島市吉田:祭礼用具、祭礼映像

ほか

関連イベント

ギャラリートーク

開催期間中、展示プロジェクト委員によるギャラリートークを開催します。

その他歴博で開催する催事

特集展示

もののけの夏-江戸文化の中の幽霊・妖怪-

2019年7月30日(火)~ 9月8日(日) 企画展示室Bにて開催
開館時間 9:30~17:30(最終入館16:30)
入場料 一般600円、大学生250円、高校生以下無料

第3展示室 特集展示

伝統の朝顔

2019年7月30日(火)~ 9月8日(日) 第3展示室 特集展示室にて開催
開館時間 9:30~17:30(最終入館16:30)
入場料 一般600円、大学生250円、高校生以下無料

くらしの植物苑 特別企画 季節の伝統植物

伝統の朝顔 20年の歩み

2019年7月30日(火)~ 9月8日(日)くらしの植物苑にて開催
開苑時間 9:30~16:30(最終入苑16:00)
 ※8月12日(月)~ 8月18日(日)は8:30開苑
入苑料 個人100円、高校生以下無料

 

※ほか、歴博フォーラム(要申込制)、歴博講演会なども開催中。

展示についてのお問い合わせ電話番号

ハローダイヤル:03-5777-8600 (8時00分から22時00分まで)

広報用素材の提供について

ご希望の写真を送付いたしますので、プレスリリースの画像番号をご連絡ください。画像(JPEG)はメールで送信いたします。問い合わせ先は下記の「このリリースに関するお問い合わせ」をご覧ください。

ご注意

  • 本展広報目的でのご使用に限ります。(展示期間終了まで)。
  • 展覧会名、会期、会場名、掲載図版のキャプションを必ず掲載してください。
  • 資料画像は全図で使用してください。文字を重ねるなど画像の加工・改変はできません。 部分使用については事前申請・許諾が必要です。
  • Web上に掲載する場合は、72dpi以下のサイズにしてください。
  • 資料画像の使用は本展の紹介目的に限ります。展覧会終了後の使用、ならびに2次使用はできません。
  • 転載、再放送など2次使用をされる場合には、別途申請いただきますようお願いいたします。
  • 基本情報、図版使用の確認のため、校正紙(Web上の場合は掲載URL)をお送りください。
  • 掲載、放送後は必ず、掲載誌(掲載面PDF)、同録テープを、1部お送り願います。

1. 福島県只見町指定文化財『簠簋傳』(全三巻)
(只見町教育委員会蔵)(撮影:新国勇)

2011年7月の豪雨災害による河川氾濫のために流失の危機にさらされた中世の陰陽道書。災害を機に寄贈され、研究が進められている。

2. 『神皇正統記 只見本』
(福島県重要文化財 只見町教育委員会蔵)(撮影:新国勇)

只見では災害を契機に寺社や旧家の古典籍調査が進められ、中世に遡る稀少な古典籍が次々と発見された。この『神皇正統記』は真言宗の僧侶が書写したもの。

3. 岩手県岩泉町 台風災害の爪痕
(2018年11月)(撮影:小池淳一)

2016年8月の台風で岩泉町内の至るところで河川が氾濫し、多くの集落が孤立した。その爪痕は数年を経過した今でも町内の至るところに残っている。

4. 愛媛県宇和島市吉田 豪雨災害の爪痕(2018年11月)
(撮影:小池淳一)

2018年7月の西日本豪雨は宇和島市吉田地区にも甚大な被害をもたらした。地域の各所に応急的な補修を施すことで生活の維持が可能になった。

気仙沼大島への架橋 2019年3月
(撮影:川村清志)

開通直前の大島架橋。これによって気仙沼湾内の島へ船を使わずに渡ることが可能になった。この橋へと続く道路の下に、かつての小々(こご)汐(しお)集落があった。

愛媛県宇和島市吉田の秋祭り(山車)2018年秋
(撮影:小池淳一)

愛媛県宇和島市吉田は夏に豪雨災害で大きな被害を受けた地域だが「こういう時期だからこそ」祭礼を執行し、心を一つにしようと秋には見事な祭礼行列が町を彩った。

 

このリリースに関するお問い合わせ

人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館 総務課
広報サービス室広報係 小林・大賀・合田

〒285-8502千葉県佐倉市城内町117番地
TEL 043-486-0123(代)  FAX 043-486-4482
E-mail:koho@ml.rekihaku.ac.jp