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謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より、当館の運営等につきましては、格別のご配慮を賜り、厚くお礼申し上げます。

このたび当館では、2018年12月11日(火)~ 2019年5月12日(日)の期間、総合展示 第4展示室副室において、特集展示「変わりゆく結婚式と近代化」を開催します。

現在、社会的には結婚式をしない、もしくは結婚をしないという状況も生まれる中で、結婚式の捉え方も変わっています。こうした近代以降の結婚式の変遷について関連する資料を提示し、人々にとって結婚式とは、また結婚とは何かについて考えていきます。

つきましては、この展示開催を貴媒体にてぜひ多くの方々にご紹介くださいますようお願い申し上げます。

謹白

開催概要

第4展示室 特集展示
変わりゆく結婚式と近代化

開催期間2018年12月11日(火)~2019年5月12日(日)

開催期間 2018年12月11日(火)~ 2019年5月12日(日)
会場 国立歴史民俗博物館 第4展示室 副室
料金 一般420(350)円/高校生・大学生250(200)円
中学生以下無料
(  )内は20名以上の団体
※総合展示もあわせてご覧になれます。
※毎週土曜日は、高校生の入館が無料です。
開館時間 ~2月 : 9時30分~16時30分(入館は16時00分まで)
3月~ : 9時30分~17時00分(入館は16時30分まで)
休館日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日休館)
主催 大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館

みどころ

・現代に至る結婚式の変遷とその背景がわかります!
・戦前のデパートの婚礼カタログなど、ブライダル産業と人々の関わりがわかります!
・めったに目にすることのない旧宮家の婚礼道具が展示されます!

趣旨

近世の身分制社会では、必ずしもすべての人が結婚するわけではありませんでした。しかし、近代になると、基本的に誰もが結婚する社会となっていきます。このような変化の中で、結婚式の形態も変わっていきました。第一の大きな変化は、近代以降、結婚式に宗教者が関わる儀礼が中心となっていった点です。欧米の結婚式の影響を受け、神前結婚式が考案され上流から広まり、戦後になるとほとんどの人が神前結婚式を行うようになります。しかし1990年代以降、神前結婚式からチャペル式結婚式に変わっていきます。個人の信仰とは必ずしも結びつかないものの、宗教者の関与した結婚式が依然として続いていることには変わりありません。

第二に、こうした結婚式が浸透するとともに、挙式披露宴というパターンができ、それに対応した儀礼空間が成立します。従来の結婚式は数日にわたって儀礼が続いていましたが、式場の変化とともに挙式披露宴を同じ場所で同日に行うようになっていきます。そのための結婚式場が成立しました。

第三に、結婚式を支える様々な流通、情報、サービスに関する産業が成立していきました。近代ではデパートによって、婚礼用品の流行が作りだされました。またホテルや宴会場は、披露宴だけでなく式場も併設するようになります。戦後には、公共施設や冠婚葬祭互助会が結婚式場を積極的に設置し、ブライダルコーディネーターなども誕生しました。現在では結婚情報誌によって結婚式の個性化が打ち出されています。

ところで現在、社会的には結婚式をしない、もしくは結婚をしないという状況も生まれる中で、結婚式の捉え方も変わっています。こうした近代以降の結婚式の変遷について関連する資料を提示し、人々にとって結婚式とは、また結婚とは何かについて考えていきます。

【展示代表】

山田 慎也 やまだ しんや(国立歴史民俗博物館 民俗研究系 准教授)

専門は民俗学。
主な研究テーマは、通過儀礼、葬制と死生観に関する研究、国立民族学博物館講師、東京外国語大学非常勤講師を経て、1998年国立歴史民俗博物館研究部助手として着任。研究部助教を経て、2007年8月民俗研究部准教授に就任。2008年4月には総合研究大学院大学文化科学研究科日本歴史研究専攻准教授も併任。

主な展示資料

松竹梅島台 現代
(国立歴史民俗博物館蔵)
白紅黒三枚襲婚礼衣裳
四條家伝来梨本宮婚儀什器関係資料
松竹梅島台
新撰婚礼式
結婚式概要
松鶴の栞
お嫁入り支度案内
御婚礼道具目録
松屋御婚礼衣装陳列会
結納用呉服細工関係資料
冠婚葬祭互助会パンフレット

ほか

関連イベント

ギャラリートーク

開催期間中、展示プロジェクト委員によるギャラリートークを開催します。

その他歴博で開催する催事

特集展示

吉祥のかたち

2019年1月5日(土)~ 2月11日(月祝)本館第3展示室にて開催
開館時間 9:30~16:30(最終入館16:00)
入場料 一般420円、高校生・大学生250円、中学生以下無料

くらしの植物苑 特別企画 季節の伝統植物

冬の華・サザンカ

11月27日(火)~ 2019年1月27日(日)くらしの植物苑にて開催
開苑時間 9:30~16:30(最終入苑16:00)
入苑料 高校生以上100円

総合展示

「先史・古代」リニューアルオープン

2019年3月19日(火)本館第1展示室にて開催
開館時間 ~9月     9:30~17:30(最終入苑16:30)
              10月~     9:30~16:30(最終入苑16:00)
入場料 一般420円、高校生・大学生250円、中学生以下無料

展示についてのお問い合わせ電話番号

ハローダイヤル:03-5777-8600 (8時00分から22時00分まで)

広報用素材の提供について

ご希望の写真を送付いたしますので、プレスリリースの画像番号をご連絡ください。画像(JPEG)はメールで送信いたします。問い合わせ先は下記の「このリリースに関するお問い合わせ」をご覧ください。

ご注意

  • 本展広報目的でのご使用に限ります。(展示期間終了まで)。
  • 展覧会名、会期、会場名、掲載図版のキャプションを必ず掲載してください。
  • 資料画像は全図で使用してください。文字を重ねるなど画像の加工・改変はできません。 部分使用については事前申請・許諾が必要です。
  • Web上に掲載する場合は、72dpi以下のサイズにしてください。
  • 資料画像の使用は本展の紹介目的に限ります。展覧会終了後の使用、ならびに2次使用はできません。
  • 転載、再放送など2次使用をされる場合には、別途申請いただきますようお願いいたします。
  • 基本情報、図版使用の確認のため、校正紙(Web上の場合は掲載URL)をお送りください。
  • 掲載、放送後は必ず、掲載誌(掲載面PDF)、同録テープを、1部お送り願います。

1) 三箇夜餅御台飾付
1900年(国立歴史民俗博物館蔵)

三箇夜餅の儀で餅を飾る台。梨本宮守正王、伊都子妃の婚儀に際して使用された什器である。

2) 御殿竹模様振袖(紅)
明治時代(国立歴史民俗博物館蔵)

白、紅、黒で一組となった婚礼衣装である。江戸時代末から近代にかけ、この組み合わせの衣装が作られ、一般には三襲(みつがさね)といわれる。本館所蔵の衣装は、はじめに白を着用し、その後お色直しで紅、黒を着用したと思われる。

3) 呉服細工 樽
現代(国立歴史民俗博物館蔵)

呉服反物や帯締めなどを切らずに作った贈答用の装飾で、結納や結婚の祝いに用いられた。解体すると反物や帯締めとなり使用することができる。

4) 松竹梅島台
現代(国立歴史民俗博物館蔵)

宴席の座敷のしつらえとして用いられた装飾で、料理や盃などを置く場合がある。

5) 新撰婚礼式 修正再版
1901年(個人蔵)

神前結婚式の成立にも関わった、華族女学校校長の細川潤次郎執筆による結婚式の作法書。

6) マタニティーウエディングドレス
現代(国立歴史民俗博物館蔵)

妊娠後の結婚式でウエディングドレスを着たいという要望から、体型の変化に対応できるドレスも見られるようになった。

 

このリリースに関するお問い合わせ

人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館 総務課
広報サービス室広報係 小林・大賀・髙島

〒285-8502千葉県佐倉市城内町117番地
TEL 043-486-0123(代)  FAX 043-486-4482
E-mail:koho@ml.rekihaku.ac.jp