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開催概要関連の催し物広報用作品画像の使用について問い合わせ先

謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より、当館の運営等につきましては、格別のご配慮を賜り、厚くお礼申し上げます。当館では、くらしの植物苑において、平成27年4月14日(火)~5月6日(水)までの期間、特別企画「伝統の桜草」を開催いたします。

「伝統の桜草」とは、江戸時代中頃以降、園芸家によって野生種の中から変わった花が探し出され、多くの品種が作り出されてきた一連の桜草をさします。花の色は紅色から白色、花の形も平弁からつかみ弁までとさまざまです。今回は「桜草レスキュー -伝統の桜草を守る-」をテーマに、江戸時代から続く園芸品種が減少してきている現状を紹介するとともに、品種を保存するために必要なことをパネルで解説します。

また、4月14日(火)より、桜草の苗を有償配布するほか、くらしの植物苑開苑20周年を記念し、4月29日(水・祝)~5月6日(水)までの期間を無料開苑いたします。

つきましては、当苑の特別企画を貴媒体にてぜひ多くの方々にご紹介くださいますようお願い申し上げます。

謹白

開催概要

平成26年度くらしの植物苑特別企画 「伝統の桜草」
開催期間2015年4月14日(火)~5月6日(水)
開催期間 2015年4月14日(火)~5月6日(水)
会場 国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑
料金

個人(高校生以上) 100円
団体(20名以上) 50円 
※中学生以下は無料
※身障者手帳所持者は手帳提示により、介助者とともに入苑料無料
※毎週土曜日は高校生は入苑無料
※歴博本館の総合展示・企画展示は別途料金がかかります。

※くらしの植物苑20周年を記念し、4月29日(水・祝)~5月6日(水)は入苑無料

開苑時間 9時30分~16時30分 (入苑は16時まで)
休苑日 4月20日(月)、27日(月)
主催 国立歴史民俗博物館

趣旨

くらしの植物苑では、2002年より「伝統の桜草」と題して、桜草の展示を行ってきました。

「伝統の桜草」とは、江戸時代中頃以降、園芸家によって野生種の中から変わった花が探し出され、多くの品種が作り出されてきた一連の桜草をさします。花の色は紅色から白色、花の形も平弁からつかみ弁までとさまざまです。こうした多様な花色・花形の桜草を展示するとともに、2003年に寄贈された桜草花壇によって伝統的な鑑賞方法を再現するなど、展示方法にも工夫します。

また、今回は「桜草レスキュー -伝統の桜草を守る-」をテーマに、江戸時代から続く園芸品種が減少してきている現状を紹介するとともに、品種を保存するために必要なことをパネルで解説します。

併せて、2007年に収集した近年作出の八重咲きの品種、2010年に収集した野生系の品種、2015年に収集予定の新花も展示します。

展示構成

展示する桜草はおもに鉢植えで、1鉢に4芽、各品種2鉢ずつ用意し、桜草花壇、東屋周囲、ハウス2棟、よしず展示場で展示を行います。桜草花壇には、江戸時代に作出された品種の桜草を展示します。

また、近年作出の八重咲きの品種、野生系の品種、2015年に収集予定の新花のコーナーを設け展示します。そのほかに、プランターなどに植えて東屋周囲に展示します。

本館エントランス前にも植物苑の宣伝を目的として、プランターに植えた桜草を展示します。

東屋内のパネルでは、品種の取り違いや温暖化によって、桜草の園芸品種が減っていることと、保存していくために必要なことを紹介します。

関連の催し物

展示解説会のご案内

日時 4月14日(火) 11:00~
場所 くらしの植物苑 東屋周辺

当展示プロジェクト委員による展示解説を行います。事前予約等は必要ございません。
※一般の方もご参加いただけます。事前申込み不要、要入苑料。

桜草 有償頒布のご案内

日時

4月14日(火) 9:30~10:30
4月15日(水)~5月1日(金) 9:30~13:30
4月29日(水・祝)、5月2日(土)~ 6日(水) 9:30~15:00

場所 くらしの植物苑
価格

1ポット(3.5号)・・・310円~510円(園芸種・野生種)
1プラ鉢(4.5号)・・・1,080円(園芸種・野生種)
1ポット(3.5号)・・・1,440円(八重咲き)
※数量に限りがあります。期間内でも品切れ次第終了となります。
※別途、入苑料が必要になります。

期間中の植物苑催事のご案内

第193回 くらしの植物苑観察会 「日本の桜草栽培史」

講師 山原 茂(浪華さくらそう会会長)
日時 4月25日(土) 13時30分~15時30分
会場 くらしの植物苑

※事前申込み不要、要入苑料

その他催事のご案内

くらしの植物苑観察会

くらしの植物苑にて開催、13:30~15:30、事前申込不要、要入苑料

第194回「酒銘にみる植物」

5月23日(土) 青木 隆浩(当館民俗研究系)

第195回「穀物と出あった縄文・弥生人」

6月27日(土) 藤尾 慎一郎(当館考古研究系)

企画展示

「大ニセモノ博覧会―贋造と模倣の文化史―」

開催日時:開催中~5月6日(水) 9:30~17:00(入館は16:30まで)

総合展示 第3展示室 特集展示

「和宮ゆかりの雛かざり」

開催日時:開催中~4月5日(日) 9:30~17:00(入館は16:30まで)

総合展示 第4展示室 特集展示

「山の流行服」

開催日時:開催中~9月6日(日) 9:30~17:00(入館は16:30まで)

歴博講演会

歴博講堂にて開催、13:00 ~ 15:00、入場無料、申込不要、先着順(定員260 名)

第376回「ホンモノより価値のあるニセモノたち」

4月11日(土) 西谷 大(本館考古研究系)

第377回「あこがれのハワイ・たそがれのハワイ-太平洋戦争をとりまく諸相-」

5月9日(土) 原山 浩介(本館歴史研究系)

第378回「中世武家社会のネットワークの諸様相」

6月13日(土) 田中 大喜(本館歴史研究系)

広報用作品画像の使用について

ご希望の写真(データ)を送付いたしますので、各プレスリリースの写真番号をご連絡ください。e-mailでも結構です。問い合わせ先は下記の「このリリースに関するお問い合わせ」をご覧ください。

ご注意

  • 本図版の使用は、「平成27年度くらしの植物苑特別企画『伝統の桜草』」広報に関するものに限ります。
  • 掲載に際しては、最小限でも「催事名」「会場」「会期」「掲載図版のキャプション」を明記していただくようお願いします。
  • 情報確認のため、校正紙(ウェブ上の場合は掲載URL)をお送りください。ウェブ上での掲載の場合は、画像サイズを200ピクセル以下・72dpi以下のサイズにしてください。
  • ご掲載いただいた場合は、お手数ですが掲載物をご送付ください。

以上の点に留意いただけない場合に発生したトラブルについて、本展主催者として一切の責任を負いかねますのでご注意ください。

ビニールハウス展示 桜草花壇

1) ビニールハウス展示

 2) 桜草花壇

園芸種

獅子頭  駒止 蛇の目傘

3) 獅子頭

 4) 駒止

5) 蛇の目傘

光源氏  北斗星 落葉衣

6) 光源氏

 7) 北斗星

8) 落葉衣

八重咲き

ハーモニー  浜千景

9) ハーモニー

10) 浜千景

野生種

秩父紅  八ヶ岳白

11) 秩父紅

 12) 八ヶ岳白

2013年収集

お手玉  花鈿

13) お手玉

 14) 花鈿

2014年収集

異端紅  君の微笑

15) 異端紅

 16) 君の微笑

このリリースに関するお問い合せ

人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館 博物館事業課
広報サービス室広報係 横尾・小林・尾高

〒285-8502千葉県佐倉市城内町117番地 
TEL 043-486-0123(代)  FAX 043-486-4482
E-mail:koho@ml.rekihaku.ac.jp

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