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国立歴史民俗博物館
館長 久留島 浩

国立歴史民俗博物館(略称「歴博」)は、大学共同利用機関法人人間文化研究機構を構成する6つの研究機関の1つです。文献史学・考古学・民俗学および自然科学を含む関連諸学による学際的研究を推し進めるとともに、現代的視点・世界史的視野に立って、日本の歴史と文化に関する基盤的でかつ先進的な研究を推進することを目指しています。

歴博は、歴史資料・情報の収集、整理、保存、調査研究そして提供(展示、出版、データベースなど)という一連の機能を有している施設・組織であることを第一の特色としています。同時に、大学共同利用機関として、大学を中心とする国内外の研究者とともに共同研究を行い、その成果を展示というかたちで公開することが第二の特色です。言わば、博物館という形態を活かして研究者が共同利用できる研究機関という世界でも稀な特色を持っており、それにふさわしい新しいスタイル「博物館型研究統合」を提唱しております。「博物館型研究統合」とは、〈資源〉〈研究〉〈展示〉という3つの要素を有機的に連鎖させ、さらにそれらの要素を国内外の幅広い人々と〈共有・公開〉することによって、博物館という形態を最大限に活かした研究を推進することです。

ところで、開館以来30年以上を経た今、総合展示は必ずしも近年の研究成果が反映されておらず、また国際化すると同時に広範囲に及ぶ知的需要への対応も十分とはいえません。そこで、最新の研究成果や急激に変化する現代社会の要請に応えるため、総合展示リニューアル基本計画にもとづいて国内外の研究者と十分に検討し、2008(平成 20)年3月18日に第3展示室(近世)を一新し、2010(平成22)年3月16日に第6展示室(現代)を新規にオープンいたしました。さらに、2013(平成25)年3月19日に第4展示室(民俗)をリニューアルオープンいたしました。現在、第一展示室(原始・古代)のリニューアル事業にとりかかっているところです。

また、歴博は、総合研究大学院大学文化科学研究科の一翼を担う日本歴史専攻過程をもち、研究・教育活動を通じて、次代を担う研究者を育成することも歴博の重要な役割と考えています。

今後とも歴博に対する皆様のご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。

平成26年4月