日本初、万年筆の総合的な展覧会(てんらんかい)です。
万年筆を知っていますか?
万年筆で文字を書いたことがありますか?
江戸時代までは、毛筆で書いていた文字を、明治になってから、だんだんと輸入された万年筆で書くように変わっていきました。漢字・ひらがな・カタカナといういろいろな文字がある日本では、ペン先を中心に独自の技術が発展(はってん)しました。日本における万年筆の歴史をふりかえることは、ヨーロッパやアメリカで生まれた道具が、日本人の生活に定着していった歴史を見ることでもあります。
万年筆で文字を書いたことがない人は、ぜひ「たいけんれきはく」(第6展示室前)で体験してみてください。
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蒔絵(まきえ)万年筆
大画面のタッチパネルで気に入った 万年筆の展開図を見ることができます。 |
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キャップレス万年筆
(2)は、軸をノックすることでペン先 が出るように改良されたものです。 ヨーロッパやアメリカでは、「消える ペン先」とよばれ、日本の万年筆の 独自の技術として知られています。 |
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