大久保利通は江戸時代の終わりから明治時代の初めにかけて、西郷隆盛(さいごうたかもり)・木戸孝允(きどたかよし)と共に、新しい政府をつくるために力をつくした人です。展示資料からどのような時代をどのように生きた人なのか考えてみましょう。
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パリで撮影された大久保利通 |
明治元年(1868)ころの、和服姿の写真。 |
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明治4年、日本政府がアメリカ、ヨーロッパに派遣した使節団
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大久保利通の人物像を、使ったものから考えてみましょう。
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大久保利通が使っていた碁石(ごいし) 若いころから、碁(ご)を習って覚えました。同じく碁の好きな薩摩(さつま)の権力者島津久光に近づくために習ったというエピソードも残っているほどです。 |
煙管(キセル) タバコが大好きだった大久保利通のキセル。きざみタバコをキセルの先につめて昼夜とたくさん吸っていました。 |
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大久保利通が持っていた拳銃(けんじゅう) 馬車に乗る時には、アメリカ製の拳銃を護身用(ごしんよう)に持っていました。 |
展示室内には「大久保利通クイズ」も用意してあります。クイズに答えながら大久保利通とはどんな人だったのか調べてみましょう。