ニセモノというと、わるいものというイメージがありますね。食べられないような物の入ったぎぞうの食品やニセブランドは、現代のニセモノです。
でも、人々は昔からたくさんのニセモノをつくって使ってきました。中には持ち主の家の宝物として大事にしまわれているものもあります。
この展示は、人々はなぜニセモノをつくりつづけたのかを、いろいろなニセモノを見ながら考えてみようというものです。
本物そっくりのニセモノや本物を見ながら考えてみてください。
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人魚は本当にいた!
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縄文人も現代人のように「ニセモノ」でおしゃれ
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ニセモノをつくって売り出す![]() (中国でつくられた本物) |
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![]() (日本でつくったニセモノ) |
茶を飲むことが流行しはじめて、中国製の茶わんが使われるようになりました。 でも、中国製は数も少なく高級品でした。そこで、日本製のニセモノが出まわり、使われるようになりました。
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織田信長が東大寺へ出した手紙 有名な「天下布武(てんかふぶ)」の印がおされていて、「信長」のサインも見えます。これは、本物の手紙。でも、信長本人が書いたのではなく、手紙を書くのが専門の家来が書いた字だそうです。
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