スコットランド(今のイギリスの一部)出身の医師ニール・ゴードン・マンロー(1863~1942年)がアイヌ研究をするなかで撮影した写真資料やクマの魂を神の国へ送る儀式(イヨマンテ)の映像を中心に、マンローが当時のアイヌ文化をどのようにヨーロッパ社会に紹介していたのかについて考えます。また、撮影されている資料の大きさや素材を理解しやすいように、参考資料として歴博館蔵のアイヌ関係資料を展示し、さらに場内ではマンロー編集の映画「The KAMUI IOMANDE (ザ・カムイ・イオマンデ)」を今回の展示用に短く編集したものを上映します。
みどころ
・写真を撮影したマンローの見方から、アイヌ文化について紹介します。
・研究する側と研究される側との信頼関係が可能にした記録の意味について考えます。
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踊る人々を撮影する映画カメラマン |
映画フィルム |
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二風谷(マンローが研究の拠点にしたところ)風景 |
アットゥシ(樹皮製の織物)をつくっている様子 |
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アットゥシの道具 |
トマ(ござ)編み |
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さまざまな漆器 |
仕掛け弓 |