特集展示(第3展示室)

  • これまでの特集展示
  • これからの展示

見世物大博覧会(はくらんかい)

2017年1月17日[火]~2017年3月20日[月祝]

見世物は、江戸時代から明治にかけて大いに流行し、現代にも受けつがれています。

軽業や曲芸、めずらしいものや人、当時の人々にとっては見たことのないような動物などを見せて、大勢の見物人を集めてきました。どんな見世物があったのか、歴博に見に来てください。

展示場は、第3室の常設展示(のぞきからくり・曲芸)、特集展示室など4つの場所((1)~(4))に分かれています。

 

江戸の花 力曲持 太夫浜碇定吉(えどのはな ちからきょくもち たゆうはまいかりさだきち) ロンドン公演 1868(明治元)年
浜碇定吉一座は、日本初のパスポートを持って外国に巡業に行きました。これは、ロンドン公演での資料です。障子やたらい・はしごなどを使った曲芸をしています。

 

 

 

人魚のミイラ
幕末から明治にかけて、たくさんの人魚ミイラが作られ、日本からアメリカやヨーロッパに輸出されていました。このミイラも当時の作り方を参考に作ったものです。上半身はサル、下半身はサケでできています。製作工程も展示してありますのでご覧ください。

 

 

流行美人浅草公園水族館 1900(明治33)年
浅草六区にあった水族館です。きれいな錦絵で見ることができます。水槽の中には、タイ・フグ・エイなどが泳いでいます。

当時の見学者の服装も見てください。

展示は、前期・後期で一部入れ替えがあります。次の浮世絵は、後期に展示されます。後期は、2月21日(火)~3月20日(月祝)です。

 

大坂下り女力持ち(おおさかくだりおんなちからもち)柳川(やながわ)ともよ 

1776年

左の資料を見てください。女の人が何を持ち上げているのでしょう。力持ちで有名な女性・柳川ともよです。美人で力持ち。当時は、大変話題になりお客さんが大勢入りました。

 

 


名 称
見世物大博覧会(はくらんかい)
会 場
第3展示室(近世)副室
会 期
2017年1月17日[火]~2017年3月20日[月祝]
開館時間
9時30分~16時30分 (入館は16時00分まで)
休館日
1月23日[月]・30日[月]・2月6日[月]・13日[月]・20日[月]・27日[月]・3月6日[月]・13日[月]
主 催
国立歴史民俗博物館

このページのトップへ

「スケジュール」へ戻る