特集展示(第3展示室)

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和宮(かずのみや)ゆかりの雛(ひな)かざり

2016年2月23日[火]~2016年4月3日[日]

有職雛(ゆうそくびな)
和宮が京都から持ってきたひな人形です。人形は、行事のときの貴族の服装です。

江戸時代の終わりごろ、仁孝天皇(にんこうてんのう)の子ども和宮は、14代将軍徳川家茂(とくがわいえもち)と結婚することになり、京都から江戸にやってきました。

この展示では、和宮が持ってきた京都風のひな人形・ひな道具類を展示します。和宮が愛した人形やひな道具から、江戸時代の女性の暮らしや職人のすぐれた技をごらんください。江戸時代のおひなさまに会いにきてください。

 

内裏雛及雛道具(本館蔵)
京都風のひなかざりリセットです。京都ではお内裏様が中心だったので、三人官女や五人ばやしはいません。

 

牡丹唐草文蒔絵雛道具(ぼたんからくさもんまきえひなどうぐ)(本館蔵)
化粧道具です。手ぬぐいかけ・鏡台・盥(たらい)・角盥(つ のだらい)などがあります。

                                       
 

蝶足膳(ちょうそくぜん)(本館蔵)
ギヤマン(ガラス)でできたひなかざり小物です。江戸で人気のあった上野の人形屋がつくったものです。

 

小倉百人一首(本館蔵)
幅1㎝ほどの小さなカルタ一枚一枚に文字と絵が描かれ、職人の技術の高さが発揮されています。

                                       
 

御所人形 (本館蔵)
牛若丸と弁慶の人形です。和宮が兄の孝明天皇(明治天皇の父)からもらったものです。

 

三ッ折人形(みつおれにんぎょう)「男まげ」
腕や足の付け根、ひざ、足首などが動くように作ってあります。足の3か所の関節で折れ曲がり、正座できることから、三ッ折人形とよぶそうです。この人形も、和宮が兄の孝明天皇(明治天皇の父)からもらったものです。

                                      

名 称
和宮(かずのみや)ゆかりの雛(ひな)かざり
会 場
第3展示室(近世)副室
会 期
2016年2月23日[火]~2016年4月3日[日]
開館時間
~2月:9時30分~16時30分 (入館は16時00分まで)
3月~:9時30分~17時00分 (入館は16時30分まで)
休館日
2月29日[月]・3月7日[月]・14日[月]・22日[火]
主 催
国立歴史民俗博物館

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