特集展示(第3展示室)

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紀州(きしゅう)徳川家(とくがわけ)伝来(でんらい)の楽器-笛(ふえ)-

2014年10月7日[火]~2014年11月16日[日]

江戸時代、紀州藩(今の和歌山県)は、徳川家が支配していました。その第10代目の徳川治宝(とくがわはるとみ)は音楽が大好きで、楽器を集めたり楽譜を集めたりしました。徳川治宝が集めた楽器のコレクションは、今、歴博で保存されています。

今回は、そのうちの笛と楽譜を展示します。みなさんがえんそうするリコーダーのようなたて笛のほかに、よこ笛や和音を演奏するための笙(しょう)などを展示します。

楽器やいれ物は、うるしやおり物できれいな絵やもようをつけてあります。江戸時代の工芸品としてもたのしんでください。

 

一節切(ひとよぎり)
(銘「山風」)(めい「やまかぜ」)

これは1本の竹でつくられたたて笛です。みなさんのリコーダーににていませんか。

龍笛(りゅうてき)
(銘「青柳」)(めい「あおやぎ」)

これも竹でつくられたよこ笛(左)です。いれ物の箱(右)には金色の龍がデザインされています。
 

篳篥(ひちりき)
(銘「寒月」)(めい「かんげつ」)

いれものの表面にうるしをぬり、金で草花をデザインしています。

名 称
紀州(きしゅう)徳川家(とくがわけ)伝来(でんらい)の楽器-笛(ふえ)-
会 場
第3展示室(近世)副室
会 期
2014年10月7日[火]~2014年11月16日[日]
開館時間
9時30分~16時30分 (入館は16時00分まで)
休館日
10月14日[火]・20日[月]・27日[月]・11月4日[火]・10日[月]
主 催
国立歴史民俗博物館

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