くらしの植物苑特別企画

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伝統(でんとう)の朝顔(あさがお) 20年の歩み

2019年7月30日[火]~2019年9月8日[日]

この花を見たことがありますか?

伝統の古典菊

これ、実は朝顔です。今、わたしたちの育てているものとは、だいぶちがいますね。

そもそも朝顔は、奈良(なら)時代に、種が薬として中国大陸から伝わりました。それから何百年もたつうちに、花をきれいにさかせることを楽しむ人がふえました。

江戸時代には何回も朝顔ブームがおこり、たくさんの変わった朝顔が作られました。葉や花の形が変わったものを「変化朝顔(へんかあさがお)」とよび楽しまれていました。

下の写真の花も、どれも変化朝顔です。歴博では、こういう変化朝顔を長らくの間、大切に保存して育ててきました。江戸時代の人が楽しんだ朝顔はどんな花か、ぜひ見にきてください。午前中の早い時間が花の見ごろです!

 
花びらの色と形に注目
名前「青桔梗渦葉短毛青紫糸覆輪桔梗咲八重」
読み方「あお/ききょう/うずば/たんもう/あおむらさき/いとふくりん/ききょうざき/やえ」
花や葉の模様に注目
名前「黄斑入蝉葉納戸時雨絞丸咲大輪(蝶々夫人)」
読み方「き/ふいり/せみば/なんど/しぐれしぼり/まるざき/たいりん(ちょうちょうふじん)」
   
葉やくきに注目
渦小人(うずこびと)と呼ばれ、つるのない朝顔
名前「青渦顰葉渦小人紅筒白丸咲」
読み方「あお/うず/しかみば/うずこびと/べに/つつしろ/まるざき」

名称
伝統(でんとう)の朝顔(あさがお) 20年の歩み
開催期間
2019年7月30日[火]~2019年9月8日[日]
会 場
国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑
開苑時間
9時30分~16時30分(入苑は16時00分まで)
※ただし、8月12日[月]~18日[日]は8時30分から開苑します。
※午前中の早い時間が、花の見ごろです。
休苑日
毎週月曜日(ただし月曜日が休日の場合は次の日)
主 催
国立歴史民俗博物館
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