くらしの植物苑特別企画

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伝統(でんとう)の古典菊(こてんぎく)

2013年11月6日[水]~2013年12月1日[日]

伝統の朝顔

秋に咲く菊の花は、みなさんも知っていると思います。

この花も菊の一種ですが、きっと見たことはないでしょう。これは、江戸時代の人たちが品種改良してつくりだした菊です。

菊は、もともとは日本にあった花ではありません。奈良時代ころ中国から伝わり、平安・鎌倉(かまくら)時代には天皇や貴族・武士たちに人気がありました。

江戸(えど)時代には、町人たちも趣味で菊づくりを始めました。いろいろな品種を改良して、花びらの形や色などをくふうするようになり、植えた鉢(はち)をならべて鑑賞(かんしょう)し合ったり、見世物にして見物客に見せたりするようにもなりました。

このような菊を古典菊とよんでいます。今回は、歴博で育てている約100種類の古典菊をつぎつぎに咲かせてお見せします。

江戸時代の桜草花だんを再現しました。   赤蜻蛉(あかとんぼ)
御所車(ごしょぐるま)
花びらと花びらとの間にすきまがあるが菊です
八幡山
咲きはじめると花びらの形が変っていきます。
北斗星(ほくとせい)    
高砂(たかさご)
花びらがたれ下がるのが特徴です。

名称
伝統(でんとう)の古典菊(こてんぎく)
開催期間
2013年11月6日[水]~2013年12月1日[日]
会 場
国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑
開苑時間
9時30分~16時30分(入苑は16時00分まで)
休苑日
11月11日[月]、18日[月]、25日[月]
主 催
国立歴史民俗博物館
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