先祖代々、大切にされてきた文様には、日本人のさまざまな想いや願いがこめられています。
それは、今現在のわたしたちからみても、とても洗練(せんれん)されていたり、くすりとほほえんでしまったり、幾(いく)千年たっても色あせることのない、いわば『ご先祖(せんぞ)さまからのおくりもの』です。
文様はいつも身近にあり、着物、家紋、調度品(家具)など、生活のさまざまなところに使われてきました。
切り紙を楽しみながら、日本の伝統文化である「文様」にふれてみてください。
展示室にもたくさんの文様があります。さっそく、さがしに行ってみましょう!
「文様」という言葉は、明治時代にドイツ語の訳語として造語(ぞうご)され、それ以前は「柄(がら)」という表現をしていました。