くらしの植物苑特別企画

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伝統(でんとう)の古典菊(こてんぎく)

2012年11月6日[火]~12月2日[日]

伝統の古典菊

菊は秋になるとよく見られる花ですが、もともとは日本にあった花ではありません。奈良時代ころ中国から伝わり、平安・鎌倉(かまくら)時代からは天皇や貴族・武士たちに好まれるようになりました。

より美しい花が求められ、いろいろな品種がつくられました。そして、不老不死(年をとらない、死なない)のシンボルとして、着物や身のまわりの道具のもようにえがかれるようになりました。

江戸(えど)時代中ごろには、町人たちも菊づくりを始めました。いろいろな品種を改良して、花びらの形や色、花のさき方などをくふうするようになり、植えた鉢(はち)をならべて鑑賞(かんしょう)し合ったり、見世物にして見物客に見せたりするようにもなりました。

このような菊を古典菊といいます。今回は、歴博で育てている約100種類の古典菊を展示します。


名称
伝統(でんとう)の古典菊(こてんぎく)
開催期間
2012年11月6日[火]~12月2日[日]
会 場
国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑
開苑時間
9時30分~16時30分(入苑は16時00分まで)
休苑日
11月12日[月]、19日[月]、26日[月]
主 催
国立歴史民俗博物館
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