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洛中洛外図屏風(歴博甲本) 【 寺 院 】
 

 
 40. 嵯峨釈迦堂 「さかのしやかとう」(左4)

 五台山清涼寺。「嵯峨の釈迦堂」と通称される。本尊の釈迦如来等身立像は、987年に東大寺の僧ちょう(外字:大の下に周)然(ちょうねん)が唐から持ち帰ったもので、栴檀(せんだん)瑞像と呼ばれ、浄土教の発達と共に信仰を集めた。応仁の乱で荒廃したが、1530年には五大堂などの再建に着手している。

  


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