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洛中洛外図屏風(歴博甲本) 【 寺 院 】
 

 
 39. 入江殿 「いりえとの」 (左3)

 三時知恩寺のことで、崇光天皇の御所を後光厳天皇の皇女見子が寺としたもの。もと一条西洞院にあったが、応仁の乱以前に上立売の現在地に移転した。代々皇女や摂関家の息女が住持となり、ここでも尼僧たちの出入りする姿が描かれている。

  


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