臨済宗大徳寺派の大本山。1314年大燈国師が赤松円心の帰依によって建てた堂に始まり勅願寺となったが、室町時代には五山十刹の制からはずれて在野の禅寺となった。一休宗純らの努力で応仁文明の乱後伽藍が再興され、1526年には山門の立柱が行われたが、この屏風には山門はまだ描かれていない。