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洛中洛外図屏風(歴博甲本) 【 寺 院 】
 

 
 34. 鹿苑寺 「六をんいん」 (左2)

 いわゆる金閣寺で、足利義満が造営した北山殿の跡に、舎利殿であった金閣を中心として寺院としたもの。金閣の俗称は早くからある。寺号も義満の法号鹿苑院殿による。本図にも見える鏡湖池など広大な庭園も整えられていたが、応仁の乱で西軍の陣となったため、多くの殿舎を失った。

  


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