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洛中洛外図屏風(歴博甲本) 【 寺 院 】
 

 
 22. 真如堂 しんにょどう 「き(し?)んによとう」 (右5)

 真正極楽寺という10世紀末からの天台宗の大寺院だったが、応仁の乱で焼失し、復興後は浄土宗寺院となった。その後寺地は転々とし、この屏風が描かれた16世紀前半ころには洛中にあったはずだが、寺領として続いたこの神楽岡東の旧地に堂坊が描かれ、貼り札がされている。

  


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