浄土宗の開祖法然が建てた念仏道場にはじまり、没後廟堂が作られ、浄土宗総本山として繁栄した。しばしば火災にあい、本図は1517~30年の再建後の姿か。右隻第3扇から第4扇の上部にまたがって、門前の坂と建物二棟が描かれている。