794年(延暦13)すなわち平安遷都に際して創建された神社。祭神は、今木・久度・古開の三神および相殿比売神の四座。今木神は「今来」の意味で、百済系の渡来人であった桓武天皇の生母高野新笠(たかののにいがさ)の父方の祖神である。朝廷の崇敬が厚く、また諸氏の氏神ともされた。