総合展示室および企画展示室で特別展示される主な資料です。貴重な原品は長期間の展示に耐えられないため、期間限定で展示されます。この機会をお見逃しなく!
(予告なく変更されることがあります。)

このページの目次
第2展示室 第3展示室 第4展示室

第2展示室

「王朝文化」-王朝貴族の服装
2017年10月31日から冬服に衣替えしました。

王朝文化 終了予定日:2018年5月13日(火)

名称・説明 時代 数量
西宮記(旧高松宮家禁裏本) 本館蔵
平安時代中期に、醍醐天皇皇子の源高明(914~982)によって作られた私撰の儀式書。書名は平安京右京(西京)にあった邸宅にちなんで、高明を「西宮左大臣」と呼んだことによる。村上天皇の頃の恒例・臨時の儀式、政務の進め方などが勘物(事例などの書き込み)とともに記されている。全23冊。
江戸時代 1巻
江家次第 第三 本館蔵
平安時代後期に大江匡房(1041~1111)が後二条関白藤原師通の命によって編さんした私撰の儀式書。別名『江次第』。天永2年(1111)頃の成立。全21巻(巻16・21を欠く)。恒 例の朝議、臨時の神事・仏事、政務の進め方などが記されている。
江戸時代 1巻
秘抄(第十五 太元) 本館蔵
仁和寺(京都市)喜多院御室守覚法親王(1150~1202)の著作と伝えられる。全面にわたって朱書の仮名・送り点・区切点・四声点などが加えられているが、加点の年代も書写年代とほぼ同じ13世紀初期と推定される。鎌倉時代前期の片仮名資料の一つでもある。
13世紀 1巻
釋摩訶衍論 巻第二 本館蔵
10世紀前半頃に書写された仏典の注釈書。角筆(象牙などで作った細い棒の先を尖らせた筆記用具)で書かれた片仮名・乎己止点が加えられているが、いずれも10世紀前半に加点されたもの。角筆は凹線のため見にくい。
10世紀 1巻
古今和歌集(俊成本)下 本館蔵
10世紀初期に成立した勅撰和歌集。巻末に永暦2年(1161)の藤原俊成の奥書が書写した、いわゆる俊成本の古写本であり、その古い形態を伝える最古本として貴重である。
13世紀後期 1冊
源氏物語 賢木 本館蔵
伏見宮邦高親王・近衛政家・一条冬良ら、公家や僧侶が54帖を各帖ごとに分担して書写したもの。冬良が統轄者で、各帖に冬良自身の奥書がある。本文は『源氏物語』の中でも河内本系に属する。
長享2年(1488) 1冊

印刷文化 終了予定日:2018年5月6日(日)

名称・説明 時代 数量
【国宝】 宋版史記 黄善夫刊本 第六冊 本館蔵
史記集解・索隠・正義の三注合刻本で、全130巻完存した現存最古本。「建安黄善夫刊/ 于家塾之敬室」の刊記があり、建安(現在福建省)で刊行。直江兼続・上杉藩校興譲館伝来。
南宋慶元年間
(1195~1201)刊か
1冊
【重要文化財】 宋版備急千金要方(びきゅうせんきんようほう) (金沢文庫本) 巻第一五上 本館蔵
唐代に成立した医書。本書の開版は南宋の孝宗〈1163~1190〉頃のことと推定される。 13世紀初期のものと考えられる。金沢文庫の黒印が押されている。
南宋・12世紀後期刊 1冊
新刊五百家嘉慶註音弁唐柳先生文集 五山版 巻第一七 本館蔵
刊記に見える兪良甫は、明国福建仁徳里台諫坊の住人であったが、わが国に渡来し、京都に住んで、五山版の刊行に携わった。彼の他にも明の刻工が来朝しているが、その活躍を示すものである。
歳次丁卯仲秋福建兪良甫刊記
嘉慶元年(1387)刊
1冊
版本法華疏記(ほっけしょき) 叡山本 巻第一本 本館蔵
本書は、法印権大僧都承詮が願主となり、弘安5(1282)年~永仁4(1296)年頃にかけて、開版したもの。叡山版は、南都版や高野版に比して遺品が少なく貴重。版下筆者に宋人了一の名が見える。
鎌倉時代
弘安5(1282)年~
永仁4(1296)年頃刊記
1冊
版本群書治要 古活字版(銅活字)駿河版 第一四冊
徳川家康は、伏見(京都市)で木活字を彫らせ、駿府(静岡市)に退いた後は銅活字を鋳造させて出版を行った。いわゆる伏見版、駿河版である。朝鮮印刷術に習った銅活字印刷では、文字の輪郭が鮮やか。この銅活字は現存している。
元和2(1616)年刊 1冊
版本大学衍義 朝鮮活字版 第一 本館蔵
本書は、朝鮮で宣徳9年(1434・甲寅年)に鋳造された銅活字「甲寅字」によって印刷されている。その文字・印刷は美しく、朝鮮における銅活字印刷技術の水準の高さをよく示している。
16世紀 1冊
版本貞観政要 巻第二 本館蔵
関ヶ原合戦直前の慶長5年2月、西笑承兌が徳川家康の命により刊行した旨の刊記がある。ここには家康が、秀吉の遺命により秀頼をよく輔佐していることを讃えているのが注目される。
慶長5年(1600)刊 1冊
版本源氏物語 古活字版 巻第三 篝火 本館蔵
源氏物語の最古の版本として著名。標題は光悦風の書で、いわゆる嵯峨本の一つとされている。刊記はないが、慶長年間(1596~1614年)頃に木活字をもって印刷されたものである。
17世紀初期 1冊
版本謡曲 古活字版 八島 本館蔵
観世流謡本百番のうち、表紙には雲母刷模様を施した色紙を用いる。本文料紙には一面に雲母を引きその上に雲母刷模様を施したもの(第1種)と、模様を省略したもの(第2種)等がある。
17世紀初期刊 1冊

大名と一揆 終了予定日:2018年5月6日(日)

名称・説明 時代 数量
【重要文化財】色々威腹巻大袖付 本館蔵 16世紀 1領

大名と一揆 終了予定日:2018年6月3日(日)

名称・説明 時代 数量
雑々古文書(ぞうぞうこもんじょ) 第四巻(禅隆他田地寄進状譲状(ぜんりゅうほかでんちきしんじょうゆずりじょう)/源秀久田地売券(みなもとのひでひさでんちばいけん) 本館蔵

京都の収集家田中教忠が集めた土地売券類の巻物。

右の文書は、禅隆(ぜんりゅう)らが清涼禅院(せいりょうぜんいん)へ田地を寄進した際の寄進状(きしんじょう)。左の文書は、源秀久(みなもとのひでひさ)が野田七郎(のだしちろう)へ田地を売却した際の売券(ばいけん)。双方とも、土地の権利移転を証明する本寄進状・本売券の引き渡しと、寄進・売買行為を保証する証人の署名が確認できる。

禅隆他田地寄進状譲状(ぜんりゅうほかでんちきしんじょうゆずりじょう)
写真 釈文(読み)
源秀久田地売券(みなもとのひでひさでんちばいけん)
写真 釈文(読み)

平安~室町時代

1巻
越前島津家文書(えちぜんしまづけもんじょ) 本館蔵

越前島津家は薩摩(さつま)島津氏の同族で、鎌倉初期に越前守護代(しゅごだい)となったことが家名の由来だが、実際は播磨国(はりまのくに)の武士であった。江戸時代、その中世文書群は薩摩島津氏の分家である重富(しげとみ)島津家に伝えられた。

当時、室町幕府の政務を主導していた足利直義(あしかがただよし)の邸宅・高倉殿(たかくらどの)(三条坊門殿(さんじょうぼうもんどの))で開催される弓場始(ゆばはじめ)において、島津忠兼(ただかね)に対し射手として参勤するように命じたもの。直義の命令を受けて本文書を発給した上杉朝房(うえすぎともふさ)は、御家人を統轄する小侍所(こさむらいどころ)の所司(しょし)(長官)の立場にあった。
写真 釈文(読み)
鎌倉~室町時代 1巻

大航海時代のなかの日本 終了予定日:2018年5月6日(日)

名称・説明 時代 数量
花クルス螺鈿蒔絵鞍 本館蔵 16~17世紀 1点

大航海時代のなかの日本 終了予定日:2018年6月3日(日)

名称・説明 時代 数量
白絲威五枚胴具足 本館蔵 17世紀 1領

第3展示室

国際社会の中の近世日本 終了予定日:2018年5月13日(日)

名称・説明 時代 数量
朝鮮通信使奉呈品目録 本館蔵

1982(天和2)年の通信使が、馳走役に当たった石見藩主のむすこ亀井松之助(後の茲親)に贈った朝鮮人参、色紙、筆、墨、白苧布などを記載したもの。通信使とかれらに接した日本の人びとが、頻繁に贈答交換をしていたことを表すものとして興味深い史料。

1682(天和2)年 1点
浮絵大祭礼唐人行列之図 本館蔵

北尾重政 画
江戸本町通りから室町へ曲がる神田祭礼の行列。全国的に祭礼の出し物として人気のあった朝鮮人仮装行列を描いたもの。18世紀半ばから流行した遠近法を取りいれて描いた『朝鮮人来朝図』をもとに、仮装の唐人(異国人)行列に本当の朝鮮通信使のイメージを重ねたもの。

18世紀後半 1点
三線(真壁型) 本館蔵

琉球で三線が演奏されるようになったのは16世紀のことと考えられている。私的な場だけでなく、冊封使の歓待や江戸参府のときの芸能として公式の場で演奏された。演奏するのは士族の男性。琉球にはいないインドニシキヘビの皮が胴に張られる。

現代 1点

国際社会の中の近世日本 終了予定日:2018年5月6日(日)

名称・説明 時代 数量
アットゥシ(樹皮衣)子供着 本館蔵

オヒョウなどの樹皮繊維でつくられた織物および服飾のこと。アイヌの人びとの自家用のほか、和人との交易品としても生産された。和人社会では、漁場労働や海上運輸の作業着として好まれた。また、歌舞伎衣裳として錦絵に描かれ、広く珍重されていた様子がうかがえる。

19~20世紀

1点
シャルルⅦ世肖像図蒔絵プラケット 本館蔵 18~19世紀 1点

国際社会の中の近世日本 終了予定日:2018年6月17日(日)

名称・説明 時代 数量
ニンカリ(耳環) 本館蔵

アイヌの耳環は耳たぶに穴を開けて装着するピアスタイプのものを用いている。銀製のものや、錫、鉛などの金属を主として、下辺部にガラス玉や金属、絹片などの装飾をつける。金属部分は日本製のものが多い。

 

1点
トゥキイクパスイ 本館蔵

アイヌの祭具のうち、酒に関わるものは漆器が多い。特に漆椀(トゥキ)を天目台に載せて用いる方式はアイヌ独特のものである。儀礼のときはトゥキに酒を注ぎ、その口縁に横たえた酒へら(イクパスイ)を手に取り、その先端を酒に浸して、神に酒を捧げる。

 

1点
耳たらい 本館蔵

 

1点

都市の時代 終了予定日:2018年5月6日(日)

名称・説明 時代 数量
萌葱縮緬地梅樹雀模様染縫小袖 本館蔵 明治時代
(19~20世紀)
1領
憲房色縮緬地変わり桜唐草小紋小袖 本館蔵 幕末から明治
1領
紅縮緬地流水杜若藤葵模様絞縫振袖 本館蔵 江戸時代後期
(19世紀)
1領

ひとともののながれ 終了予定日:2018年6月17日(日)

名称・説明 時代 数量
虎勢道中記 壱 本館蔵 (毎月捲替) 19世紀 1冊

ひとともののながれ 終了予定日:2018年7月16日(月)

名称・説明 時代 数量
熱海名勝図 上巻 本館蔵 1800(寛政12)年 1巻

村から見える近代 終了予定日:2018年5月13日(日)

名称・説明 時代 数量
聆涛閣集古帖(大仏開眼と唐紙) 本館蔵 18~19世紀 1冊
彦蔵自伝挿絵原画 金比羅詣りの乗船(朱印) 本館蔵 19世紀 1点

村から見える近代 終了予定日:2018年6月17日(日)

名称・説明 時代 数量
紅毛雑話 肆 本館蔵

森島中良 著
『紅毛雑話』にみえる顕微鏡用法の図解。「虫をはさむ板は象牙にて作り、穴へ雲母を切入、其間へ虫をはさみ」と説く。同書には、虫の観察例も図示されている。

1787(天明7)年 1冊
虫譜図説 巻之九 本館蔵

飯室庄左衛門(楽圃) 著
『栗氏千虫譜』とならぶ虫図譜の大著。飯室は幕臣の本草家。各地採集観察の虫の図と先行図譜による図とがまじる。本書も多くの写本を生み、展示本は近代の写しである。

1856(安政3)年 1冊
那須国造碑・蛇田碑に付屋代弘賢書状 本館蔵

当時の古代研究者は屋代弘賢にしろ篤胤にしろ、古代の碑文に対し深い関心を寄せていた。弘賢は篤胤に、享和元年に石巻の蛇田郷禅昌寺古墳から発掘された「霊蛇田道公碑」は偽作であると、この書状で伝えている。

19世紀 1点
「古今要覧」器財部原稿 本館蔵

「古今要覧」は、様々な事項を神祗・天文など18に分類し、起源・沿革を考証したもの。幕府右筆で考証学者の弘賢が中心となり、文政4(1821)年から22年かけて編纂したが、未完。弘賢は篤胤の古代研究を評価して原稿を依頼し、篤胤は「器財部」に「度(ものさし)」の原稿を寄せた。

19世紀 1点
穂井田忠友を励ます篤胤書状 本館蔵

「古今要覧」は、様々な事項を神祗・天文など18に分類し、起源・沿革を考証したもの。幕府右筆で考証学者の弘賢が中心となり、文政4(1821)年から22年かけて編纂したが、未完。弘賢は篤胤の古代研究を評価して原稿を依頼し、篤胤は「器財部」に「度(ものさし)」の原稿を寄せた。

1824(文政7)年 1点

絵図・地図にみる近世 終了予定日:未定

名称・説明 時代 数量
南瞻部洲大日本国正統図(なんせんぶしゅうだいにっぽんこくしょうとうず) 本館蔵

近世以前からある伝統的な形態の日本が描かれた日本図屏風。右上に国郡郷村里の数や人口などの国土に関する基本的な数値が記載され、それに続いて日本図の周囲に五畿七道ごとに各国の石高と郡名が列挙される。石高は17世紀中頃のものに相当。

17世紀中頃

1点