総合展示室および企画展示室で特別展示される主な資料です。貴重な原品は長期間の展示に耐えられないため、期間限定で展示されます。この機会をお見逃しなく!
(予告なく変更されることがあります。)

このページの目次
第2展示室 第3展示室 第4展示室

第2展示室

「王朝文化」-王朝貴族の服装
2017年10月31日から冬服に衣替えしました。

王朝文化 終了予定日:2018年2月25日(日)

名称・説明 時代 数量
類聚雑要抄 本館蔵
貴族階級に必要な有職(宮廷の儀礼等に関する知識)についてまとめた書。12世紀末頃に成立。饗宴の際の饗鐉(もてなしの膳)や寝殿の内部とその調度などを、彩色によって詳細に描いている。平安時代末期の有職故実研究の重要な資料。
18世紀 1巻
請観世音菩薩消伏毒害陀羅尼呪経 本館蔵
さまざまな疫病を除こうとするときに読む経典。平安時代中期に書写されたもので、同時期に朱書の仮名・乎己止点(円堂点)・合符・返り点が加えられている。
11世紀 1巻
源氏物語 紅葉賀 本館蔵
伏見宮邦高親王・近衛政家・一条冬良ら、公家や僧侶が54帖を各帖ごとに分担して書写したもの。冬良が統轄者で、各帖に冬良自身の奥書がある。本文は『源氏物語』の中でも河内本系に属する。
長享2年(1488) 1冊

印刷文化 終了予定日:2018年2月12日(月祝)

名称・説明 時代 数量
【国宝】 宋版史記 黄善夫刊本 第四冊 本館蔵
史記集解・索隠・正義の三注合刻本で、全130巻完存した現存最古本。「建安黄善夫刊/ 于家塾之敬室」の刊記があり、建安(現在福建省)で刊行。直江兼続・上杉藩校興譲館伝来。
南宋慶元年間
(1195~1201)刊か
1冊
【重要文化財】 宋版備急千金要方(びきゅうせんきんようほう) (金沢文庫本) 巻第一二 本館蔵
唐代に成立した医書。本書の開版は南宋の孝宗〈1163~1190〉頃のことと推定される。 13世紀初期のものと考えられる。金沢文庫の黒印が押されている。
南宋・12世紀後期刊 1冊
新刊五百家嘉慶註音弁唐柳先生文集 五山版 巻第一四 本館蔵
刊記に見える兪良甫は、明国福建仁徳里台諫坊の住人であったが、わが国に渡来し、京都に住んで、五山版の刊行に携わった。彼の他にも明の刻工が来朝しているが、その活躍を示すものである。
歳次丁卯仲秋福建兪良甫刊記
嘉慶元年(1387)刊
1冊
版本法華疏記(ほっけしょき) 叡山本 巻第九本 本館蔵
本書は、法印権大僧都承詮が願主となり、弘安5(1282)年~永仁4(1296)年頃にかけて、開版したもの。叡山版は、南都版や高野版に比して遺品が少なく貴重。版下筆者に宋人了一の名が見える。
鎌倉時代
弘安5(1282)年~
永仁4(1296)年頃刊記
1冊
版本群書治要 古活字版(銅活字)駿河版 第一〇冊
徳川家康は、伏見(京都市)で木活字を彫らせ、駿府(静岡市)に退いた後は銅活字を鋳造させて出版を行った。いわゆる伏見版、駿河版である。朝鮮印刷術に習った銅活字印刷では、文字の輪郭が鮮やか。この銅活字は現存している。
元和2(1616)年刊 1冊
版本大学衍義 朝鮮活字版 第八 本館蔵
本書は、朝鮮で宣徳9年(1434・甲寅年)に鋳造された銅活字「甲寅字」によって印刷されている。その文字・印刷は美しく、朝鮮における銅活字印刷技術の水準の高さをよく示している。
16世紀 1冊
版本孟子 古活字版 巻第四 本館蔵
刊記に「関東上総住今関正運刊」とあり、本書の開版は上総国の人によって行われた。古活字版の刊行には広く各地の人が関係していた様子がうかがいしられる。
17世紀初期 1冊
版本源氏物語 古活字版 巻第三 胡蝶 本館蔵
源氏物語の最古の版本として著名。標題は光悦風の書で、いわゆる嵯峨本の一つとされている。刊記はないが、慶長年間(1596~1614年)頃に木活字をもって印刷されたものである。
17世紀初期 1冊
版本太平記 巻第三七・三八 本館蔵
太平記は古活字版の国文学書の中でも最も早く開版され、重版も多い。本書も刊記には「慶長十五年(1610)」とあるが、開版時の刊記を継承した元和~寛永ころの重版と推定される。
17世紀前期 1冊

大名と一揆 終了予定日:2018年2月12日(月祝)

名称・説明 時代 数量
紺糸威胴丸 本館蔵 17世紀 1領
水木家資料(僧西念田地売券/尼成阿弥陀仏田地処分状) 本館蔵

水木家資料は、明治から昭和初期にかけて、奈良県の大和郡山に住む水木要太郎(奈良女子高等師範学校教授)が収集した一大コレクションである。

右の文書は源重弘(みなもとのしげひろ)・源三郎女(げんざぶろうにょ)が僧実俊(そうじっしゅん)に家地を売却した際の売券(ばいけん)。左の文書は、沙弥生蓮(しゃみしょうれん)・藤井宗次(ふじいのむねつぐ)・僧長真(そうちょうしん)が大進律師御房(だいしんりっしごぼう)に名田(みょうでん)を売却した際の売券。両文書とも、売却者の近親者と見られる人物が連署している。彼らは売却地に利害を持つため、売却者と一緒に署名することで、売却に同意したことを示している。

源重弘・源三郎女連署家地売券 (みなもとのしげひろ・げんざぶろうにょ れんしょやちばいけん)
写真 釈文(読み)
沙弥生蓮・一男藤井宗次・僧長真連署私領名田売券 (しゃみしょうれん・いちなんふじいのむねつぐ・そうちょうしんれん しょ し りょうみょうでん ばいけん)
写真1 写真2 釈文(読み)
平安~室町時代 1幅
仙台藩士青田家文書(伊達政宗(だてまさむね)知行宛朱印状(ちぎょうあてがいしゅいんじょう) 本館蔵

仙台藩士の青田家に伝来した文書群。青田氏の出自は、相馬(そうま)氏家臣の新館(にいだて)氏であるという。新館左衛門尉(さえもんのじょう)が伊達政宗(だてまさむね)に従属して仙台藩士となり、のちに青田姓を名乗った。

左の文書は、伊達政宗が新館左衛門尉に対し、陸奥国(むつのくに)安達郡糠沢村(あだちぐんぬかざわむら)の在家(ざいけ)(屋敷と耕地)から年貢(ねんぐ)を取得する権利を認めた証明書。

政宗はユニークな印章を数多く使用したことで知られるが、父輝宗(てるむね)を失い、ひとり立ちしてまもない天正14年(1586)8月頃から、豊臣秀吉に従属する直前の同18年5月まで、「龍納」の2字を刻んだ印章を使用した。
 

伊達政宗知行宛行朱印状(だてまさむね ちぎょうあてがいしゅいんじょう)
写真 釈文(読み)

安土桃山時代〜
江戸時代
1紙

大航海時代のなかの日本 終了予定日:2018年2月4日(日)

名称・説明 時代 数量
横矧二枚胴具足 本館蔵 文禄3(1594)年 1領

大航海時代のなかの日本 終了予定日:2018年3月4日(日)

名称・説明 時代 数量
花樹草花蒔絵螺鈿洋櫃 本館蔵
ポルトガル人の注文によって輸出用につくられた漆器。大小の櫃と書箪笥は、ヨーロッパ家具の形態に倣うもので、京都の工房で大量に作られ、輸出された。このほか、聖龕(聖画を入れる厨子)・書見台(聖書を載せる台)・聖餅箱(オスチアを入れる容器)などのキリスト教関連漆器も作られた。
17世紀 1点
花樹鹿虎蒔絵螺鈿洋櫃 本館蔵 16~17世紀 1点
花鳥蒔絵螺鈿抽斗付平櫃 本館蔵
オランダ東インド会社の記録によれば、1635年から45年にかけて、輸出品の櫃の形式が、従来のドーム形の蓋をもつ櫃から、平らな蓋をもつ櫃へと徐々に変化していったことがわかる。南蛮様式の輸出漆器の最末期にあたるもの。
江戸時代初期
(1630年代~40年代)
1点
藤秋草鳥蒔絵螺鈿箪笥 本館蔵
通常の書箪笥より、やや小ぶりの箪笥。東インド会社の記録によれば、1635年から45年の時期を境に、前蓋のかわりに観音開きの扉をもつ箪笥の輸出量が増えている。ただし、本資料は、新しい需要にあわせてヨーロッパで改装されたものであろう。
桃山時代
(16~17世紀)
1点

第3展示室

国際社会の中の近世日本 終了予定日:2018年2月12日(月祝)

名称・説明 時代 数量
アットゥシ(樹皮衣) 本館蔵

オヒョウなどの樹皮繊維でつくられた織物および服飾のこと。アイヌの人びとの自家用のほか、和人との交易品としても生産された。和人社会では、漁場労働や海上運輸の作業着として好まれた。また、歌舞伎衣裳として錦絵に描かれ、広く珍重されていた様子がうかがえる。

19世紀

1点

国際社会の中の近世日本 終了予定日:2018年4月15日(日)

名称・説明 時代 数量
御免国々御馳走方并曲馬図 本館蔵

通信使来日のたびに製作されたガイドブックの一つ。馳走役(道中案内・世話)の大名の書き上げ、通信使を護衛する対馬藩主の行列、見物人に人気絶大の朝鮮曲馬芸などが描かれる。巻末に1607(慶長12)年以降の通信使略年譜、日朝関係史の概略などがある。

1763(宝暦13)年 1点

国際社会の中の近世日本 終了予定日:2018年3月18日(日)

名称・説明 時代 数量
ニンカリ(耳環) 本館蔵

アイヌの耳環は耳たぶに穴を開けて装着するピアスタイプのものを用いている。銀製のものや、錫、鉛などの金属を主として、下辺部にガラス玉や金属、絹片などの装飾をつける。金属部分は日本製のものが多い。

 

1点
トゥキイクパスイ 本館蔵

アイヌの祭具のうち、酒に関わるものは漆器が多い。特に漆椀(トゥキ)を天目台に載せて用いる方式はアイヌ独特のものである。儀礼のときはトゥキに酒を注ぎ、その口縁に横たえた酒へら(イクパスイ)を手に取り、その先端を酒に浸して、神に酒を捧げる。

 

1点
耳たらい 本館蔵

 

1点

国際社会の中の近世日本 終了予定日:2018年4月15日(日)

名称・説明 時代 数量
三線(平伸知念型) 本館蔵

琉球で三線が演奏されるようになったのは16世紀のことと考えられている。私的な場だけでなく、冊封使の歓待や江戸参府のときの芸能として公式の場で演奏された。演奏するのは士族の男性。琉球にはいないインドニシキヘビの皮が胴に張られる。

現代 1点

都市の時代 終了予定日:2018年2月12日(月祝)

名称・説明 時代 数量
鶸平絹地牡丹楓折枝鳳凰丸模様絞縫小袖 本館蔵 江戸時代後期
(19世紀)
1領
白綸子地扇流水草花模様染縫振袖 本館蔵 江戸時代後期
(19世紀)
1領
鼠紗綾地立花模様友禅染振袖 本館蔵 江戸時代後期~
明治時代(19世紀)
1領

ひとともののながれ 終了予定日:2018年2月25日(日)

名称・説明 時代 数量
梅園毛利氏採薬紀行図絵 下 本館蔵 嘉永2(1849)年 1巻

ひとともののながれ 終了予定日:2018年4月15日(日)

名称・説明 時代 数量
虎勢道中記 弐 本館蔵 (毎月捲替) 19世紀 1冊

村から見える近代 終了予定日:2018年2月25日(日)

名称・説明 時代 数量
顕微鏡用法図(蟲鑑) 本館蔵

「蟲鑑」にみえる顕微鏡用法の図解。同書には、顕微鏡図のほか、顕微鏡で見た寄生虫等の観察例も図示されている。

1809(文化6)年 1冊
虫譜図説 本館蔵

飯室庄左衛門(楽圃) 著
『栗氏千虫譜』とならぶ虫図譜の大著。飯室は幕臣の本草家。各地採集観察の虫の図と先行図譜による図とがまじる。本書も多くの写本を生み、展示本は近代の写しである。

1856(安政3)年 1冊
誓詞帳 本館蔵

気吹舎で、入門の際、誓詞に署名させたものの記録。地方の門人から送られた誓詞は、その氏名をここに写すにとどまるが、直接来塾して入門した者には、この誓詞帳に自署させ、捺印あるいは花押を書かせた。

1804(文化元)年~1875(明治8)年 1点
門人姓名録 本館蔵

「授業門人姓名録」とも呼ばれる。入門年月日・姓名・入門時の年齢・紹介者・諱などを記したもの。第1冊は、篤胤生前の門人、第2冊以降は没後門人である。なかには、妻子とともに入門している者もいる。

1804(文化元)年~1872(明治5)年 1点
彦蔵自伝挿絵原画 生家(カ)図面(彩色) 本館蔵 19世紀 1点
聆涛閣集古帖(上総国貞元村(内裏塚古墳)出土古鈴) 本館蔵 18~19世紀 1冊

絵図・地図にみる近世 終了予定日:未定

名称・説明 時代 数量
輯製二十万分之一図(しゅうせいにじゅうまんぶんのいちず)(松江) 本館蔵

近代地図の整備を急いだ明治政府は、伊能図中図(いのうずちゅうず)を骨格として輯製二十万分之一図を緊急に作製した。のちに正式測量の図から編集される二十万分之一帝国図(にじゅうまんぶんのいちていこくず)が全国すべてこれに置き換わる昭和初期まで、伊能図はこの図を通じて使用されていたことになる。

明治21(1888)年 1点
シーボルト日本図 本館蔵

出島オランダ商館医師のシーボルトが、高橋景保(かげやす)から入手した伊能図(いのうず)を持って帰国しようとしたが幕府に発覚。伊能図は押収され、景保は死罪となる。シーボルトも海外追放となるが、密かに写した図を持ち出し、本図を作製した。ヨーロッパの日本認識に大きな影響を与えた。

1840年 1点

第4展示室

くらしと技

「くらしと技」-尾形家住宅
2017年12月19日から尾形家住宅で正月飾りを展示しています。
(終了予定日:2018年2月25日)