教員が各自の研究成果をもとに行う催しです。13時から15時まで歴博講堂において開催されます。来館者は誰でも聴講することができます。参加無料で事前の申込みも不要です。(定員260名)
※平成29年度より不定期の開催となります。開催日は下記のスケジュールを確認の上、ご来館ください。


このページの目次
第402回「世界史の中の漆文化」第403回「自然の中の文化・歴史を守る」第404回「全共闘とは何だったのか―歴博所蔵資料から見える世界―」第405回「身体から眺める教育の歴史」第406回「中世日本の国際交流-船舶・航海の視点から-」

第402回「世界史の中の漆文化」

開催要項

日程 2017年8月12日
講師 日高 薫(本館研究部情報資料研究系)

開催趣旨

ウルシとその仲間の木を利用する文化はアジア特有のものであり、東アジアおよび東南アジアの諸地域では、それぞれ漆工技術が発達しました。「漆文化圏」とも呼びうるこれらの地域において生産された個性豊かな漆工品は、早くから特産品として隣接する地域にも流通していたことが知られています。交易の中心となったのは、多彩な装飾技法を駆使した高級な漆工芸品です。華麗な装飾性を有する漆工品は、その性格を反映して、主に外交を彩る贈答品として往き来し、受け容れられた後は、しばしば威信材として機能しました。

16世紀半ば以降、アジア海域を訪れるようになった西洋人を窓口に、漆文化はさらに広範な地域とのつながりをもつようになります。西洋人の注文による輸出用の漆工品の製作は、ヨーロッパ市場のみならず、インドやシャム(タイ)、メキシコなどの市場をも明確に意図したものでした。これらの地域には、天然漆の文化が存在しなかったため、漆という塗料や漆工品そのものが、極めて珍しくエキゾチックなものだったと考えられます。生活様式を異にする地域に向けた輸出漆器は、日本国内や中国などで流通していた漆器とは、かけ離れた外観をもつものでした。

本講演では、世界史の中における漆文化交流を、輸出漆器の製作地における伝統と、注文者または運び手の意識、それらを受け容れる消費地の人々の需要という複数の要素をもとにとらえ直してみたいと思います。

第403回「自然の中の文化・歴史を守る」

開催要項

日程 2017年9月9日
講師 柴崎 茂光(本館研究部民俗研究系)

第404回「全共闘とは何だったのか―歴博所蔵資料から見える世界―」

開催要項

日程 2017年11月11日
講師 荒川 章二(本館研究部歴史研究系)

第405回「身体から眺める教育の歴史」

開催要項

日程 2017年12月9日
講師 樋浦 郷子(本館研究部)

第406回「中世日本の国際交流-船舶・航海の視点から-」

開催要項

日程 2018年1月13日
講師 荒木 和憲(本館研究部)

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