教員が各自の研究成果をもとに行う催しです。毎月第2土曜日、13時から15時まで歴博講堂において開催されます。来館者は誰でも聴講することができます。参加無料で事前の申込みも不要です。(定員260名)
※5月は講堂改修工事により講演会をお休みいたします。


このページの目次
第389回「遺跡が語る先島(八重山・宮古)と琉球」」第390回「書簡が語るシーボルト像」第391回「シーボルト・コレクションにおける漆工芸」第392回「お盆の歴史と民俗」第393回「博物館資料のさまざまな見方・見え方-デジタルが見せる博物館資料の未来-」第394回「身体をめぐる商品史-学問と企業の役割-」第395回「変りゆく着物-幕末から昭和初期-」第396回「古代日本、北の役所・南の役所-近年の発掘調査から-」第397回「朝鮮半島へ渡った倭人たち-5,6世紀に朝鮮半島で築かれた倭系古墳-」第398回「幕末維新期の新吉原遊郭について」

※5月は講堂改修工事により講演会をお休みいたします。

第389回「遺跡が語る先島(八重山・宮古)と琉球」

開催要項

日程 2016年6月11日
講師 小野 正敏 (当館名誉教授)

開催趣旨

沖縄の竹富島と聞けば、誰しも、美しい珊瑚礁の海、整然とした方眼の道、石垣と福木に囲まれた赤瓦の民家を思い浮かべます。古き良き沖縄の「原風景」として、多くの観光客を惹きつけるあの景観は、どのように生まれたのでしょうか。その答えが、観光客がけして行くことのない島の深い密林の中に隠されていました。

八重山や宮古には、現集落から離れたジャングルの中に、見たこともない姿の村跡が残されています。屋敷からは、彼らが食べた貝殻や使った中世の陶磁器が拾えます。こうした廃村には、現在の御嶽(うたき)があり、聖地となっているところも多いです。村立てや人びとの出自伝承と結びつき、また神事の際の聖水が廃村の井戸から汲まれたりします。廃村は、御嶽の信仰や組織、伝承などを通じて現在の集落や住民と時間を超えた小宇宙を作っています。

なぜ中世の村が廃村となって残されたのでしょうか。一方で、地上に何の痕跡もみえない発掘しないとわからない村跡も多いです。そんな先島の村々には、琉球によって先島が征服され消されてしまったかつての「八重山」「宮古」時代の記憶が隠されています。かすかな記憶を読み解きながら、「琉球」だけではない、もうひとつの沖縄―先島の姿をたどってみようと思います。ここは、文字に書かれた歴史はほとんどありませんが、土地に残る記憶と人々に伝承された記憶とから、豊かな歴史像が描ける世界です。

第390回「書簡が語るシーボルト像」

開催要項

日程 2016年7月9日
講師 宮坂 正英 (長崎純心大学)

第391回「シーボルト・コレクションにおける漆工芸」

開催要項

日程 2016年8月13日
講師 日高 薫 (当館情報資料研究系)

第392回「お盆の歴史と民俗」

開催要項

日程 2016年9月10日
講師 関沢 まゆみ (当館民俗研究系)

第393回「博物館資料のさまざまな見方・見え方-デジタルが見せる博物館資料の未来-」

開催要項

日程 2016年10月8日
講師 後藤 真 (当館研究部)

第394回「身体をめぐる商品史-学問と企業の役割-」

開催要項

日程 2016年11月12日
講師 岩淵 令治 (学習院女子大学)・青木 隆浩(当館民俗研究系)

第395回「変りゆく着物-幕末から昭和初期-」

開催要項

日程 2016年12月10日
講師 澤田 和人(当館情報資料研究系)

第396回「古代日本、北の役所・南の役所-近年の発掘調査から-」

開催要項

日程 2017年1月14日
講師 林部 均(当館考古研究系)

第397回「朝鮮半島へ渡った倭人たち-5,6世紀に朝鮮半島で築かれた倭系古墳-」

開催要項

日程 2017年2月11日
講師 高田 貫太(当館考古研究系)

第398回「幕末維新期の新吉原遊郭について」

開催要項

日程 2017年3月11日
講師 横山百合子(当館歴史研究系)

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