歴博映像フォーラム16「ブーンミの島-沖縄県宮古諸島の苧麻文化」

歴博フォーラム

開催要項

日時

2023年3月18日(土) 13時00分~16時30分

場所

歴博講堂

定員

240名

参加費

無料

主催

国立歴史民俗博物館

開催趣旨

歴博共同研究「歴博研究映像の制作・保存・活用―苧麻文化の映像記録化を中心に」(2019~2021年度)で実施した、沖縄県宮古諸島の苧麻文化を対象として行った研究に基づき、研究代表である春日聡・当館客員准教授が監督した歴博研究映像『ブーンミの島』の上映と、関係者による講演を中心とした映像フォーラムを開催します。宮古諸島では、苧麻をブーと呼び、苧麻糸を手で績(う)むことをブーンミ(苧麻績み)と呼びます。苧麻を栽培し、繊維を取り出し、糸績みと染色をし、宮古上布の原材料にします。多くの人々の根気強い糸づくりなくしては、宮古上布の生産は成り立ちません。本映像では、厳しい自然の中でたくましく、たゆまず続けられる島のいとなみを紹介します。

歴博映像フォーラム16 レジュメ集はこちら(PDF)

プログラム

(内容は変更される場合があります)

13:00~13:05

開会挨拶 
西谷 大(国立歴史民俗博物館・館長)

13:05~13:10

趣旨説明
内田 順子(国立歴史民俗博物館研究部民俗研究系・教授)

13:10~15:20

『ブーンミの島』上映

15:20~15:30

休憩

15:30~15:45

「宮古諸島の苧麻糸手績み文化を記録する」
春日 聡(多摩美術大学・非常勤講師、国立歴史民俗博物館・客員准教授)

15:45~16:05

「近世・近代初頭貢布負担の階層性と近代(明治後期・大正・昭和初期)の宮古上布」
平良 勝保(沖縄大学大学院・非常勤講師、沖縄国際大学・非常勤講師)

16:05~16:30

「宮古の苧麻文化の現状と課題」
仲間 伸恵(琉球大学・准教授)

16:30

閉会