中国画像石拓本コレクションについて
漢代画像石墓の白盾とされる山東省沂南(きなん)県の北寨(ほくさい)漢画像石墓は、1954年に発掘され1977年に山東省重点文物保護遺跡に指定されました。
墓の規模は、南北8.7m、東西7.55m、敷地面積88.2m²を測ります。280の切石で構築され、木造建築を模したつくりで、構造は前・中・後室と側室からなり後室には厠(かわや)も設置されています。
画像は前・中・後室と側室の柱・梁・桁・石壁などに刻まれ、題材は祭祀・戦争・出行・饗宴・神話・装飾文様・歴史故事・閨房の生活と多岐にわたっています。
石室見取り図および資料番号の出展
本システムで掲載している石室見取り図と資料番号の出展は、「沂南古画像石墓発掘報告(中国 南京博物院・山東省文物管理部編著、中国 文化部文物管理局出版、1956年)」です。
なお、出展における資料の区分方法と本コンテンツで掲載している資料の区分方法とは一致しない部分があります。そのため、本コンテンツでの資料番号には欠番が生じています。
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