第42回「展示の記録映像から見る歴博の歴史」

歴博映画の会

開催要項

日程

2024年5月18日(土) 13:30~15:30

場所

国立歴史民俗博物館 講堂

定員

定員240名(定員は予告なく変更する場合があります)

参加費

無料(事前申込不要・当日先着受付)

主催

国立歴史民俗博物館

協力

国立歴史民俗博物館友の会

上映作品

『歴博ガイダンスビデオ』(1989年、約15分)
『装飾古墳の世界』(1993年、約29分)

内容

歴博は1983年に開館した。『歴博ガイダンスビデオ』(1989年)は、当時の常設展示と、研究者の研究スタイルを紹介した内容である。開館当時の常設展示の基本構想を紹介しながら、「第3展示室 近世」(2008年)、「第6展示室 現代」(2010年)、「第4展示室 民俗」(2013年)、「第1展示室 先史・古代」(2019年)のリニューアルを経た現在の常設展示との共通点や相違点を紹介したい。また35年前の研究者の調査風景から、ガイダンスビデオだけでは読み取れない映像から蘇る秘められたフィールド調査の「おもしろさ」について述べてみたい。

『装飾古墳の世界』(1993年)は、「国立歴史民俗博物館開館10周年記念」として企画された展示の記録映像である。その後、歴博では86本の企画展示の記録映像が製作されるが、この一本だけ決定的に異なるストーリーのもとに作られている。現在の博物館記録映像の潮流に先んじたともいえる、そのメッセージについて紹介してみたい。

解説

 西谷 大(本館館長)