挑戦的萌芽研究
無縁化する社会の葬送墓制と公的支援に関する基礎的研究
研究期間:2015年度~2017年度
研究代表者 | 山田慎也(本館・研究部) |
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研究分担者 | 小谷みどり(身延山大学・仏教学部) |
研究目的
本研究では、個人化が進む現代社会において、葬送の担い手となる近親者をもたない人々が死を迎えた際、行政を始め関連機関がどのように対処し、また埋葬しているかについて地域の実態を把握するとともに、行政による葬儀の公的支援の状況を把握し、現代社会における死の社会的位置づけを分析することを目的とする。
この成果によって全国の実態を把握する調査手法を見いだすとともに、さらにこのような死への具体的対処の指針を示し、人々が尊厳を持って葬送され、安心して老後を送るための福祉政策への基本となる資料をも構築するものである。