アジア比較建築文化史の構築 -東アジアからアジアへ-

開催概要 名称:
アジア比較建築文化史の構築 -東アジアからアジアへ-
"Creating the Framework for a Comparative History of the Asian Architecture"
日程:
2008年12月6日(土)10:00~17:30(受付:10:00~)
2008年12月7日(日)13:30~17:00(受付:13:00~)
場所:国立歴史民俗博物館
開催主旨

東アジアにおける日本建築を考える場合、その外に広がる中国周縁部、東南アジア、南アジアなどの建築世界も決して無関係ではないはずである。広くアジア各地を研究対象とする建築史研究者の参加を求めて議論し、問題意識を共有し、研究の方向性と展望を切り開くことを目指したい。アジア各地域の建築史の相互比較を積極的に行い、アジア全体の建築史像を構築することは、建築史のみならず、広くアジアの文化全般の研究に対して意義をもつと考える。

スケジュール

第1日目 2008年12月6日(土)

10:00~11:30
開会挨拶
平川南(国立歴史民俗博物館長)
問題提起
玉井哲雄(国立歴史民俗博物館教授)
「日本建築の特質 ー東アジアからアジアへー」
基調講演
布野修司(滋賀県立大学教授)
「アジアの建築と都市」

11:30~13:00
休憩

13:00~15:00
セッション1 中国周縁の世界
包慕萍(東京大学)
「モンゴルの建築と都市」
黄蘭翔(台湾大学)
「台湾の建築」
福田美穂(京都大学)
コメント

15:15~17:30
セッション2 南アジアの世界
Moham Pant
「ネパールの都市と建築」
山根 周(滋賀県立大学)
「インドの都市」
藤井恵介(東京大学)
コメント

第2日目 12月7日(日)

13:30~15:15:
セッション3 東南アジアの世界
大田省一(東京大学)
「ベトナムの建築と都市」
佐藤浩司(国立民族学博物館)
「インドネシアの建築」
川本重雄(京都女子大学)
コメント

15:30~17:00:
討論・総括
司会:玉井哲雄
田中 淡(京都大学)
コメント
金東旭(京畿大学校)
コメント

※プログラムは当日変更の場合もあります。ご了承ください。

ブタ・ウシと人間の文化誌

開催概要 名称:
ブタ・ウシと人間の文化誌
Hogs and Cattle in Human Cultural History
日程:2008年3月24日(火)~3月26日(木)
場所:
奥州市牛の博物館、前沢ふれあいセンター研修室
主催:国立歴史民俗博物館・奥州市牛の博物館共催
開催主旨

ブタ・ウシは、人間にとって重要な家畜である。しかしブタはそれぞれの地域や歴史における文化を体現しており、文化によって異なる存在でもある。ブタ・ウシと人間との多様な関係性を、家畜の起源、生業におけるブタ・ウシの位置づけ、文化としてのブタ・ウシなど、総合的な視野から明らかにしつつ、ブタ・ウシとは人間にとってどのような意味をもってきたのかを考えることを目的とする。