資料に表れた武士・騎士のイメージ(一般には非公開)
開催概要 | 名称: 資料に表れた武士・騎士のイメージ Representations of samurai and knights in objects 日程: 2006年12月9日(土)~12月10日(日) 主催:国立歴史民俗博物館・ヨーロッパ地中海文明博物館 |
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開催主旨 | 人間文化研究機構連携研究「武士関係資料の総合化」では、さまざまな資料を武士という観点から総合化することで、武士自体の実像と意味を浮かび上がらせ、また海外の異文化における資料とも比較研究することで、その意義を明らかにし、そしてこれらの資料を歴史と文化を表象する展示の素材としてどのように活用することができるかを検討している。 |
韓国の民俗学・日本の民俗学3-2(一般には非公開)
開催概要 | 名称: |
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開催主旨 | 本研究集会は韓国国立民俗博物館との交流協定にもとづいて行われるものである。2004年度、2005年度同様、2006年度も韓国国立民俗博物館で1回、本館で1回の研究集会を行い、韓国と日本の民俗学のそれぞれの研究成果と現状についての研究発表と博物館教育に関する研究発表とを行う。 |
日韓古墳時代の年代観
開催概要 | 名称: |
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開催主旨 | 古墳時代の日本列島において韓半島系の遺構や文物が見られることは早くから注目され研究もされてきた。一方、近年の韓国においても発掘調査が進み、倭系の遺構や文物の発見が増えてきている。しかし、両国の古墳の年代観に関しては、日韓の研究者間で見解が一致している状況でもない。3世紀から7世紀までの日本列島と朝鮮半島の交流を考察するうえで、双方の年代観を再検討しなければならない。 そこで、暦年代が明確である資料を出土した日韓の古墳の年代観を軸に据え、墳丘・埋葬施設・埴輪や木製品などの墳丘外表装飾・土器・装飾品・儀器・武器・武具・馬具などの相対編年を、日韓の研究者が比較検討する。 |
スケジュール | 第1日目 2006年11月25日(土) 10:00~10:10 10:10~10:50 10:50~11:30 11:30~12:10 12:10~13:00 13:00~13:40 13:40~14:20 14:20~14:30 14:30~15:10 15:10~15:50 17:00 14:20~14:30 第2日目 11月26日(日) 10:00~10:50 10:50~11:40 11:40~12:30 12:30~13:20 13:20~14:10 14:10~14:50 14:50~15:00 15:00~17:00 |
中世の土地支配文書に関する日英比較研究(一般には非公開)
開催概要 | 名称:中世の土地支配文書に関する日英比較研究 日程:2006年11月17日(金) 主催:国立歴史民俗博物館・熊本大学科研費グループ(代表:鶴島博和) |
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開催主旨 | 中世社会における土地制度の史料学的比較研究の視角から、土地調査の方法・内容とそれに関わる書面の形態(文書・帳簿・絵図)について、日本とイギリスを対比するセッションを開催する。あわせて、招聘する海外研究者のみならず、日本在住の日本・西洋中世史研究者の相互交流にも寄与する。 |
ワークショップ「戦争展示のなかのジェンダー」
開催概要 | 名称:ワークショップ「戦争展示のなかのジェンダー」 日程:2006年10月13日(金) 時間:9時30分~18時 場所:昭和館・遊就館、人間文化研究機構会議室 定員:30名 |
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歴史展示のなかのジェンダー
開催概要 | 名称:歴史展示のなかのジェンダー 日程:2006年10月15日(日) 時間:9時30分~17時 場所:国立歴史民俗博物館 大会議室 定員:60名 |
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開催主旨 | このワークショップおよび研究集会は、歴史系博物館における具体的な展示を対象として、展示のなかの「ジェンダー」の問題を、さまざまな角度から考え、議論することを目的としています。 まず、10月13日のワークショップでは、歴史展示のなかでもっとも展示することが難しく、かつジェンダーの観点からすでに問題点が指摘されてきている戦争展示を実際に見学し、そのうえで「戦争展示のなかのジェンダー」という点に絞ってディスカッションする予定です。具体的には、参加者に、都内のいくつかの戦争に関する博物館(昭和館・遊就館は必須です)を見学していただいたあと、場所をかえて(人間文化研究機構本部の会議室)感想をも含めて自由に話し合う場を設けます。 また、15日の国立歴史民俗博物館(以下、歴博と略)での研究集会は、外国で日本の歴史、それもジェンダーについて関心を持って研究してきた研究者の視点を大切にしたいと考え、アン・ウォルソールさんと殿村ひとみさんにメインの報告をお願いしました。お二人には、ジェンダーに関わって現在興味を持っていらっしゃることと、歴史展示のなかのジェンダーの問題について日頃考えていらっしゃること(今回、日本でいくつかの博物館の歴史展示を観て考えたこと)をお話いただく予定です。また、コメンテーターとしては、韓国から朴花珍さんをお招きしているほか、13日にはスーザン・バーンズさん、15日には、日本中世史・近世史および美術史の研究者からコメントをいただくことになっています。 なお、歴博では、2008年3月から常設展示のリニューアルを順次始める予定ですが、予めジェンダーの観点からどのような展示が可能か、あるいは必要か、多くの研究者と一緒に議論する機会を持ちたいと考えています。あらためて言うまでもなく、歴史系博物館の展示を構成する立場から言うと、やはり難しいのが、ジェンダーの問題を踏まえてそれをどのように展示するか、ということです。歴史資料そのものについては、とくに絵画資料を中心に、描いた側の視線や視角、それを観る側の意識、描かれたもの自体の持つ意味をはじめとして、現在的視点から読み取ることのできる「ジェンダー」の問題について研究が進められています。しかし、実際に歴史展示をするという立場から言うと、「女性の視点」(これ自体も問題だが)から展示すればそれですむわけではなく、女性を展示すればすむわけでもありません。とくに展示するという行為そのものが持つ問題性と相まって、多くの課題を残していると言わざるを得ません。展示場という、もっとも明確な表象行為をする場で、この問題について議論することの意味は大きいと思います。今後歴博で進められるリニューアルに際して、こうした議論をふまえておく必要があると考えています。 また、現在、人間文化研究機構では、「日本とユーラシアの交流に関する総合的研究:交流と表象」のなかのひとつの研究テーマとして「国民国家の比較史的研究」を進めています。国民国家の観点からも、展示が持つ、持たされてきた問題性を検討したいと思います。 会場に限りがあるので、先着順にはなりますが、多くの方のご参加を期待しています。 |
スケジュール | 10月13日 ワークショップ「戦争展示のなかのジェンダー」 9:30 15:00 15:30~18:00 10月15日 国際研究集会「歴史展示のなかのジェンダー」 場所:国立歴史民俗博物館 大会議室(事務棟通用口からお入りください) 9:30~9:50 9:50~10:40 12:00~13:00 13:00~14:40 13:20~14:10 14:10~14:50 15:00~17:00 |