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開催概要関連の催し物広報用作品画像の使用について問い合わせ先

謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より、当館の運営等につきましては、格別のご配慮を賜り、厚くお礼申し上げます。

このたび、当館くらしの植物苑におきまして、2017年4月11日(火)~5月7日(日)の期間、特別企画 季節の伝統植物「伝統の桜草」を開催します。

「伝統の桜草」とは、江戸時代中頃以降、園芸家によって野生種の中から変わった花が探し出され、多くの品種が作り出されてきた一連の桜草をさします。くらしの植物苑では、花色・花形の多様な桜草を展示するとともに、2003年に寄贈された桜草花壇による伝統的な観賞方法を再現するなど、展示方法にも工夫をしています。

また、今年度は「桜草と遊楽」をテーマとして、江戸の町人が桜草を求めて遊楽をしていた様相を花暦や浮世絵を用いて、パネルで解説いたします。

なお、4月29日(土・祝)は「歴博みどりの日」で、入苑が無料です。

つきましては、当苑の特別企画を貴媒体にてぜひ多くの方々にご紹介くださいますようお願い申し上げます。

謹白

開催概要

平成29年度くらしの植物苑特別企画 「伝統の桜草」
開催期間2017年4月11日(火)~5月7日(日)
開催期間 2017年4月11日(火)~5月7日(日)
会場 国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑
料金

個人(高校生以上) 100円
団体(20名以上) 50円
※中学生以下は無料
※身障者手帳所持者は手帳提示により、介助者とともに入苑料無料
※毎週土曜日は高校生は入苑無料
※歴博本館の総合展示・企画展示は別途料金がかかります。
※4月29日(土・祝)は「歴博みどりの日」で入苑無料。

開苑時間 9時30分~16時30分 (入苑は16時まで)
休苑日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日休苑)
ただし、5月1日(月)は開苑
主催 国立歴史民俗博物館

趣旨

当館くらしの植物苑では、2002年より「伝統の桜草」と題して、桜草の展示を行ってきました。

「伝統の桜草」とは、江戸時代中頃以降、園芸家によって野生種の中から変わった花が探し出され、多くの品種が作り出されてきた一連の桜草をさします。花の色は紅色から白色、花の形も平弁からつかみ弁までと様々です。こうした多様な花色・花形の桜草を展示するとともに、2003年に寄贈された桜草花壇によって伝統的な観賞方法を再現するなど、展示方法にも工夫をします。また、今年度は「桜草と遊楽」をテーマとして、『江戸名所花暦』やその後に刊行された花暦、浮世絵を用いて、江戸の町人が桜草を求めて遊楽をしていた様相を紹介します。また、桜草の名所としてよく知られている尾久の原をはじめ、千住や下谷、巣鴨の植木屋で知られていたその他の名所の地域的特徴についてパネルで紹介します。併せて、2007年に収集した近年作出の八重咲きの品種や2010年に収集した野生系の品種、2013年から2015年にかけて収集した現代の新花も展示します。

展示構成

展示する桜草はおもに鉢植えで、1鉢に4芽、各品種2鉢ずつ用意し、桜草花壇、東屋周囲、ハウス2棟、よしず展示場で展示を行います。桜草花壇には、江戸時代に作出された品種の桜草を展示します。また、近年作出の八重咲きの品種、野生系の品種、現代の新花のコーナーを設けて展示します。それらのほかに、プランターなどに植えて東屋周囲に展示します。東屋内では、江戸の町人が桜草を求めて遊楽をしていた様相を花暦や浮世絵を使って解説したパネルを展示いたします。また、本館エントランス前には、植物苑のご紹介もかねて、プランターに植えた桜草を展示します。

 ●出展品種  計 約400品種
 ●出展鉢数  約700鉢

関連の催し物

展示解説会のご案内

日時 4月11日(火) 11:00~
場所 くらしの植物苑

当展示プロジェクト委員による展示解説を行います。事前予約等は必要ございません。
※一般の方もご参加いただけます。事前申込み不要、要入苑料。

桜草 有償頒布のご案内

日時

4月11日(火) 9:30~10:30
4月12日(水)~5月7日(日) 9:30~13:30
4月29日(土・祝) 9:30~15:00

場所 くらしの植物苑
価格

1ポット(3.5号)・・・310円~510円 (園芸品種・野生品種)
1プラ鉢(4.5号)・・・1,080円 (園芸品種・野生品種)
1ポット(3.5号)・・・1,080円 (八重咲き品種)
※頒布数2,100ポット予定
※数量に限りがあります。品切れの節はご容赦ください。
※別途、入苑料が必要となります。

関連催事のご案内

第217回 くらしの植物苑観察会 「ゲノムから見たサクラソウ園芸品種の歴史」

講師 大澤 良(筑波大学)
日時 4月29日(土・祝)13:30~15:30
会場 くらしの植物苑

※事前申込み不要

その他催事のご案内

くらしの植物苑観察会

くらしの植物苑にて開催、13:30~15:30、事前申込不要、要入苑料

第216回「草木染めの歴史と科学」

3月25日(土) 小瀬戸 恵美(本館研究部・准教授)

第218回「梅雨の植物文化誌」

5月27日(土) 辻 誠一郎(東京大学大学院)

企画展示

「デジタルで楽しむ歴史資料」

3月14日(火)~ 5月7日(日) 本館企画展示室A・Bにて開催
開館時間 9:30~17:00(最終入館16:30)
入場料 一般830円、高校生・大学生450円、中学生以下無料

総合展示 第4展示室 特集展示

「見世物大博覧会 現代編」

4月18日(火)~ 7月17日(月・祝)
開館時間 9:30~17:00(最終入館16:30)
入場料 一般420円、高校生・大学生250円、中学生以下無料

歴博講演会

歴博講堂にて開催、13:00~15:00、入場無料、申込不要、先着順(定員260 名)

第398回「幕末維新期の新吉原遊廓について」

3月11日(土) 横山 百合子(本館研究部・教授)

第399回「ザ・メイキング オブ デジタルで楽しむ歴史資料」

4月8日(土) 鈴木 卓治(本館研究部・教授)

 

※そのほか、歴博フォーラム(要事前申込)も開催します。詳しくは、れきはくホームページをご覧ください。

広報用作品画像の使用について

ご希望の写真(データ)を送付いたしますので、各プレスリリースの写真番号をご連絡ください。e-mailでも結構です。問い合わせ先は下記の「このリリースに関するお問い合わせ」をご覧ください。

ご注意

  • 本図版の使用は、「平成29年度くらしの植物苑特別企画『伝統の桜草』」広報に関するものに限ります。
  • 掲載に際しては、最小限でも「催事名」「会場」「会期」「掲載図版のキャプション」を明記していただくようお願いします。
  • 情報確認のため、校正紙(ウェブ上の場合は掲載URL)をお送りください。ウェブ上での掲載の場合は、画像サイズを200ピクセル以下・72dpi以下のサイズにしてください。
  • ご掲載いただいた場合は、お手数ですが掲載物をご送付ください。

以上の点に留意いただけない場合に発生したトラブルについて、本展主催者として一切の責任を負いかねますのでご注意ください。

獅子頭 駒止 蛇の目傘
1) 桜草花壇1 2) 桜草花壇2 3) ビニールハウス展示風景
光源氏 北斗星 落葉衣
4) 東屋展示風景 5) 絵鑑 6) 駅路の鈴
光源氏 北斗星 落葉衣
7) 錦ヶ原 8) 白兎 9) 北斗星
光源氏 北斗星 落葉衣
10) 明烏 11) 浜千景(八重) 12) 舞紅葉(八重)

このリリースに関するお問い合せ

人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館 総務課
広報サービス室広報・普及係 松澤・宮村・稲元

〒285-8502千葉県佐倉市城内町117番地
TEL 043-486-0123(代)  FAX 043-486-4482
E-mail:koho@ml.rekihaku.ac.jp

※内容は変更する場合があります。ご了承ください。